河井寛次郎作品の価値は? 買取価格や高く売るための一工夫を解説
河井寛次郎は京都で活躍した陶芸家で、生涯にわたって多くの名作を残しました。
作風の幅が広いことからも、多くのコレクターや美術愛好家に支持されています。
本記事では、河井寛次郎作品の価値や買取価格、そして高く売るためのコツについて詳しく解説します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
河井寛次郎の作品は価値がある?
河井寛次郎(1890-1966)は島根県出身で、京都を拠点に活動していました。
1926年に柳宗悦・浜田庄司らとともに「用の美」を追求した民藝運動に貢献しながら、生涯にわたって作品制作に取り組みました。
河井寛次郎の作品は大きく3つの時期に分けられていることからも、作品の幅の広さが伺えます。
初期は中国古陶磁を基盤とした作品、中期は「用の美」の価値を見出した民藝の作品、そして後期は自由な造形の美しさを追求した作品を制作しました。
日常使いの器から芸術性の高い陶芸作品まで幅広く制作し、1937年には自宅を自ら設計しました。
「作者は無名の座に座るべき」という思想から、人間国宝や文化勲章などへの推薦も辞退しています。
民藝運動を通じて日本の美意識の再定義へ貢献、その陶歴や人となりから、河井寛次郎の作品は幅広い層から評価され、オークションや美術市場でも注目を集めています。
さらに、一点一点が手作業で作られており、全く同じ作品が存在しない点も、希少価値の高さを裏付けています。
河井寛次郎作品の買取価格
河井寛次郎作品の買取価格は、作品の種類や保存状態によって大きく異なります。
特に、共箱(作家が制作時に付けた木箱)や証明書が揃っている場合、査定額が上がる可能性が高いです。
お持ちの河井寛次郎作品の買取価格がどれくらいになるのか気になる方は、骨董品買取のバイセルにお任せください。
陶芸品や木彫りに詳しい査定士が、お持ちの作品の価値をしっかりと判断し、価格に反映いたします。
お見積もりやキャンセルは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
買取対象となる河井寛次郎作品は?
河井寛次郎は、生涯多くの作品を残しました。
中でも買取対象となる河井寛次郎の作品、関連品は以下のとおりです。
- 日常使いの陶器…茶碗、皿、湯呑など
- 装飾品… 花器、壁掛け、置物など
- 彫刻作品…木彫など
- 関連品…書簡や関連資料など
どの作品も、状態や付属品によって価値が変動します。
中でも、より古い時代に作られた初期の作品は希少品とされることがあります。
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河井寛次郎作品を高く売るコツ
価値がある河井寛次郎作品をせっかく手放すなら、少しでも高く売りたいですよね。
もしかしたら一工夫で査定額がアップするかもしれません。
河井寛次郎作品を高く売るコツを解説します。
- 共箱や鑑定書を揃えておく
- 状態を綺麗にしておく
- 複数の業者に査定を依頼する
それではそれぞれ詳しく解説します。
共箱や鑑定書を揃えておく
河井寛次郎作品を査定に出す際には、共箱や鑑定書など、付属品をすべて揃えておきましょう。
共箱には河井寛次郎本人の箱書きがされ、作品名、作家名が一目でわかります。
河井寛次郎作品である証明として査定の手助けになるうえに、本人の作品であることの証明になるのです。
ほかにも、鑑定書や説明書などの付属品があれば、なるべくすべて揃えておくことで査定評価アップに繋がります。
状態を綺麗にしておく
河井寛次郎作品の買取においては、保存状態が査定額に直結します。
汚れやホコリが付いている場合は、優しく拭き取っておきましょう。
ただし、強い汚れや割れ・欠けを、自分で無理に修復すると、作者以外の人が手を加えたことになり査定評価が下がる恐れがあるので注意しましょう。
複数の業者に査定を依頼する
河井寛次郎作品の価値を見極めてもらい、少しでも高値で売りたいといった場合には、複数の業者に査定を依頼しましょう。
複数社で査定を依頼することで、適正価格を把握できます。
バイセルでは無料査定を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
以下では、バイセルの骨董品の買取実績をご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。
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