ダンスミュージックのレコード買取相場は?買い取りしてもらうためのポイントも紹介

ダンスミュージックのレコード買取相場は?買い取りしてもらうためのポイントも紹介

「所有しているダンスミュージックのレコードを売却したい」「新しいレコードを購入するための資金にしたい」など、レコードを売却する動機はさまざまです。

しかし、いざ売却しようとすると買取価格の相場がわからず、適正価格で買い取ってもらえないかもしれないといった不安もあるでしょう。

この記事では、ダンスミュージックの種類と、レコードの売却方法を紹介します。

初めてレコードを売却する方でも安心できるようわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

レコードの買取に関するお知らせ

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ダンスミュージックとは

ダンスミュージックとは、ダンスのBGMとして使われる音楽または踊るための音楽です。

特定の音楽ジャンルではなく、複数の音楽ジャンルを総合する概念といえるでしょう。

古くは古代ギリシャ時代から始まったとされ、クラシックに移り変わり、メヌエットやワルツが台頭します。

そのあとの社交ダンスの発祥にともない、スイングジャスがダンスミュージックとして人気を集めました。

それから、ロックンロールやロカビリーが流行し、ソウルミュージックやリズム&ブルースを中心にディスコが全盛期を迎えます。

ディスコの全盛期からレゲエやR&B、ヒップホップが流行となり、それ以降には電子音楽が普及しハウスなどに広がっていったのです。

このように、ダンスミュージックといえる音楽は幅広く、多様なものといえるでしょう。

ダンスミュージックのおもな種類

ダンスミュージックのおもな種類

前述のとおり、ダンスミュージックには複数の種類があります。

ここでは、代表的なものとして、ヒップホップ・R&B・ハウス・レゲエ・ディスコを紹介します。

ヒップホップ

アメリカのニューヨークを中心に広がったヒップホップは、音楽ジャンルであり、文化でもあります。

音楽としてのヒップホップは、ラップのイメージが強いかもしれませんが、ブレイクダンス、DJプレイ、グラフィティなども合わせたものが、文化としてのヒップホップです。

R&B

R&Bは「リズム&ブルース」という言葉を略したもので、リズムやビートに乗りながら、ブルースやゴスペルに影響された曲を歌うスタイルです。

定義は人によって異なりますが、クラシックなどを除く、黒人による大衆音楽がR&Bと呼ばれます。

ハウス

ハウスは電子音楽の一種で、4つ打ち(バスドラムにより一定間隔で打ち鳴らされるリズム)が基本です。

リミックスやサンプリングといった方法を活用し、打ち込みで音楽をつくります。

クラブでDJが流している、4つ打ちのダンスミュージックがハウスといえるでしょう。

レゲエ

レゲエはジャマイカ発祥の音楽です。

ベースはシンプルで、ギターのリズムは裏拍で刻み、民族楽器のボンゴやジャンベで音楽にアクセントを付けています。

ヒップホップと比べ、穏やかなリズム感で、ゆったりとした楽曲なのが特徴です。

ディスコ

ディスコミュージックの音楽的特徴は、4つ打ちのビートにノリの良いベースラインとパーカッションがファンキーに絡む点です。

名前の由来は、フランス語で「レコード置き場」を意味する「ディスコティーク」だといわれています。

ヒップホップレコードの買取相場

ダンスミュージックの音楽について理解したところで、ヒップホップレコードの買取相場をチェックしてみましょう。

ヒップホップレコードはアーティストにより買取相場が変動しDJのリミックス版でも買取価格がつくパターンもあります。

THE ROOTS

アメリカのヒップホップグループである「THE ROOTS」は生の演奏にこだわり、アルバムごとに異なるカラーを打ち出す人気グループです。

De La Soul

「De La Soul」はニューヨーク出身のヒップホップグループです。

デビューしてから現在まで、ニュースクールの代表格として長きにわたって活躍しています。

レコード盤は現在でも高額で販売されており、中古市場でも需要があります。

『STAKES IS HIGH』というアルバムのDJ SPINNAのリミックスや、USオリジナル版の『3 FEET HIGH AND RISING』は、どのアルバムも買い取ってもらえる可能性が高いといえるでしょう。

DR.DRE

アメリカ西海岸を代表する、ラッパー兼プロデューサーです。

西海岸のレジェンドヒップホップバンド、N.W.A.(エヌ・ダブリュ・エー)を脱退後、ソロ活動によりGファンクを確立し、何度もグラミー賞を受賞しています。

1992年に発売されたソロのファーストアルバム『The Chronic』やベスト盤など、レコードは中古レコード店でも売り切れが多く、価値が高いとされています。

OZROSAURUS

「ハマの大怪獣」の異名を持つ日本のヒップホップバンドです。

1996に結成された当初はMCのMACCHOとDJのDJ TOMO、2011年からはMACCHOとDJ SN-Zのユニットでしたが、2015年に6人組のヒップホップバンドとなりました。

全国各地でライブを行なうなど、積極的に活動しています。

過去のレコードのなかには入手困難なものも多数あります。

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R&Bレコードの買取相場

続いて、R&Bレコードの買取相場を見てみましょう。

R&Bレコードで買取価格の相場が高いのは、全スタジオ・アルバムのリマスターBOXを発売した「Sade」です。

Sade

2020年に発売されたリマスターBOXのほかにも、アルバムがリリースされた当初の初期版で、状態の良いものであれば買取需要に期待できます。

A TRIBE CALLED QUEST

1990年代を代表するアメリカのヒップホップグループです。

ジャズの演奏を組み込んだ楽曲は高く評価されており、2枚目~4枚目のアルバムはプラチナレコードに認定されています。

1998年に解散したのち、2006年から2013年まで再結成。

2015年も一時的に活動しましたが、2016年にMCのファイフ・ドーグが死去し、オリジナルメンバーでの再結成は不可能になりました。

ハウスレコードの買取相場

クラブでDJが音楽を流す際に使われるハウスレコードは、レア作品でも買取価格の相場は低めです。

Frankie Knuckles

Frankie Knucklesはハウスミュージックの源流をつくり、「ハウスの父」と呼ばれた人で、グラミー賞にも輝いています。

代表曲は『Your Love』です。

Aphex Twin

ミュージシャン・DJなど、多彩な顔を持つイギリスのアーティストです。

アンビエント・テクノ・ドラムンベース・アシッド・ハウスなど、さまざまなジャンルを取り入れています。

その斬新な発想と手法などから、「テクノモーツァルト」と呼ばれています。

2014年にリリースされたアルバム『Syro』は、グラミー賞のBest Dance・Electronic Albumを受賞しています。

レゲエレコードの買取相場

ボブ・マーリーの世界的な成功により、日本でもレゲエレコードの人気が高まりました。

レゲエはジャマイカで発生した音楽ですが、アメリカやアフリカなどのさまざまな音楽を取り入れて発展しています。

レゲエレコードの買取価格の相場は、ヒップホップやR&Bと同様です。

ボブ・マーリー

ボブ・マーリーは世界中に多くのファンが存在し、彼の考え方や音楽は多くの人に影響を与えたといわれています。

ジミー・クリフ

ジミー・クリフはジャマイカ出身のアーティストで、レゲエ界の重鎮といわれています。

ディスコレコードの買取相場

SOULやR&Bのほか、レアグルーヴ、ジャズ・ファンク、ファンクなど、ディスコレコードのジャンルは多岐にわたります。

Norman Connors

Norman Connorsは、アメリカ出身のジャズドラマーです。

プロデューサーとしても手腕を発揮し、多くのヒット曲を送り出しました。入手困難なレコードもあります。

ダンスミュージックのレコードを買い取りしてもらうポイント

 ダンスミュージックのレコードを買い取りしてもらうポイント  

ダンスミュージックのレコードを買い取りしてもらうポイントを説明します。

まず、レコード買取に詳しいバイセルへ査定に出しましょう。

バイセルは、ダンスミュージックのレコードに詳しいプロが査定するので、買取価格は公正に判断されます。

オークションでは相場がわからない状態での取引となり、相場よりも安く取引されてしますおそれがあります。

そのうえ、傷やシミの有無でトラブルに発展しかねないため、オークションでの出品はなるべく避けたほうがよいでしょう。

どのような方法で売却するとしても、買取価格をつけてもらうにはレコードの状態が重要です。

傷や汚れが付いていると価値が下がってしまうため、レコードはきれいな状態で保管しておくと買取価格につながります。

また、複数枚レコードを持っているのであれば、1枚ずつ買い取りしてもらうのではなく、まとめて買い取りしてもらうのがおすすめです。

おわりに

レコードを売却する場合、複数ある買取店のなかでも、売却するレコードの音楽ジャンルに関して詳しい店舗かどうかを事前にチェックしましょう。

レコードの価値はアーティスト、発売日、レコードの制作国、シングルかアルバムか、など、さまざまな条件で決まります。

また、保存状態により大きく買取価格が異なることも覚えておきましょう。

実際に売却する際は、フリマアプリやオークションサイトを利用するのも方法の一つですが、安心して売却するにはバイセルにご依頼ください。

店頭に持ち込むほか、出張買取、宅配買取が利用できます。

まずはレコードの買い取りに実績のあるバイセルに問い合わせいただき、お手持ちのレコードの価値を知るところから始めてみてください。

今回紹介した知識をしっかり身に付けておけば、きっと不適切な評価で安く買い取りされてしまうことを避けられるでしょう。