買取実績

買い取りの経緯

兵庫県にてご連絡いただいたお客様より羽田登喜男、龍村普、誉田屋源兵衛などを含む売却相談のご連絡をいただきました。

買い取りのポイント

片付けをしていて発見した羽田登喜男、龍村普、誉田屋源兵衛などのお品はいずれも保存状態が良く、丁寧に取り扱われていたことがうかがえました。査定に関してご満足いただけたとのお声をいただき、嬉しく思います。

買取商材について

羽田登喜男は、加賀友禅と京友禅の伝統技法を融合させた「羽田友禅」として知られています。写実的な花鳥風月や庭園など自然のモチーフを、京友禅の華やかな配色や金銀箔の装飾と組み合わせ、独自の芸術性を表現しています。特に鴛鴦（おしどり）柄は羽田登喜男の代名詞で、精密な糸目糊や堰出し糊などの伝統技法を駆使し、デザインから仕上げまで一貫して作家本人が手がける点も大きな特徴です。中古買取市場では、人間国宝作家の希少性とブランド性から高額取引されやすく、状態や証紙の有無によっては超高額での査定例もあります。

龍村普は、古代裂の復元やシルクロードをはじめとする多様な文化を帯の意匠に取り入れた独自の作風が特徴です。

鮮やかな色彩と立体感のある織り、異国情緒あふれるデザインで高い芸術性を誇ります。

着物業界では、正倉院裂や名物裂の復元、日本芸術院恩賜賞受賞など、伝統技術の継承と革新に大きく貢献しました。

中古市場では、手仕事による希少性や高い評価から高額で取引され、特に保存状態や人気柄は希少価値が高いです。

誉田屋源兵衛は、創業約280年の歴史を持ち、伝統的な技法と素材への徹底したこだわり、さらに野蚕糸や古代繭「小石丸」など希少素材を用いた革新的な帯や着物制作で知られます。

着物業界では、伝統の継承と現代的な表現を両立し、国内外で高く評価されています。

中古市場でも、独自性と芸術性、保存状態の良さからコレクターに希求され、高額で取引されています。