時計の自動巻きとは?手巻き式・クォーツ時計との違いや仕組みを解説

2024.01.29

時計買取 コラム
時計の自動巻きとは?手巻き式・クォーツ時計との違いや仕組みを解説

腕時計にはさまざまなタイプがありますが、なかでも愛好家が多いのが自動巻き時計です。

そこで今回は、自動巻き時計の仕組み、ほかのムーブメントとの違い、メリットとデメリット、正しい使い方について詳しく解説します。

中古で売る際に高価買取につなげるポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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時計の自動巻きとは

 時計の自動巻きとは

「自動巻き時計」とは、装着している際の腕の動きで自動的にゼンマイが巻かれる時計のことを指します。

腕時計のムーブメントは大きく分けて「クォーツ式」と「機械式」の2種類があります。

ムーブメントとは、針の動きや日付の変更をつかさどる、車でいうエンジンのような部分のことです。

クォーツ式は電池を動力源にして動き、機械式は巻き上げたゼンマイが戻る力によって動きます。

自動巻き時計のムーブメントは後者です。

ゼンマイ仕掛けである機械式時計は、基本的にパーツを一つずつ組み立てて製造します。

そのため、万が一故障しても分解して修理が可能です。

また、「クォーツ式よりも針が太くて長い」「さまざまな機能を付加できる」という特徴もあります。

機械式時計は、さらに「手巻きタイプ」と「自動巻きタイプ」の2種類に分けられます。

手巻きタイプはその名のとおり、動力となるゼンマイを手で巻き上げなければなりません。

一方、自動巻きタイプは、腕に装着することで自動的にゼンマイが巻き上げられます。

それでは、なぜ自動巻き時計は自動的にゼンマイが巻かれるのでしょうか。

その理由は、「ローター」と呼ばれる薄い板型の振り子が内蔵されていることにあります。

このローターに腕の動きが伝わるとそれが左右に回転することで、ゼンマイが自動的に巻かれます。

このような自動巻き時計の技術は、スイスの時計職人であるアブラアン・ルイ・ブレゲによって発明されました。

最初の自動巻き時計は1780年にブレゲ社より発売された「ペルペチュエル」です。

その後、1926年にはスイスのフォルティス社から世界で最初の量産型自動巻き時計である「ハーウッド」が発売されました。

自動巻きのメリット・デメリット

自動巻き時計にはいくつかのメリットやデメリットがあります。

自動巻き時計のメリット

まず挙げられるのは、「毎日使えば巻き上げの手間が不要になる」ことです。

自動巻き時計は着けているだけで自動的にゼンマイを巻き上げてくれるため、愛用していて毎日使いたいという人に特におすすめです。

また、自動巻き時計には機械式ならではのメカニカルな魅力があります。

腕時計の裏蓋がガラス張りのシースルーバックであれば、ローターの形状や材質などを見ることが可能です。

各ブランドの特徴や造りの精巧さ、部品の配列、ローターの細かな違いなども確認して楽しめるでしょう。

さらに、自動巻き時計は「寿命が長い」という特徴もあります。

例えば、クォーツ式時計の場合は、電子回路が非常にデリケートで壊れがちです。

修理はメーカーに依頼すれば可能なものの、パーツの在庫がなくなるとできなくなります。

一方で、完全なアナログである自動巻き時計は電子回路を持たず、また細部まで分解して修理が可能です。

そのため、定期的なメンテナンスを行なえば寿命をより大きく伸ばすこともできます。

その他、バリエーションが豊富なことも自動巻き時計のメリットといえます。

多くのブランドからさまざまなデザインや機能を持つ自動巻き時計が販売されているので、コレクションするのもよいでしょう。

自動巻き時計のデメリット

ただし、自動巻き時計にはデメリットもあります。

例えば、自動巻き時計は個々のモデルによって異なるものの、一般的に手巻き式時計と比べて分厚くて重いです。

その重さが気になる方もいるかもしれません。

また、自動巻き時計は、定期的なメンテナンスが必要です。

特に、時計本体を分解して部品の掃除や交換を行なう「オーバーホール」は、定期的に実施しなければなりません。

目安としては、3~5年に1度のタイミングとされています。

そのため、ほかの時計よりもメンテナンスコストがかかるといえるでしょう。

自動巻き時計の正しい使い方

 自動巻き時計の正しい使い方

自動巻き時計は取り扱いにいくつかの注意点があります。正しい使い方を学んでおきましょう。

針が止まった場合は手動で巻き上げる

自動巻き時計は、腕の動きでゼンマイを巻く仕組みです。

そのため、時計が止まった場合は、手動で時計の側面にあるリューズを回して巻き上げなければなりません。

その際は、まずリューズを音が鳴るまで引っ張り、ゆっくりと右方向に回します。

巻く回数は40~50回程度を目安にするとよいでしょう。秒針が動き出したら、腕に巻いて自動巻きに切り替えます。

強い振動や衝撃に注意を払う

自動巻き時計を使う際は、強い振動や衝撃に注意しましょう。

特に、野球やテニス、ゴルフといった腕をよく使うスポーツの際は外しておくことが肝要です。

強い衝撃が加わると、巻き上げ機能などが故障する可能性があります。

磁気が強い場所で保管しない

内部部品の磁気帯びを防ぐため、強い磁気から離れた場所で管理することも大切です。

部品が磁気帯びすると時計の動作に影響を与え、精度に問題が生じます。

近年の機械式時計のムーブメントは、ほとんどの部品が磁気帯びしない真鍮やプラスチックなどでできているため、磁気帯びの可能性は低いです。

しかし、インバーなどが使われるゼンマイは磁気帯びの影響を受けやすいので注意しましょう。

使わないときはワインディングマシーンに保管

自動巻き時計は、一般的に40時間ほど装着していないと針が止まります。

そのため、使わないときはワインディングマシーンに保管するようにしましょう。

ワインディングマシーンとは、時計を設置すると電動モーターでゼンマイを巻き上げてくれる装置です。

ワインディングマシーンを使用することで、装着していないときも時計の動作を維持できるため、保管時に針が止まることを防げます。

さらに、常に時計の動作を維持しておくことで、必要なときにすぐ使えることもうれしいポイントです。

自動巻き時計を高価買取につなげるポイント

自動巻き時計を高価買取につなげるポイントとしてまず挙げられるのは、日々の手入れやオーバーホールをしっかりと行なうことです。

自動巻き時計は機械式時計のなかでも特に複雑な構造のムーブメントを備えています。

そのため、定期的にメンテナンスしているかどうかが査定の際の大きなポイントとなります。

また、付属品があると品質の証明となるため、一緒に査定に出すことで買取価格が上がる可能性があります。

時計購入時の付属品が残っている場合は、すべて用意しましょう。

例えば、時計の入っていた箱や保証書、サイズ調整の際に余ったコマなどが該当します。

不要な自動巻き時計がある場合は、早めに買取査定に出すようにしましょう。

時計は精密機械のため、保管方法によっては経年劣化が起こります。

劣化が進む前に査定へ出すことで高価買取に期待が持てるでしょう。

また、時計の状態や市場価値を正確に評価できる買取店に相談することで、適正な価格での買い取りができます。

バイセルは査定士の知識や買取実績が豊富です。

店頭買取はもちろん、最短即日での出張買取も行なっており、買い取りの際に発生する各種手数料も無料となっています。

自動巻き時計を売りたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。

おわりに

自動巻き時計は毎日使えば自動で巻き上げを行ないますが、「定期的なメンテナンス」や「ワインディングマシーンでの保管」といったいくつかの気を付けておくべきポイントもあります。

これらのポイントをしっかり押さえて大切に使いましょう。

また、自動巻き時計を売る際は、購入した際の付属品を残しておくことで、高価買取が期待できます。

時計を売却する際は、高価買取のバイセルにご連絡ください。