GMT時計とは?GMT時計の使い方やおすすめの搭載モデルも紹介

2024.06.18

時計買取 コラム
GMT時計とは?GMT時計の使い方やおすすめの搭載モデルも紹介

GMT時計とは、2つの地域の時間を同時に表示できる時計のことです。

時差のある2国の現時刻を把握できるため、海外の取引先とやり取りする方や頻繁に旅行に行く方の役に立つでしょう。

しかし、なかにはGMT時計の正しい使い方を知らないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、GMT時計の特徴や基本的な使い方、さらにはおすすめモデルまで紹介します。

購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

GMTとは何を指す?

 GMTとは何を指す?

そもそもGMTとは「Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム)」の略称です。

国際的な基準時刻の一つのことで、「グリニッジ標準時」や「グリニッジ平均時」と訳します。

GMTは、具体的にはイギリスのグリニッジ天文台を通る南北線(子午線)を基準とした「平均太陽時」のことです。

平均太陽時とは、太陽と地球の自転の関係から算出される、年間を通しての24時間(1日)の平均時間を指します。

恒星の運動から算出される1日の長さは、季節によって変動します。

なおかつ、地球は一定の速度で自転しているわけではないため、これらを平均することで1日の時間を定義し、グリニッジ天文台を基準としたのがGMTなのです。

ただし、1982年からはGMTではなくUTCが採用されています。

UTCとは「Coordinated Universal Time(コーディネイティッド・ユニバーサル・タイム)」の略称で、「協定世界時」と呼ばれています。

原子時計の時刻と、地球の自転に準ずる時刻のズレを修正するため、うるう秒で調整したもののことです。

また、GMTとUTCでは測定方法が異なり、前者は正午から測定されるのに対し、後者は午前0時から測定されます。

UTCは、セシウム原子の振動数や精密な天体観測をもとに決定しているため、GMTよりも精度が高いという点が特徴です。

GMT時計とは?

一般用語としてのGMTは、先述のように、グリニッジ天文台を通る南北線(子午線)を基準とした時刻です。

対してGMT時計は「2つの地域の時間を同時に表示できる時計」のことをいいます。

時差のある2国の時間を把握できるため、海外出張や海外旅行をする際に便利です。

なかには3つの地域の時間を同時に表示できるタイプや、世界の主要都市の時間がわかるタイプもあります。

GMT時計の基本的な使い方と設定方法

 GMT時計の基本的な使い方と設定方法

GMT機能が搭載された時計の針は通常よりも1本多く、「GMT針」が付いています。

時針・分針が12時間で1周するのに対し、GMT針は24時間で1周する仕組みです。

通常は時針・分針のほうを自分が今いる場所の時間(ローカルタイム)に、GMT針のほうを自国の時間(ホームタイム)に設定します。

具体的な使い方はメーカーやモデルによって異なりますが、基本的な設定方法は以下のとおりです。

リューズを1段引くと時針が、2段引くとすべての針が連動して動きます。

1.リューズを2段引いて、GMT針が24時の位置にくるようにする

2.リューズを1段引いて、時計が0時の位置にくるようにする。1.2.によって、両方の針が同期される

3.リューズを2段引いて、自国の時間に設定する

4.リューズを1段引いて、現地の時刻に設定する

例えば日本人がニューヨークへ旅行に行ったときを想定してみましょう。

2国の時差は通常14時間であり、日本のほうが早く時間が進んでいます。

この場合は、リューズを2段引いた状態で日本の現在時刻を設定したあと、1段引きにして時針を14時間戻します。

そうすることでニューヨークの時刻を把握しつつ、GMT針で日本の現在時刻もわかるのです。

なお、国や地域によってはサマータイムが導入されている場合もありますので、滞在先のサマータイムの有無や実施時期などを確認して合わせるようにしましょう。

GMT時計のおすすめモデル 8選

GMT時計にはさまざまな種類がありますが、ここではおすすめモデルを8つ厳選して紹介します。

ロレックス「GMTマスターII Ref.126710BLNR」

ロレックスの「GMTマスターII 126710BLNR」は、回転ベゼルがブラックとブルーの2色になっています。

クロマライトディスプレイによって暗闇でも時間を確認しやすく、円形・三角形・四角形のアワーマーカーにはブルーに光る発光素材が採用されています。

ハミルトン「カーキ パイロットGMTオート Ref.H76755735」

ハミルトンの「カーキ パイロットGMTオート H76755735」は、ブラックの文字盤上にレッドの24時間を示す表示が記載されています。

10気圧防水であるため、ビジネスだけでなくスポーツシーンでも活躍するでしょう文字盤同様ストラップもブラックの仕様となっており、洗練されたデザインが特徴です。

ブライトリング「クロノマット GMT Ref.A048B17PA」

ブライトリングを代表するクロノマットシリーズの「クロノマット GMT A048B17PA」は、全体がシルバーで文字盤がブラックのカラーです。

47mmケースの大きなボディは、圧倒的な存在感を放っています。

完全自社開発したキャリバーB04が搭載され、短針のみでの操作も可能です。

チューダー「ブラックベイGMT Ref.79830RB」

チューダーの「ブラックベイGMT M79830RB-0001」は、回転ベゼルが赤と青というペプシカラーになっています。

パワーリザーブは約70時間であるため、数日間にわたる海外出張の際にも重宝します。

オリス「アクイスGMT デイト Ref.798 7754 4135R」

オリスの「アクイスGMT デイト 798 7754 4135R」は文字盤が深みのある濃いブルー、ベルトがぐんじょう色のようなカラーで、クールな印象を与えます。

30気圧防水であるため、スポーツシーンでも活躍するでしょう。

タグ・ホイヤー「カレラ キャリバー7 ツインタイム デイト Ref.WBN201A.BA0640」

タグ・ホイヤーの「カレラ キャリバー7 ツインタイム デイト WBN201A.BA0640」は、文字盤が上品なブルーになっており、外周が2トーンにわけられています。

そのためGMT機能を活用する際も、昼夜の判別がしやすいでしょう。

オメガ「シーマスターアクアテラGMT グッドプラネット Ref.231.92.43.22.04.001」

オメガの「シーマスターアクアテラGMT グッドプラネット マスターコーアクシャル 231.92.43.22.04.001」は、グッドプラネット財団とのパートナーシップを記念して製造されたモデルです。

ナイロンバンドであるため、カジュアルシーンでも使いやすいでしょう。

ロンジン「コンクエスト GMT Ref.L3.687.4.56.6」

ロンジンの「コンクエスト GMT L3.687.4.56.6」は、ブラックの文字盤にレッドのGMT針がよく映えるカラーリングとなっています。

重量185gとずっしりした着け心地がありつつ、光沢感のあるブレスレットやケースによってエレガントさを演出しています。

GMT時計の売却はバイセルにご相談ください

近年では、ロレックスやチュードルのような高級時計ブランドからGMT時計が次々とリリースされています。

中古市場でも人気があり、需要の高いモデルや傷のないモデルなどは高値で取引される傾向にあります。

もし、自宅に不要なGMT時計が眠っていたら、状態が良いうちにバイセルへとご相談ください。

バイセルでは腕時計の買い取りも行なっております。

ロレックスやオメガ、パテックフィリップなどさまざまなブランドの査定が可能です。

また、査定方法は店頭買取・出張買取・宅配買取の3つからお客様の都合に合わせてお選びいただけます。

各種手数料は無料ですので、お気軽にご利用ください。

おわりに

GMT時計は、2つの地域の時間を同時に把握できるのが大きなメリットです。

個性的なデザインやスタイリッシュなデザイン、カジュアルシーンにも合わせやすいデザインなど各ブランドからさまざまなモデルが発売されているため、あなた好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。

一方で、所持しているGMT時計の売却をお考えならば、バイセルの利用をおすすめします。

バイセルでは、時計の知識・買い取りの経験が豊富な査定士が丁寧に価値を見極めます。

無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。