セイコーの腕時計の買取相場はどれくらい?古い時計でも売れる?

2025.01.06

時計買取 コラム
セイコーの腕時計の買取相場はどれくらい?古い時計でも売れる?

腕時計の有名ブランドというと、ロレックスなど海外の高級腕時計メーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。

そんな海外の有名メーカーにも製造技術や性能の面で引けを取らない、国産腕時計の先駆的ブランドがセイコーです。

セイコーの腕時計は高い性能で世界的にも評価が高く、時計買取市場においても人気の高いブランドとなっています。

セイコーの歴史やセイコーの腕時計の特徴に加え、買取相場、買取市場で人気のコレクション、高く買取してもらうための注意点、古い時計でも売れるのかなどの買取情報をご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

日本初の腕時計メーカー・セイコーとは

日本初の腕時計メーカー・セイコーとは

セイコー(SEIKO)は、国内最大手の時計メーカーです。

日本で初めて腕時計を、また、世界で初めてクオーツ式腕時計を製品化したことで知られる、腕時計の先駆的メーカーです。

グランドセイコーやクレドールといった腕時計の自社ブランドも有名で、世界的に高い評価を得ています。

セイコーの歴史

セイコーの歴史は1881年、創業者・服部金太郎(はっとり きんたろう 1860-1934)が、時計小売・修理の店である服部時計店を開業したことに始まります。

そして1892年、時計工場・精工舎を設立して国産壁掛け時計の製造を開始したことにより、セイコーは時計メーカーとしてのスタートを切ります。

その後も懐中時計を製造するなど、時計製造の技術力を蓄えてきたセイコーは1913年、ついに初の国産腕時計の製品化に漕ぎつけます。

これにより、セイコーは日本における腕時計のパイオニアとしての確固たる地位を手に入れました。

セイコーは1924年から、「SEIKO」のブランド名を冠する腕時計を作り続けてきました。

そして1960年には国産最高級腕時計の自社ブランドとしてグランドセイコーを、またその後には高級ドレスウォッチの自社ブランドとしてクレドールを立ち上げ、海外の有名腕時計メーカーに対抗できる時計作りの基盤を整えます。

そして1969年、世界初のクオーツ式腕時計の製品化に成功したことにより、セイコーは世界の時計市場においてもトップランナーに躍り出ます。

圧倒的な精度を誇るセイコーのクオーツウォッチの衝撃は凄まじく、ヨーロッパでは老舗の機械式腕時計メーカーの中にも、休業に追い込まれたブランドがあったほどでした。

セイコーは現在も、世界トップクラスの技術力で時計業界をリードし続けています。

セイコーの自社ブランド

セイコーの自社ブランド

セイコーにはメインのブランド名である「SEIKO」を冠する腕時計のほかにも、いくつかの自社ブランドの腕時計があります。

ここでは、代表的な3つの自社ブランドについてご紹介します。

グランドセイコー

世界に挑戦できる国産最高級の腕時計を目指して立ち上げられたのが、セイコーの自社ブランド・グランドセイコー(Grand Seiko)です。

SEIKOが培ってきた時計製造技術を注ぎ込んで作られる、高品質で本格派の腕時計が特徴です。

機械式とクオーツ式の技術を融合した新しいムーブメント「スプリングドライブ」を武器に、現在では最高レベルの腕時計ブランドとして世界中で高く評価されています。

クレドール

1960年代から1970年代にかけて起きた腕時計の高級化への需要に応え、貴金属を使った高級宝飾時計のブランドとして立ち上げられたのが、クレドール(Credor)です。

日本伝統の彫金技法やガラス工芸の技法を取り込んで表現されるクレドールのデザインは、国内のみならず海外でも高い評価を得ています。

また、セイコーの高い時計製造技術を使うことができるため、デザインだけでなく内部機構の面でも世界トップクラスであるという点が、クレドールの最大の強みでしょう。

WIRED

WIRED(ワイアード)は2000年、ファッションと機能を融合した次世代の腕時計として誕生した自社ブランドです。

個性あふれるデザインが特徴で、ドラえもんやミッキーマウスとのコラボモデルを発表したことでも話題となりました。

グランドセイコーやクレドールに比べれば歴史はありませんが、ファッションにアクセントを加えるアイテムとして多くの人から愛されるブランドです。

バイセルのセイコー買取実績

バイセルのセイコー買取実績

時計買取のバイセルでは、セイコー・グランドセイコーなど腕時計の買取実績が数多くございます。

以下のページでは、セイコーの腕時計のバイセルでの実際の買取例について記載してございます。

参考までにぜひご覧ください。

セイコーの人気腕時計コレクション

セイコーの人気腕時計コレクション

セイコーの自社ブランドについて上でご紹介しましたが、ここからはセイコーの腕時計の人気コレクションについてご紹介します。

これらのコレクションは買取市場でも人気となっていますので、状態が良ければ高く買取される可能性もあります。

ヘリテージコレクション

「ヘリテージコレクション」は、ベーシックなデザインが特徴のビジネスウォッチです。

無駄のないデザインと実用的な性能が人気で、グランドセイコーの定番モデルとなっています。

買取市場でも幅広い需要を集めるコレクションです。

人気モデルとしては、「SBGX261」「SLGH005」「SBGA437」「SBGX295」などがあります。

アストロン

セイコーの「アストロン」は、世界で初めてのGPSソーラーウォッチとして有名な腕時計です。

GPS衛星からの電波によって現在地を特定し、その場所の時刻を正確に表示します。

ソーラー充電機能があるため、日光に当てるだけで動き続けるのも人気の要因となっています。

実用性・機能性ともに優れるアストロンは、買取市場でも多くの時計ファンから求められています。

人気モデルとしては、「ネクスター」シリーズ(「SBXY063」など)、「5X」シリーズ(「SBXC013」「SBXC017」など)、「SBXD017」などがあります。

プロスペックス

セイコーの「プロスペックス」は、ダイビングや登山などのアウトドアシーンに最適なコレクションです。

国産初のダイバーズウォッチ「マリーンマスター」をはじめとして、国産初の300m防水機能、世界初の600m防水クォーツ式ダイバーズウォッチなど、世界中から高い評価を得るモデルが多数あります。

人気モデルとしては、「マリーンマスタープロフェッショナル」「ダイバースキューバ」「ルクスライン」「アルピニスト」などがあります。

5スポーツ

セイコーの「5スポーツ」は、多様性を意識した「5つのスタイル」をコンセプトとしたカジュアルウォッチのコレクションです。

リーズナブルなモデルを多く展開しているものの、防水機能やデイデイト機能、耐震装置などを搭載しており、その実用性の高さからコストパフォーマンスの良さに定評があります。

スポーティーでありながらもビジネスシーンで活躍するモデルなどもあり、買取市場でも幅広い層から人気があります。

人気モデルとしては、「スポーツスタイル」「スーツスタイル」「スペシャリストスタイル」「ストリートスタイル」「センススタイル」「フィールドスポーツスタイル」などがあります。

プレサージュ

セイコーの「プレサージュ」は、日本の伝統・技術を駆使した、「日本の美」を伝える機械式腕時計のコレクションです。

セイコー独自の手法で仕上げられるその見た目と機能性は、日本国産ブランドならではの信頼性の高さを誇ります。

洗練されたラグジュアリーラインでありつつも、手が出しやすい価格帯なのも人気の理由となっています。

プレサージュの腕時計には、琺瑯・漆・有田焼といった日本の伝統工芸を素材に使った「クラフツマンシップ」シリーズ、日本庭園や麻の葉など日本的なモチーフが特徴の「シャープエッジド」シリーズなどがあります。

スポーツコレクション

「スポーツコレクション」は、ヘリテージコレクションに次ぐグランドセイコーの売れ筋ラインです。

セイコーが誇る計時の精度の高さはそのままに、堅牢性や耐水性、視認性などが強化されています。

スポーツコレクションは信頼性のある国産スポーツウォッチとして、中古市場でも安定した需要があります。

人気モデルとしては、「SBGP015」「SBGE277」「SBGA461」「SBGN029」「SBGC003」「SBGC253」などがあります。

エレガンスコレクション

「エレガンスコレクション」は、煌びやかでありながらもクラシックなデザインで着用シーンを選ばない、グランドセイコーのドレスウォッチラインです。

ダイヤモンドなどの宝石をあしらい、華やかでありながらも高級感がある雰囲気を持ちます。

高級素材が使われていることもあり、買取市場でも高い価値が認められています。

人気モデルとしては、日本ならではの季節の移り変わりを腕時計に落とし込んだ「二十四節気」シリーズなどがあります。

まだまだあるセイコーの人気コレクション

ここまでご紹介してきたものの他にも、セイコーには人気の高い腕時計のコレクションが数多くあります。

スピリットブライツドルチェマスターピースコレクション
エクセリーヌルキアゴールドフェザーアートピースコレクション
クオンロコモティブリネアルクスエボリューション9コレクション
ジュリシグノ  

これらの人気コレクションの時計をお持ちなら、高い買取価格がつく可能性があります。

まずは試しにバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

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セイコーの腕時計を高く買取してもらうための注意点は?

セイコーの腕時計を高く買取してもらうための注意点は?

買取市場でも高い人気のあるセイコーの腕時計ですが、保存状態の良し悪しや付属品の有無などの条件によっては買取価格が下がってしまうケースもあります。

セイコーの腕時計をより高く買取してもらうために注意しておきたい3つのポイントをご紹介します。

  1. 日頃から保存状態には注意しておく
  2. 付属品を捨てずに保管しておく
  3. 売ると決めたらなるべく早く買取に出す

日頃から保存状態には注意しておく

いくらセイコーの腕時計は人気が高いとはいえ、風防・ケース・ブレス・バックル・リューズなどに大きな傷や欠損があると、買取価格は下がってしまうでしょう。

  1. 机などの硬い場所に置くときはハンカチを下敷きにする
  2. 作業するときには腕時計を外す
  3. 腕時計を袖の中に隠す
  4. 他の腕時計と接触しないように箱に入れて保管する

など、傷がつかないように日頃の使用や保管の時から注意しておきましょう。

また、腕時計は長く使わないまま放置していると、クォーツ時計なら電池が液漏れを起こす、機械式時計ならオイルが変質するなど、時計内部の状態を損ねてしまうことがありますので注意が必要です。

付属品を捨てずに保管しておく

セイコーの腕時計を新品で購入した際には、箱や保証書といった付属品がついてきます。

これらの付属品は、腕時計の買取においても大きな役割を果たします。

腕時計の付属品は査定の際、その時計が本物のセイコー製であることの証明に役立ちます。

また、付属品が揃っているものの方がコレクションとしての人気が高く、時計買取市場での需要が高くなりやすいです。

買取業者としても、付属品が揃っているものの方が買取後に高く販売できるため、買取価格も高くつけることができるのです。

腕時計の付属品は大切に保管しておき、買取の際には腕時計と一緒に出すようにしましょう。

売ると決めたらなるべく早く買取に出す

セイコーに限らず、ブランド時計の買取では基本的に、年式が新しいものの方が高く買取されやすい傾向があります。

後継モデルが発売されると、どうしてもユーザーの需要が新しい方に向かってしまうからです。

そのため、売却を考えているセイコーの時計があるなら、なるべく早く売ることでより高く買取される可能性が増すでしょう。

また、「保存状態が良いまま売る」という観点からも、早めに買取に出すのはおすすめです。

セイコーの時計を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

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バイセルは日本全国でブランド時計などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、セイコーの時計1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。

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試しに「価値がどれくらいか聞いてみたい」といった場合も手数料はかかりませんので、安心してご利用いただけます。

ぜひ1度お気軽にお試しください。

セイコーは古い時計でも売れる?

セイコーは古い時計でも売れる?

セイコーの腕時計は、計時の正確性、機能性、堅牢性など様々なポイントで評価が高く、買取市場でも高い需要があります。

そして、品質の高さから長く使える場合が多いのも特徴です。

そのため、セイコーなら、古い時計でも状態の良いものは買取してもらえる可能性が高いです。

特にグランドセイコーは1960年代〜80年代に生産されたアンティーク腕時計も人気となっており、高値で買取されるケースも見られます。

使っていないセイコーの腕時計をお持ちなら、古いからといって諦めてしまわず、まずはバイセルの無料査定で価値を確かめてみてください。