10気圧防水の腕時計は水洗い可能なの?正しい洗い方もご紹介!
10気圧防水の腕時計は汚れがついたら水洗いできます。
しかし、10気圧防水の腕時計は洗い方によっては壊れてしまう可能性があり、洗う際にはいくつかの注意点があります。
本記事では10気圧防水の腕時計を洗う際の注意点や正しい洗い方、汚れが落ちない場合の対処法などをご紹介します。
また、気圧ごとの防水性能の違いや10気圧防水を採用している有名ブランドモデルなどもあわせてご覧ください。
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10気圧防水ってどのくらい耐えられるの?
10気圧防水はどの程度の水に耐えることができるのでしょうか。
10気圧防水は洗顔をしたり、洗い物や洗濯などの水仕事、雨にうたれるなど日常生活で使用する分には問題ありません。
ただし、水中で腕を激しく動かすような場面では、水が腕時計の中に侵入してしまう可能性が高くなるので使用するのは避けた方が良いでしょう。
気圧ごとの防水性能の違い
10気圧防水は水仕事など日常生活で使用する分には問題ありません。
では防水性能が20気圧、30気圧と気圧が上がっていくと、どの程度の状況まで耐えることができるのでしょうか。
- 10気圧防水…洗い物や洗濯、洗顔などの日常生活での使用
- 20気圧防水…水泳、競泳などでも使用できるレベル
- 30気圧防水…本格的なダイビングでも使用できるレベル
上記が気圧ごとの防水性能の違いです。
なお、20気圧防水の腕時計でも水泳などで極端に強い水圧がかかった場合には、耐えられず水が腕時計の中に侵入してしまう可能性もあるので注意が必要です。
10気圧防水を採用している腕時計の有名ブランドモデル
10気圧防水を採用している有名ブランドモデルにはどんなものがあるのでしょうか。
リーズナブルなものから高級時計まで価格順に3選ご紹介します。
- セイコー 5スポーツ SBSA009
- グランドセイコー SBGV229
- ロレックス オイスターパーペチュアル34 M124200-0003
セイコー 5スポーツ SBSA009
セイコーの「SBSA009」は「非日常。アクティブな日常を彩る。」をテーマに展開されているモデルです。
オレンジの文字盤が目を惹きますが、日付・曜日表示とシンプルな文字盤はスーツ着用時や、カジュアルな服装どちらでも合わせることができます。
10気圧防水のため、仕事上水に触れる機会がある方や仕事中もおしゃれを楽しみたい方にはピッタリのモデルです。
公式HPでの販売価格は税込40,700円になっています。
グランドセイコー SBGV229
グランドセイコーの「SBGV229」は、「厚銀放射ダイヤル」と呼ばれる特殊な技術を用いており、シンプルなデザインでありながら確固たる存在感も示しています。
10気圧防水のため、仕事上水にふれる機会がある方やスーツに合うシンプルながら洗練されたデザインの時計を求めている方にはピッタリのモデルです。
公式HPでの販売価格は税込396,000円になっています。
ロレックス オイスターパーペチュアル34 M124200-0003
ロレックスの「M124200-0003」は、 ブライトブルーの文字盤がシックでスマートな印象を与えるデザインになっています。
ロレックスの腕時計には基本的に10気圧防水以上が標準装備されていますが、特にこのオイスターパーペチュアル34は無駄な装飾がない分、あらゆる場面で着けることができるので初めてロレックスの購入を考えている人にもおすすめのモデルです。
公式HPでの販売価格は税込829,400円ですが、ロレックスは今後値段が上がることが予想されます。
自分に合ったモデル選びについて詳しく知りたい方は以下もご覧ください。
10気圧防水の腕時計の水洗いは可能!
10気圧防水の腕時計は、日常使いをする分には問題ないレベルの防水機能のため水洗いをすることも可能です。
なお、洗う際にはいくつかの注意点があります。
注意点を知らずに洗ってしまい「腕時計が壊れてしまった…」とならないように、洗う際は下記3点に注意してください。
- お湯で洗わない
- 洗剤は使わない
- シャワーや水道から出る水に直接当てない
お湯で洗わない
腕時計を洗う際には水の温度に注意する必要があります。
搭載されている防水機能はあくまで水に対しての防水機能です。
そのため、お湯で洗ってしまうと水の侵入を防ぐためのゴムパッキンが熱で変形し、故障の原因となるので洗う際は必ず水で洗いましょう。
洗剤は使わない
腕時計を洗う際に洗剤を使用してはいけません。
ゴムパッキンに洗剤などが付くと化学変化がおき、ゴムの弾力がなくなってしまいます。
そうすると、水が時計内部に侵入してくる可能性が高くなってしまうため洗剤は使用しないようにしましょう。
シャワーや水道から出る水に直接当てない
お風呂のシャワーや、水道水にあてながら腕時計を洗うことは避けましょう。
シャワーなどは思っている以上に水圧が腕時計にかかってしまうため、その水圧で腕時計内部に水が侵入してしまう可能性があるのです。
そのため、洗う際には洗面器などに水を入れてその中で静かに洗うようにしましょう。
10気圧防水の腕時計の正しい洗い方・手順
10気圧防水の腕時計の正しい洗い方・手順を説明します。
今回は金属バンドの10気圧防水の腕時計を想定した洗い方をご紹介します。
腕時計を洗う前には、リューズ(時計の側面についているゼンマイの巻き上げや時刻・日付調整などを行う部分)が閉まっていることを必ず確認してから行ってください。
- 1.洗面器などの容器に水を入れる
- 2.柔らかい布や歯ブラシなどで軽く磨く
- 3.乾いた柔らかい布でしっかり拭く
1.洗面器などの容器に水を入れる
まず、洗面器などの容器に水を入れましょう。
お湯で洗うとゴムパッキンが変形してしまう可能性があるため、必ず水を用意するようにしましょう。
2.柔らかい布や歯ブラシなどで軽く磨く
次に、洗面器の中に静かに腕時計を入れて隙間に溜まった汚れをかき出していきます。
力を入れて強くこするのではなく、優しく中にたまった汚れをかき出してください。
汚れをかき出す際は、柔らかい歯ブラシなどを使用して行うのがおすすめです。
また、使い古した歯ブラシだと歯磨き粉が残っている可能性もあるため、できるだけ新品の歯ブラシを用意しましょう。
3.乾いた柔らかい布でしっかり拭く
一通り汚れが落ちたら洗面器から腕時計を出し、乾いた柔らかい布でしっかり水を拭き取ってください。
拭き残しがあると、後にサビの原因になる恐れもあるためしっかり拭き取っておきましょう。
汚れを自分で落とすのが困難なときの対処法
10気圧防水を自分で腕時計を洗っても、文字盤についた汚れや内部機構の劣化は自分では落とせません。
文字盤は風防の中に入っているので分解しないと洗浄が困難です。
洗っても汚れが落ちない汚れがあったらどうすればよいのでしょうか。
ここでは以下の2つをご紹介します。
・時計修理店にクリーニングを依頼する
・時計買取店に売却する
時計修理店にクリーニングを依頼する
10気圧防水を自分で洗っても汚れが落ちなければ、時計修理店にクリーニングの依頼を検討しましょう。
修理店では専用の超音波洗浄機を用いてバンドを洗浄したり、自身で行うのは難しい内側の汚れも取り除いてくれます。
また、クリーニングと一緒に腕時計を点検するサービスがついているお店もあります。
専門技術を持つ業者に依頼することで、素材や性能に合わせた適切な方法で洗浄をしてもらえて自分で洗うよりも安心です。
時計買取店に売却する
お持ちの腕時計が不要なら時計修理店にクリーニングを依頼するのではなく、時計買取店に売却することも検討してみましょう。
汚れが落ちない腕時計はコレクションとして保管して、別のきれいな腕時計を使っている間に10気圧防水の時計は徐々に劣化します。
汚れが残っている状態で保管すると、空気に触れてサビが発生する場合があります。
時計を売る前にきれいにしておこうと時計修理店に依頼すると、数千円〜数万円のクリーニング代が発生します。
きれいにしてから査定に出したとしてもクリーニング代で相殺されてしまう可能性があるので、使用頻度が少ない10気圧防水の時計を売るなら劣化しないうちに査定に出すことをおすすめします。
バイセルでは汚れが落ちない腕時計を積極的に査定しています!
汚れが落ちない10気圧防水の腕時計を売りたい方は、時計の買取実績豊富なバイセルにご依頼ください。
腕時計の査定は専門知識を持った査定士がブランド、モデル、状態、中古市場の動向などの要素を加味して金額を決めます。
納得できる査定金額で10気圧防水の腕時計を売りたい場合は、時計の査定実績が多い買取業者に依頼するのがおすすめです。
バイセルでは高級時計の査定を多数行っています。
専門知識を持った査定士がお持ちの10気圧防水の腕時計の価値をしっかりと見極めます。
査定方法も出張・宅配・持ち込み買取の3つがあるため、ご自身のご都合に合わせた買取方法を選べます。
どの買取方法も無料で利用できるので、腕時計の価値を知りたい方はお問合せください。
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