有馬頼底の掛け軸の買取価格は高い?人気作品や高価買取のポイントを解説

有馬頼底の掛け軸の買取価格は高い?人気作品や高価買取のポイントを解説

有馬頼底(ありまらいてい)は日本の著名な禅僧で、書家としても人気の高い人物です。

流麗でありながら力強く、芯の通った筆致で書かれる禅語の書・掛け軸作品は非常に評価が高く、骨董品買取市場でも高価買取されるケースがあります。

本記事では、有馬頼底の書の特徴や有名作品に加えて、買取市場で高く売れる理由、高く売れやすい有馬頼底作品の特徴、有馬頼底の掛け軸を高価買取してもらうためのポイントなどについてご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

有馬頼底とは

有馬頼底(1933-)は、臨済宗相国寺派第七代管長を務める日本の禅僧です。

京都の鹿苑寺(金閣寺)と慈照寺(銀閣寺)の住職を兼任していることでも有名です。

元久留米藩主有馬家の子孫として東京で生まれた有馬頼底ですが、8歳の時に両親が離婚したことを機に、大分県の岳林寺で得度(出家して受戒すること)しました。

1955年には京都の相国寺に入り、修行を積みます。

1968年には相国寺の塔頭(たっちゅう:高僧の死後に、その僧を慕って建てられる寺院)である大光明寺の住職となりました。

その後は相国寺派の教学部長や承天閣美術館の事務局長・館長などを歴任し、1995年に臨済宗相国寺派の管長に就任しました。

有馬頼底には著作も多く、その知名度を生かして禅の思想を広く伝えるメディアのような役割も果たしています。

そのような活動の一環として、得意とするで禅語を記した掛け軸の制作もあります。

書家としては「大龍窟(だいりゅうくつ)」という号を持ち、禅の教えを表現した「禅語」の書作品を多く手掛けています。

特に、茶道には「茶室には禅語が書かれた掛け軸(茶掛)を掛ける」という文化があるため、著名な禅僧である有馬頼底の掛け軸は人気となっているのです。

有馬頼底の書家としての特徴は?

有馬頼底の書家としての特徴は、流麗でありながらも力強く、芯の通った筆致です。

茶道の世界で人気となっていること、金閣寺・銀閣寺の住職という立場で知名度もあることから、その作品は骨董品として買取市場で取引されることも多いです。

有馬頼底の掛け軸の買取価格は高い?高く売れやすいポイントとは

禅僧として知名度の非常に高い有馬頼底の書や掛け軸には、僧侶としての功績もあいまって高い評価を受けている作品も多いです。

骨董品買取市場でも人気は非常に高く、高価買取されるケースもあるでしょう。

有馬頼底作品の中でも高く買取されやすいのは、やはり有名な禅語が書かれた掛け軸です。

特に、「日々是好日」「一期一会」「和敬清寂」などの言葉は茶道の精神とも親和性が高く、茶掛としての需要が高くなりやすいでしょう。


有馬頼底だけでなく、書や掛け軸など骨董品の買取では有名作家の作品ほど買取相場が高くなりやすい傾向があります。

以下のページでは、有名作家の作品など書や掛け軸の買取相場、書や掛け軸を高く売るためのポイントといった買取情報について記載してございます。

また、バイセルでの書や掛け軸の買取実績についても記載してございます。

参考までにぜひご参照ください。


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有馬頼底の有名作品にはどんなものがある?

流麗でありながらも力強く、芯の通った筆致で人気の有馬頼底の書・掛け軸ですが、有名な作品にはどのようなものがあるでしょうか。

有馬頼底の書では、特定の「代表作」が広く知られているというわけではなく、代表的な作品名が個別に挙げられることは少ないです。

全体として禅語を書いた作品が高く評価されており、有名な形式として「一字書」「一行書」が挙げられます。

この2つの形式に分けて、有馬頼底の有名作品について見ていきましょう。

有馬頼底の一字書

一字書とは、禅の思想にかかわる深い意味が込められた一文字を書いた作品のことです。

特に「無」や「空」は、禅の核心的な思想を表現する文字として有名で、有馬頼底の力強い筆致で書かれたものには高い人気があります。

ほかにも、漢字ではありませんが「円相(さまざまな意味を内包するものとして、ただ円を描いたもの)」も、禅の思想が宿るものとして人気が高いです。

有馬頼底の一行書

一行書とは、有名な短い禅語をしたためた書・掛け軸作品のことです。

特に「日々是好日」「一期一会」「和敬清寂」といった、茶道と思想とも深く結びついた禅語の書・掛け軸は多くの茶会で用いられ、人気が非常に高いです。

そのほかにも、「雲悠々水潺々」や「松樹千年翠」などは、自然の情景を通じて禅の境地を説く美しい言葉として人気を集めています。


ここに挙げた言葉でなくとも、有馬頼底の作品であれば保存状態などの条件によって高く買取される可能性があります。

お持ちの有馬頼底作品の具体的な価値については、ぜひ1度バイセルの無料査定でお確かめください。

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有馬頼底の掛け軸を高価買取してもらうためのポイント

有馬頼底の書や掛け軸は、流麗でありながら力強く芯のある筆致と、禅僧として知名度などから買取市場でも高く評価されています。

では、有馬頼底の書や掛け軸を少しでも高く売るためには、どのようなポイントに気をつければ良いでしょうか。

有馬頼底作品を含む書や掛け軸の買取において、より高く買取してもらうために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

  1. 綺麗な状態で保存しておく
  2. 箱や鑑定書などの付属品を揃えておく
  3. 入手経路などの来歴を明確にしておく

綺麗な状態で保存しておく

書や掛け軸の買取で、買取価格に大きく関わるのが「保存状態」です。

保存状態の良いもの(制作当時の状態をなるべく保っているもの)は、買取価格が高くなりやすいでしょう。

その一方で、日焼け・シワ・色あせ・虫食いがあるなど、作品の状態が悪ければその分だけ価値は下がってしまいます。

そうならないためにも、直射日光を避ける、飾らない場合は箱に入れて風通しの良い場所で保管するなど、書や掛け軸の状態を保つための工夫をしてあげることが重要です。

箱や鑑定書などの付属品を揃えておく

書や掛け軸を含む骨董品の買取では、箱などの付属品の有無も買取価格に大きく関わってきます。

箱などの付属品は重要なコレクションの一部であると同時に、作者の箱書きがあるなど、本物の証明になってくれることもあります。

そのため、付属品があることで買取市場での信頼性が増し、より高い需要を集めて買取価格が高くなる可能性があるのです。

書や掛け軸の付属品としては、箱、風鎮(ふうちん:掛け軸の下部に吊り下げる重り)や紐(掛け軸を巻く際や吊るす際に使う)、鑑定書などの付属資料があります。

箱や風鎮・紐などの付属品は、汚れていたとしても揃っているだけで買取価格に影響するため、処分せずにとっておきましょう。

また、鑑定書がある場合はやはり買取市場における信頼性につながって買取価格アップにつながる可能性があります。

書や掛け軸本体とともに大切に保管しておいてください。

入手経路などの来歴を明確にしておく

有馬頼底の書・掛け軸など価値ある骨董品の査定では、買取市場における作品の信頼性のために「どこで手に入れたか」「いつ購入したか」「誰から譲り受けたか」など購入に至るまでの背景が確認されます。

例えば「業界で信頼されている専門店で購入した」「著名な茶人が所有していた」などの来歴は、作品の価値を判断するうえでも重要な情報になります。

そして、その来歴を証明する書類等があればさらに信憑性が増し、買取市場における信用度が増すことでより高く売れるかもしれません。

入手した経路や時期、過去に所有していた人物といった記録がある場合には、処分せずに大切に保管しておきましょう。

有馬頼底作品を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

有馬頼底の書や掛け軸の買取をお考えなら、骨董品買取のバイセルにお任せください。

バイセルは日本全国で骨董品・美術品などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、書や掛け軸1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。

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