毛皮買取のなかでも高額買取される「チンチラ」特徴や価格相場は?
- チンチラの毛皮を売却したいです。いくらになりますか?
- 品物のサイズや、ブランドなどによって買取価格は異なります。お電話・メールよりお問い合わせください。
- 着なくなったチンチラの毛皮があります。価値はつきますか?
チンチラ毛皮は、「世界三大毛皮」にも数えられ、毛皮のなかでも高額で買取される高級品です。
チンチラ毛皮の買取相場や高く売れる特徴、おすすめの買取方法をご紹介します。
チンチラ毛皮買取でよくあるQ&Aも解説しますので、買取時の参考にしてみてください。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
チンチラ毛皮とは
チンチラ毛皮は、「チンチラ」という動物の毛皮で作られます。
チンチラは、体長25〜38センチメートルほどの小動物で、ネズミの仲間です。
なお、ウサギの一種であるチンチララビットや、猫の一種であるチンチラ猫とは異なります。
チンチラの毛は短くて密度が高く、肌触りのよい柔らかい肌触りが特徴です。
品質が良く、非常に高級なファーであることから「世界三大毛皮」(他2つはセーブル・リンクス)にも数えられています。
チンチラの毛は背の部分が濃青淡青色、腹部が青灰色で、突然変異種でベージュ系の色も存在します。
皮は軽くて薄くデリケートで、耐久性が低く、取り扱いには注意が必要です。
チンチラ毛皮の買取相場
チンチラ毛皮は高級品なので、高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
買取額は品物の大きさや質によって大きく異なりますが、ロングコートで150,000円、ハーフコートで50,000円〜90,000円程度が相場となることがあります。
過去には毛皮買取市場においてミディアムコートが、250,000円で取引された例もあります。
ストールやショールなどでも、30,000円〜60,000円程度の値がつくことがあり、希少性の高さが価格に反映されていることがわかります。
チンチラ毛皮は、国内外を問わず人気のある毛皮です。
毛皮買取市場でも需要が高いため、着用せずに保管してある毛皮があるなら、買取に出すことをおすすめします。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
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高く売れるチンチラ毛皮の特徴
高く売れるチンチラ毛皮には、ある程度共通の特徴が見られます。
高く売れるチンチラ毛皮の特徴を項目ごとに解説します。
・毛皮の色や使用量
・ブランド
・シーズン
・状態
・付属品
お持ちの毛皮に当てはまる場合は、高額買取が期待できるので、一度査定に出してみると良いでしょう。
毛皮の色や使用量
毛皮の使用量は、多ければ多いほど高級とみなされ、高額になりやすいです。
また色は、グラデーションが綺麗でコントラストがはっきりしているもの、特に青みがかったものは高く売れる傾向にあります。
ブランド
チンチラ毛皮の中でもブランドものであれば、毛皮そのものの希少価値だけでなくブランド価値も加わります。
そのため、ノーブランドよりも高額で取引されるでしょう。
チンチラ毛皮を展開しているブランド品には、サガ・ファーやエンバ、フェンディ、フォクシーなどがあります。
シーズン
通常、チンチラ毛皮の買取額は秋の初め頃から上昇し、本格的な寒さに見舞われる頃に最も高くなります。
少しでも高額で買い取ってもらいたい場合は、買取額が高額になる時期を狙うのも良いでしょう。
状態
チンチラ毛皮の査定時には、本体の状態も大きく買取額に影響します。
シミ・虫食い・変色などが見られない、綺麗な状態の方が高く買い取ってもらいやすいです。
長期間、保管していると経年劣化を避けられないので、状態が良いうちに早めに買取に出すことがおすすめです。
付属品
チンチラ毛皮の購入時には付属品が付いてくることがあります。
付属品はタグや保証書、またショールなどであれば箱が挙げられます。
買取の際には、この付属品を揃えておくことが高く売るポイントになります。
本物である証にもなるため、付属品は買取に出すまで大事に保管しておきましょう。
チンチラ毛皮の買取方法
チンチラ毛皮を買取に出すには、どのような方法があるのでしょうか。
主に以下の買取方法が挙げられます。
・インターネットオークション
・リサイクルショップ
・毛皮買取のバイセル
それぞれの特徴を解説しますので、メリット・デメリットを押さえておきましょう。
インターネットオークション
チンチラ毛皮はインターネットオークションで出品することができます。
家にいながらスキマ時間で作業を進められるので便利ですね。
ただし、細かな作業が多いので、少し手間がかかって面倒と感じる方も多いでしょう。
まず、出品したい品物の写真を撮り、説明文を作成します。
出品価格や配送方法、支払方法などを決め、落札者とのやり取りも必要になってきます。
さらには、個人間の取引となるため、「落札されたのに金額が支払われない」「クレームが来る」などのトラブルも起こり得ます。
インターネットオークションでの出品に慣れていない方や、まめではない方は、この買取方法に向いていないでしょう。
リサイクルショップ
衣類を取り扱っているリサイクルショップでは、チンチラ毛皮を買取に出せるところもあります。
家の近くに店舗があるという方は、気軽に持ち込みやすいのではないでしょうか。
ただし、リサイクルショップなどでは、チンチラ毛皮の価値を正しく判断してくれないときがあります。
特に様々な品物を取り扱っている総合リサイクルショップには、チンチラ毛皮の専門知識をもつ店員がいる可能性が低いでしょう。
もし価値を低く見誤られて、低い買取額で売ってしまったら損をしてしまいますよね。
少しでも高く売りたいという方は、この買取方法をあまりおすすめできません。
毛皮買取のバイセル
皮を主に取り扱うバイセルには、チンチラをはじめとする毛皮に詳しい査定士が在籍しています。
本体の状態やブランド、毛並みなど細かいポイントをしっかり評価し、相応の買取額を提示してくれます。
また毛皮の買取業者であれば、毛皮に特化した再販経路を多くもつため、品物ごとに最も価値が活かせる経路で再販します。
そのため、買取時にも最大限の買取価格を割り出してくれるでしょう。
チンチラ毛皮を正しく査定してもらって少しでも高く売りたいという方は、毛皮買取のバイセルに査定をご依頼ください。
チンチラ毛皮買取でよくあるQ&A
チンチラ毛皮の買取において、よくある質問をQ&A形式でご紹介します。
Q.汚れていたりネーム入りでも大丈夫?
A.チンチラ毛皮は綺麗な状態であるほど、高く買い取ってもらいやすいです。
ただし、汚れている場合でも、名前が入っている場合でも、買い取ってくれることが多いです。
たとえ著しく一部分が劣化していたとしても、マフラーやショールなどの小物製品にリメイクできます。
汚れていて状態が悪いチンチラ毛皮でも、諦めずに買取業者に見てもらいましょう。
Q.ノーブランドでも売れる?
A.チンチラ毛皮はノーブランドものでも買取に出せます。
チンチラは希少性が高い毛皮の一種なので、ブランドものでなくとも、保存状態などが良ければ高額買取が狙えるでしょう。
Q.本物かわからないけど見てくれる?
A.毛皮を主に取り扱う買取業者であれば、プロの査定士が真贋を見極めてくれます。
種類や保存状態、毛量など細かく査定を行うので、価値を見落とすことはないでしょう。
Q.他の毛皮も一緒に買い取ってくれる?
A.毛皮買取のバイセルであれば、チンチラ以外の毛皮も一緒に買い取りしております。
数回に分けて買取に出すよりも、まとめて複数の毛皮を売ることで査定額アップにつながります。
複数着まとめて売りたいといった場合は、自宅で査定が受けられる出張買取の利用が便利です。
チンチラ毛皮の上手な保管方法
チンチラ毛皮をより高く買い取ってもらうには、良い状態を保つよう、上手な保管方法を知ることが大切です。
チンチラ毛皮の保管時には、日光や蛍光灯などの光線が当たったり、ホコリがついたりしないように気をつけてください。
幅広のハンガーにかけ、毛が押しつぶされないように、十分な間隔をとっておくことがポイントです。
冷暗かつ通気性の良い場所で、カバーをかけて保管するのがおすすめです。
とはいえ、チンチラ毛皮はデリケートなため保管が難しく、「もう着ないかも」と思ったら早めに買取に出すことをおすすめします。
チンチラ毛皮を買取に出す際には、毛皮の状態を確認しましょう。
専用のブラシで優しくブラッシングして毛並みを整え、タバコや香水などの匂いがついていないか確認してください。
毛皮についたホコリは、毛を傷めないように注意しながら、しっかり落としましょう。
チンチラは絶滅危惧種?
チンチラは、もともと南アメリカ、アンデス山脈の高地に生息していましたが、現在はペットとしても人気を集めています。
1300年代にはすでに南米で、チャンチャ族などの現地の人々によって食用に捕獲されたり、毛皮も防寒具や寝具、じゅうたんとして使用されていました。
その後、瞬く間にチンチラ毛皮の評判が広まり、美しいチンチラ毛皮を求めて1600年代にはチンチラ狩りが盛んになります。
そのため1900年代になり、野生のチンチラが少なくなっていることがわかります。
それに伴い、アルゼンチンやチリ、ペルー、ボリビアではチンチラの狩猟や毛皮製造、輸出が禁止されました。
毛皮コートの流行により、高額で取引されたことから密猟も増え、野生のチンチラは絶滅の危機にさらされました。
1973年以降、チンチラはワシントン条約によって保護され、現在、野生のチンチラはチリ山中の保護区などに若干数が残っているのみです。
チンチラの飼育方法などについて研究が進められ、ヨーロッパなどではチンチラの飼育場が建設されてきました。
現在チンチラ毛皮の製造に使用されているのは、養殖のチンチラとなっています。