メイプルリーフ金貨の年代別仕様は?価値を下げない買取のコツも解説

メイプルリーフ金貨は、投資目的で発行される「地金型金貨(じがねがたきんか)」で、金貨の中でも世界的に人気の高い種類です。
発行年号やサイズによって仕様が異なり、場合によっては希少価値がつくものもあります。
本記事では、メイプルリーフ金貨の年代ごとの仕様から、価値を下げない買取のコツを詳しく解説します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
メイプルリーフ金貨とは?年代別仕様の一覧
メイプルリーフ金貨は、1979年からカナダ王室造幣局(Royal Canadian Mint)にて発行が始まりました。
表面には当時のイギリス君主・エリザベス2世女王の肖像、裏面にはカナダを象徴する「メイプルリーフ(楓の葉)」が刻印されています。
メイプルリーフ金貨は装飾品として扱われることもあり、日本の装飾品店ではコインペンダントとして販売されているケースがあります。
年代年代別仕様の一覧表は以下のとおりです。
発行年 | 表面肖像 | 主な特徴・変更点 |
---|---|---|
1979~1989 | エリザベス2世(若年期肖像) | 世界初の投資用純金貨、純度99.9% → 1982年以降99.99%へ |
1990~2004 | エリザベス2世(中年期肖像) | 年齢を重ねた肖像へ変更 |
2005~2023 | エリザベス2世(老年期肖像) | 精緻な肖像、2013年からレーザー刻印と放射状ライン導入 |
2024~ | チャールズ3世肖像 | 2024年4月以降発行。偽造防止加工を継続 |
すべての発行年の裏面のデザインは、「メイプルリーフ(楓の葉)」です。
メイプルリーフ金貨は、年代ごとに肖像や偽造防止技術が変化し、特に2013年以降はセキュリティ強化が進みました。
デザイン面では2024年からチャールズ三世の新肖像へと移行しています。
サイズ・種類の仕様一覧
メイプルリーフ金貨のサイズ・種類の仕様一覧は以下の表のとおりです。
サイズ | 重量 | 直径 | 厚さ | 額面(カナダドル) |
---|---|---|---|---|
1オンス | 31.1g | 30mm | 2.8mm | 50ドル |
1/2オンス | 15.55g | 25mm | 2.23mm | 20ドル |
1/4オンス | 7.78g | 20mm | 1.7mm | 10ドル |
1/10オンス | 3.11g | 16mm | 1.13mm | 5ドル |
1/20オンス | 1.55g | 14mm | 0.92mm | 1ドル |
表から分かるように、メイプルリーフ金貨は1オンスから1/20オンスまで幅広いサイズがあります。
投資用として人気なのは1オンスですが、手軽に入手できる小型サイズも根強い需要があります。
メイプルリーフ金貨は人気が故に規格外品も存在するので注意
地金型金貨の中でも有名なメイプルリーフ金貨は残念ながら規格外品も存在し、銅・ニッケルといった価値の低い金属で作られています。
しかし表面は金メッキ加工されており素人目で見極めるのは非常に困難なため、もし購入する場合は知名度の高い信用できるお店から購入するようにしましょう。
もしお持ちになっているメイプルリーフ金貨の価値の見極めの際は、コイン買取バイセルへお任せください。
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お申し込みフォームへプレミアがつくメイプルリーフ金貨の種類
通常のメイプルリーフ金貨は「金の価格+数%」のプレミアムで流通しますが、一部の年代・仕様の金貨には特別な価値があります。
プレミアがつきやすいメイプルリーフ金貨の種類は以下のとおりです。
- 発行枚数が少ない年号
- 記念デザイン(特別エディション)
- プルーフ仕様(鏡面仕上げ)
それではそれぞれ詳しく解説します。
発行枚数が少ない年号の希少性
メイプルリーフ金貨の中でも、発行枚数が限られている年号は市場に出回る数が少なく、コレクターからの需要が高まります。
その結果、通常の金貨よりも高値で取引されることがあります。
特に発行初期(1979~1980年代)、1994年あたりの一部ロットは希少性が高い傾向にあります。
記念デザインや特別エディション
通常版とは異なるデザインで発行された記念コインは、投資家だけでなくコレクターにも人気があります。
たとえば、発行20周年・40周年などの記念の年の金貨や、ローズゴールド仕様などの金貨は、需要が高いためプレミア価値が上乗せされやすいです。
プルーフ仕様(鏡面仕上げ)
コレクション向けに発行されたプルーフ仕様のメイプルリーフ金貨は、一般流通用とは異なる鏡面のような美しい仕上がりが特徴です。
状態が良好であれば通常の金貨より高額で取引されることが多く、保存状態が重要な価値判断基準となります。
メイプルリーフ金貨の買取額を下げないための3つのコツ
せっかく価値が見込めるメイプルリーフ金貨も、保管方法や売却タイミングを誤ると査定額が下がることがあります。
高く売るためには以下の点に注意しましょう。
- 保管状態を良好に保つ
- 付属品をそろえる
- 金貨の知識がある業者に依頼する
それではそれぞれ詳しく解説します。
保管状態を良好に保つ
金貨の査定時に大切になるのが保存状態で、特に状態が良いものは買取価格が高くなる傾向にあります。
「状態が良いもの」とは、金貨本体に摩耗や傷などが少なく、発行当時の新品に限り無く近い状態のものということです。
査定に出すまで、金貨の保存環境には充分に注意しましょう。
メイプルリーフ金貨の保管の際に最も気を付けるポイントは「傷を付けない」ことです。
純金などの単一金属でできている製品は傷が付きやすいため、普段の扱いには注意が必要です。
メイプルリーフ金貨の価値を下げないためにも、日頃からカプセルやケースに入れ、素手で触れずに保管しておきましょう。
付属品をそろえる
金貨を買取に出す際、オリジナルケースや保証書(COA)、シリアルナンバー入りの証明などは「完品」としての評価を高めます。
これらがそろっているとコレクター需要が高まり、地金価格以上のプレミア査定が期待できます。
お持ちのメイプルリーフ金貨に付属品がある場合は、すべてそろえてから査定に出しましょう。
金貨の知識がある業者に依頼する
メイプルリーフ金貨ほど世界中で流通している金貨には、多くの規格外品も存在しています。
規格外品の金貨は見た目だけでは真贋の判断がつきにくいため、金貨の買取実績豊富な業者でないと本物を見極めるのは難しいことかと思います。
お持ちのメイプルリーフ金貨が本物であるか調べる意味でも、一度バイセルに査定をご依頼ください。
コイン買取のバイセルなら金貨の買取実績が豊富ですので、お持ちのメイプルリーフ金貨の価値をしっかりと見極めることができます。
メイプルリーフ金貨を少しでも高く売りたいという方は、査定料無料のバイセルをご利用ください。
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