壊れたロレックスは買取できない？動かないロレックスはいくらになるのか解説

壊れたロレックスは買取してもらえない？

壊れたロレックスを買取してもらえるかどうか不安に思う方も多いでしょう。

結論から言えば、多くの買取業者は壊れたロレックスでも買取してくれるはずです。

ロレックスは高級時計ブランドの代表格であり、中古市場での需要が非常に高いため、故障していても価値があるのです。

買取業者は修理して再販売したり、パーツとして活用したりすることで利益を出すことができます。

一方で、大きな破損がある、あるいは水没してしまったといった場合は、買取価格が大幅に下がったり、買取不可になったりする可能性もあります。

ロレックスが売れないケース

壊れたロレックスでも多くの場合は買取可能ですが、状態や状況によっては買取が難しいケースもあります。

以下で、ロレックスが売れない主な理由について詳しく解説します。

これらの条件に当てはまる場合は、買取が困難になる可能性が高いため注意が必要です。

修理不可能なほど故障している

修理不可能なほど故障しているロレックスは、買取が困難になる可能性があります。

例えば、以下のような状態が考えられます。

1. 水没による内部電子機構の破損：水没によって時計内部の電子部品が完全に損傷してしまった場合
2. 原形をとどめないほどの破損：激しい衝撃や圧力によって時計の形状が大きく変形してしまった場合
3. 修理コストが高すぎる：損傷が激しく、修理費用が時計の価値を大幅に上回る場合

このような状態では、時計としての機能を回復させることが難しく、部品としての価値も低下するため、買取が不可能になることがあります。

買取基準外である

買取業者によっては、特定の条件に合致しないロレックスを買取基準外として扱うことがあります。

具体的には以下のようなケースが考えられます。

1. 真贋判定が困難：偽造品の可能性が高い、または真贋判定が極めて困難な場合
2. 年代が古すぎる：非常に古いモデルで部品の入手が困難な場合
3. 状態が極端に悪い：使用状況や保管状態が極端に悪く、商品価値がほとんどない場合
4. 特殊なモデル：買取業者が取り扱い経験のない珍しいモデルの場合
5. 法的問題：盗品の疑いがある場合や、所有権が不明確な場合

これらの条件に当てはまる場合、多くの買取業者で買取が困難になる可能性が高いです。

非正規なカスタマイズが施されている

非正規なカスタマイズが施されているロレックスは、買取が困難になる場合があります。

具体的には以下のようなケースが考えられます。

1. アフターダイヤ：ベゼルや文字盤に後付けでダイヤモンドなどの宝飾品をセッティングした場合
2. 社外パーツの使用：純正品ではない部品を使用して修理や改造を行った場合
3. 文字盤の改造：オリジナルの文字盤を変更したり、文字盤に追加の装飾を施したりした場合
4. ケースの加工：時計のケースに刻印を入れたり、形状を変更したりした場合

これらのカスタマイズは、ロレックスの本来の価値を損なう可能性があるため、多くの買取業者は買取に慎重な姿勢を取ります。

ただし、一部の専門業者では、状態によっては買取をする場合もあります。

諦めずに相談してみましょう。

ロレックスが動かないときに確認すること

ロレックスが動かなくなったとき、すぐに壊れたと判断せず、まずはいくつかの基本的なチェックを行うことが大切です。

動作不良の原因には、ゼンマイの巻き上げ不足や時刻合わせのズレ、リューズのゆるみ、さらには外部からの衝撃や磁気の影響などが考えられます。

これらの問題が原因であれば、簡単な対処で再び動作する可能性があります。

それぞれの問題について、詳しく説明していきます。

ゼンマイの巻き上げ

ロレックスが動かなくなった場合、最初に確認すべきなのはゼンマイの巻き上げです。

機械式時計のロレックスは、ゼンマイを巻き上げることで動作します。

もしゼンマイが完全に巻き上げられていない場合、時計は動作しません。

この問題は比較的簡単に解決できるため、動かないと感じたらゼンマイの巻き上げが不十分ではないかをまず確認することをおすすめします。

ゼンマイが完全に巻かれていても動かない場合には、修理が必要になることもあります。

時刻合わせ

ロレックスが動かないときには、時刻合わせの問題が原因となることもあります。

時刻合わせがうまく行われていないと、時計が正しく動きません。

特に、日付や時刻を調整する際にリューズの動作に不具合が生じることがあり、これが原因で時計が動作不良を起こすことも考えられます。

リューズの操作が適切か、時刻合わせが正しく行われているかを確認することで、簡単に解決できるケースも少なくありません​。

リューズのゆるみ

リューズのゆるみも、ロレックスが動かない原因の一つです。

リューズは時計の内部構造に深く関わっており、ゆるみが生じることで時刻調整やゼンマイの巻き上げが正しく機能しない場合があります。

この問題は、ネジの緩みやリューズの摩耗によって引き起こされることが多く、リューズの調整や修理が必要です。

修理店での点検を依頼することが解決への一歩です。

外部の損傷

外部からの衝撃や摩耗が原因で、ロレックスが動かなくなることもあります。

特に風防やケースの損傷が時計内部に影響を与え、正確な動作を阻害するケースがあります。

外見上はわずかな傷でも、内部機構に影響を与える可能性があるため、時計が動かない場合は外部の損傷の有無を確認し、必が要あれば修理に出しましょう。

磁気の影響

ロレックスが磁気の影響を受けると、時計内部の金属部品が磁化し、正確に動かなくなることがあります。

これは、スマートフォンやスピーカーなどの磁場が強い機器に近づけることで発生します。

磁場にさらされている環境で使う場合には注意しましょう。

なお、磁気の影響を受けた場合、修理店で磁気抜きを行うことで正常に戻ることも多いです。

故障したロレックスはいくらで買取してもらえる？

ロレックスは高級時計の代表格であり、中古市場での需要が非常に高いため、故障品でも一定の価値があります。

ただし買取可否や価格帯については故障の状態やロレックス自体の中古需要など様々な理由が絡むため一概には言えません。

一方で、水没したものや大きな破損があるものは、買取価格が大幅に下がる可能性があります。

壊れたロレックスを少しでも高く買取してもらうコツ

壊れたロレックスでも、いくつかのポイントを押さえることで買取価格を上げることができます。

例えば、以下のようなコツがあります。

1. 購入時の附属品を揃える
2. 複数の買取業者に査定を依頼する
3. 時計の状態を把握しておく

これらの工夫をすることで、壊れたロレックスでもより高額な査定を引き出すことが可能です。

次に、それぞれのポイントを詳しく解説します。

購入時の附属品を揃える

ロレックスを高く売るためには、購入時の付属品をできるだけ揃えることが重要です。

具体的には以下のようなものがあると査定額アップにつながります。

1. 保証書：時計の真贋を証明し、購入日や正規品であることを示す重要な書類です。
2. 外箱・内箱：オリジナルの箱はコレクターからの需要も高いです。
3. 説明書：時計の取扱説明書や保証書ケースも価値があります。
4. 余りコマ：ブレスレットの調整時に外したコマがあればまとめておきましょう。
5. 販売店のレシート：購入履歴を証明する書類として重要です。

たとえ時計が動かない状態でも、付属品をしっかり保管しておくことで、より高額での買取が期待できます。

複数の買取業者に査定を依頼する

壊れたロレックスを高く売るには、複数の買取業者に査定を依頼することが非常に重要です。

その理由は以下の通りです。

1. 査定基準の違い：各買取業者によって査定基準が異なる
2. 専門性の違い：ロレックスの修理に強い業者や、特定のモデルに詳しい業者など、得意分野が異なる
3. 在庫状況：業者の在庫状況によって、買い取りたいモデルが異なる
4. 販売ルートの違い：業者によって販売先のルートが異なる
5. キャンペーン：時期によっては買取額アップなどのキャンペーンを実施している業者もある

最低でも3社以上の査定を受けることをおすすめします。

オンラインの一括査定サービスを利用すれば、効率的に複数の業者から見積もりを取ることができます。

査定額を比較して、最も高い買取価格を提示した業者と交渉しましょう。

時計の状態を把握しておく

壊れたロレックスを高く売るためには、時計の状態を正確に把握しておくことが重要です。

以下の点に注意して、時計の状態を確認しましょう。

1. 故障の種類：単なる電池切れなのか、機械的な故障なのか。
2. 外観の状態：傷やへこみ、ガラスのひび割れなどの外部ダメージがないか。
3. 動作状況：完全に動かないのか、時々動くのか。
4. 部品の欠損：リューズや針、ベゼルなど、部品が欠けていないか。
5. 修理歴：過去に修理やオーバーホールをしたか。
6. 使用年数：購入してからどのくらい経過しているか。

これらの情報を事前に整理しておくことで、査定時に正確な情報を提供でき、適切な評価を受けやすくなります。

また、自分で状態を把握しておくことで、不当に低い査定額を提示された場合にも違和感に気づきやすくなります。

ただし、素人判断で無理に修理や分解を試みるのは避けましょう。

かえって価値を下げてしまう可能性があります。

まとめ

壊れたロレックスでも、多くの場合は買取が可能です。

ただし、故障の程度や状態によって買取価格は大きく変動します。

高額買取を目指すには時計の状態を正確に把握するとともに、付属品を揃え、複数の業者に査定を依頼することが重要です。

買取価格を最大化するには、専門知識と豊富な経験を持つ業者を選ぶことが鍵となります。

そこでおすすめなのがバイセルです。

バイセルは、全国展開の大手買取業者で、ロレックスの買取に特化した専門スタッフも在籍しています。

壊れたロレックスでも適切に価値を見出し、高額買取の可能性を探ってくれます。

また、無料の出張買取サービスもあるため、便利に利用できます。

大切なロレックスの価値を最大限に引き出すため、ぜひバイセルでの査定をご検討ください。