プラダの牛革『サフィアーノ』の魅力に迫る!

プラダの牛革『サフィアーノ』の魅力に迫る!

プラダといえば、世界的なハイブランドとして言わずと知れた有名ブランドです。

価格帯が高いため、気軽に手が出せるものは少ないですが、価格なりの魅力が確かにあります。

ここでは、プラダの中でも人気の高い素材であるサフィアーノレザーについてご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

プラダの歴史と特徴

プラダは1913年、イタリアミラノに始まりました。

創業者であるマリオ・プラダがミラノに革製品を扱うお店を開いたのが最初です。

初めは小さなお店でしたが、世界中から珍しい革素材を集めたり、イタリアの熟練した革職人の手でひとつひとつ加工されたりした革製品は地元でも次第に話題になっていき、裕福な中産階級の間で人気を集めます。

その後、イタリア王室御用達となってからは現在の高級というブランドイメージが確立されることになります。

プラダはメンズラインもありますが、女性向けの商品に力を入れており、これは1993年に展開された姉妹ブランドのミュウミュウを見ても明らかです。

ミュウミュウの誕生は『プラダは高すぎるから買えない』という若い女性をもターゲットに取り込んだことに大きな意義があります。

プラダの特徴としては、カジュアルでもフォーマルでも使えるバランス感が特徴的です。この絶妙なバランスが多くの人から支持を受ける大きな理由でしょう。

サフィアーノとは?どんなところに魅力がある?

プラダは財布や鞄を中心とした革製品を数多く取り扱っていますが、中でも主流なのがサフィアーノという素材です。

サフィアーノとは、牛革のことで、革の表面に型押しをして加工された素材をいいます。

正式にはサフィアノメタルオロといい、加工をすることで汚れや傷に強くなっているのが特徴です。

さらに、革の表面に樹皮加工を施すことで防水性もプラスされます。

サフィアーノは見た目もシンプルで美しいですが、こういった機能性の部分でも大きな特徴を持っており、サフィアーノレザーを選ぶうえでの大きな魅力になっているのです。

サフィアーノにもさまざまな種類がある!

サフィアーノはプラダが取り扱っている革素材のひとつですが、このサフィアーノにもいくつかの種類があります。

主力ラインナップの鞄などに使用され、もっとも一般的なのがサフィアーノルクスというものです。

表面がざらざらしているのが特徴的で、革自体が固く加工されていることから使っているうちに風合いが出てくるのも魅力のひとつです。

このほか、小さめのバッグなどに多く用いられているものとしてはサフィアーノメタルがあります。

これは通常のサフィアーノと違って柔らかいのが特徴です。

これ以外にも、分厚さに特徴があるサフィアーノキュイールや機能性を追求した軽さが特徴のサフィアーノテスートなどがあります。

サフィアーノレザーのお手入れの仕方

せっかく高級品を買ったのであれば、長く使いたいものですよね。

サフィアーノは細かい表面の凹凸があることから、汚れなどの手入れが普通の革製品より難しい傾向にあります。

普段のお手入れとしては、レザー用のワックスをコットンやフェルトなどで表面に塗り、全体に広がったら馴染ませるようにブラッシングをします。

最後にコットンなどでから軽拭きをすれば基本的なお手入れは完了です。

こまめにお手入れをしていくことが長く使っていくための秘訣です。

古くなってしまったものや、もう使わなくなってしまったものは売却することで新たに購入するための軍資金になります。

特にサフィアーノはプラダの中でも人気があり、トレンドとしても価格は上昇傾向にあるため、ここ数年間はかなりの売り手市場であるといえます。

手元に不要になったサフィアーノがある場合には、ぜひブランド品買取に出すことを検討してみるのもいいでしょう。

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