沖縄国際海洋博覧会記念メダルの買取相場は?種類ごとの価値を解説!

親や知人から受け継いだ記念コインのコレクションの中に、沖縄国際海洋博覧会記念メダルが含まれていたという人は少なくないのではないでしょうか。
沖縄国際海洋博覧会が開催されてから半世紀近くが経つ現在でも沖縄国際海洋博覧会記念メダルのコレクションとしての人気は高く、買取市場でも活発に取引されています。
本記事では沖縄国際海洋博覧会記念メダルの種類ごとの価値や高く売るために知っておきたいポイントなど、売る前に知っておきたい情報をまとめました。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
沖縄国際海洋博覧会記念メダルとは
沖縄国際海洋博覧会とは、沖縄返還・沖縄県の日本本土復帰記念事業として、1975年から1976年にかけて沖縄県で行われた国際博覧会です。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルは、この博覧会の開催にあわせて造幣局が鋳造した記念メダルで、1975年に発行されました。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルには、メダルセットまで含めて7つの種類があります。
種類 | 備考 |
---|---|
純金小判型メダル | 24金製 |
金メダル | 18金製 |
銀メダル | 純銀製 |
銅メダル | 丹銅(銅と亜鉛の合金)製 |
金・銀・銅メダルセット | 上記金メダル・銀メダル・銅メダルの3点セット |
銀・銅メダルセット | 上記のメダルとは別の銀メダル・銅メダルセット |
100円記念硬貨 | 唯一額面のついた白銅貨 |
「純金小判型メダル」は素材が24金で、重さも90グラムと大きいため、コイン買取市場での買取価格も高くなっています。
「100円記念硬貨」は総発行枚数が1億2,000万枚と大変多く、日本で最も多く発行された記念硬貨としても知られています。
沖縄国際海洋博覧会記念メダル種類ごとの価値
沖縄国際海洋博覧会記念メダルについて、それぞれの種類とその価値について詳しく見ていきましょう。
純金小判型メダル
純金小判型メダルはその名の通り、江戸時代の小判のような形をした純金製の記念メダルです。
表面には「EXPO’75」という文字と沖縄国際海洋博覧会のシンボルマーク(波が漂う様子が描かれている)と、左右の両端には横線が多数ありU字を左右に反転させたようなデザインが描かれています。
裏面には「沖縄国際海洋博覧会 昭和50年」という刻印があります。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルの中でも最も高く買取されやすい種類です。
金メダル
金メダルは18金製で、サイズは直径26mm・重さ14.5gとなっています。
メダルの表面には進貢船(しんこうせん:琉球王国時代に使われた交易用の官船)が描かれています。
裏面には博覧会のシンボルマークとアクアポリス(日本政府が博覧会に出展した海上構造物)が描かれ、その下部に沖縄国際海洋博覧会という文字が刻まれています。
この裏面のデザインは、銀メダル・銅メダルも共通です。
コイン買取市場における買取価格も比較的高い種類となっています。
銀メダル
銀メダルは純銀製で、サイズは直径50mm・重さ80gです。
メダルの表面にはフエヤッコダイという沖縄県石垣島でよく見られる魚が描かれおり、裏面のデザインは金メダルと同様になっています。
コイン買取市場においても価値あるメダルとして知られています。
銅メダル
銅メダルは丹銅製で、サイズは直径50mm、 重さ70gとなっています。
メダルの表面にはこちらに顔を向けたシーサーが描かれており、裏面のデザインは金メダル・銀メダルと同様です。
コイン買取市場における買取価格もそれほど高くならない可能性が高いでしょう。
金・銀・銅メダルセット
金・銀・銅メダルセットは、上記の金メダル・銀メダル・銅メダルの3種類が1枚ずつ入ったセットです。
博覧会のシンボルマークが入った専用のケースが付属しており、青く光沢感のある布地の上に3種類のメダルが配されています。
銀・銅メダルセット
銀・銅メダルセットは、上記で紹介したものとは異なるデザインが施されている銀メダルと銅メダルのセットで、やはり専用ケースが付属しています。
銀メダルは純銀製で直径70mm・重さ185g、銅メダルは丹銅製で直径70mm・重さ160gととなっています。
デザインは、銀メダルの表面にはイルカに乗った少年が、銅メダルの表面にはタツノオトシゴに乗った少年が描かれています。
裏面には双方とも博覧会のシンボルマークとEXPO’75・沖縄海洋博覧会の文字があり、その英語表記もされています。
買取市場においても価値のあるメダルセットとみなされています。
100円記念硬貨
100円記念硬貨(沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨とも)は、沖縄国際海洋博覧会記念メダルの中で唯一額面がついたコインです。
素材は白銅(銅とニッケルの合金)で、サイズは直径22.6mm・重さ4.8gとなっています。
コインの表面には守礼の門と、沖縄の紅型の波模様を参考にしたという穏やかな波が描かれています。
裏面には「100」という額面の表示と、上部には博覧会シンボルマーク、左右にはイルカのマスコットマークが描かれています。
100円記念硬貨は発行枚数が多くて希少価値はほとんどなく、買取市場でもあまり高く買取されることはないでしょう。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルの中には、価値が見込める種類があります。
以下のページでは、記念硬貨に関して、価値がある種類から実際の買取実績などをご紹介しておりますのでぜひ参考にご覧ください。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルの中で買取価格が高いのは?
沖縄国際海洋博覧会記念メダルの買取相場は、種類・保存状態によって大きな幅があります。
そのため、実際の買取価格は各個体によって異なります。
特に高く買取されやすいのは、純金で作られた高価な「純金小判型メダル」と「金メダル」です。
また、セットで発行されているメダルについては、単品での売却よりもセットで揃っている方がコレクションとしての需要が高まるため、買取相場も高くなりやすいでしょう。
反対に、銅メダルおよび100円記念硬貨の単品売却ではあまり高い買取価格がつかないことが多く、買取対象外もしくは額面以下になる可能性もありますので注意しましょう。
バイセルでは記念硬貨の買取実績が豊富にございます。
査定経験豊富な査定士が、お客様がお持ちの沖縄国際海洋博覧会記念メダルの価値を見極めます。
「価値があるかだけでも実際に聞いてみたい」「不要な記念硬貨を整理したい」などご相談のみでも構いません。
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沖縄国際海洋博覧会記念メダルを高く売るためのポイント
沖縄国際海洋博覧会記念メダルは種類によって高い買取価格がつくものもありますが、より高く買取してもらうためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。
沖縄国際海洋博覧会記念メダルを少しでも高く売るために知っておきたいポイントを「付属品」と「保存状態」の2点に焦点を当ててご紹介します。
付属のケースも一緒に査定に出す
沖縄国際海洋博覧会記念メダルセットなど元々ケース付きで発行された記念硬貨・メダルの場合、ケースが付いているままの方がコレクションとしての人気が高まります。
そのため、メダルセットの査定には付属のケースも一緒に査定に出した方が、買取価格が高くなる可能性が上がるでしょう。
また、ケースに収められていたメダルには傷がつきにくいため、メダル自体が美品のまま残っている可能性が高いことも人気のポイントになっているようです。
もし売りたい沖縄国際海洋博覧会記念メダルに付属のケースがあれば、メダルと一緒に査定士に提示するようにしましょう。
たとえケースにヒビや汚れがあっても、ケースが無いよりは買取価格が上がる可能性があるため、遠慮せずに出すのがおすすめです。
保存状態をきれいに保っておく
沖縄国際海洋博覧会記念メダル本体の「保存状態」は、査定額に大きく影響する重要なポイントの一つです。
メダルに傷やサビ、変色(緑青など)があると、記念メダル・素材としての価値が損なわれてしまい、減額の対象となり得ます。
査定時にマイナス評価を受けないよう、メダル本体は素手で触らず、購入時の専用ケースに入れたまま、湿気や直射日光の当たらない場所で大切に保管しておきましょう。
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