パテックフィリップのトラベルタイム機能とモデルの種類は?高く売る方法もご紹介!

2024.03.04

時計買取 コラム
パテックフィリップのトラベルタイム機能とモデルの種類は?高く売る方法もご紹介!

パテックフィリップは、世界五大時計ブランドの一つと言われています。

高級時計の愛好家ならコレクションをしている方はいると思いますが、つけるタイミングがなくて飾ったままになっていませんか。

パテックフィリップのトラベルタイムが搭載された時計は常に中古市場で需要が高い傾向にあるため、いつ売却しても高値が期待できるでしょう。

とはいえ納得して売却したいですよね。

本記事ではパテックフィリップのブランド、トラベルタイムが搭載されたモデルの種類、高値で売る際のポイントなどをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

パテックフィリップとはどんなブランド?

パテックフィリップとはどんなブランド?

パテックフィリップは1839年にスイスで生まれた高級時計ブランドです。

アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックと、フランソワ・チャペックが、パテック・チャペック社を創業し、1844年時計師のジャン・アドリアン・フィリップが経営に参画します。

ジャン・アドリアン・フィリップは、鍵巻き式の懐中時計が主流だった時代にリューズ巻き上げ式の懐中時計を発明しました。

1851年にパテックフィリップに社名を変えて、リューズ巻き上げ時計やダブル・クロノグラフ機構などの技術で特許を取得し、時計業界での地位を高めます。

1970年代にセイコーの「アストロン」が、電池で駆動してクォーツ(水晶振動子)で精度を取る機構を発明しました。

従来の時計はゼンマイで動く機械式でしたが、クォーツ式の時計が誕生したことで大量生産を可能とし、クォーツ式時計に人気が流れていきました。

時計ブランドの人気が振るわない中、パテックフィリップはクォーツ式時計の開発に乗り出し、1976年には同社で初めてのスポーツウォッチ「ノーチラス」を開発しました。

パテックフィリップの強み

パテックフィリップは機構の設計、製造、組み立てなどの工程を一貫して行います。

機構の組み立てなどは機械で行う時計ブランドがありますが、パテックフィリップは職人が手作業で完成します。

さらに、パテックフィリップ・シールという品質規格を設けて、時計の精度、ムーブメント、ケース、針、仕上げの品質の良し悪し、アフターサービスに至るまで基準を厳格に決めています。

パテックフィリップは「コンプリケーションウォッチ(複雑時計)」という複雑な機構が搭載されている時計がシリーズ展開されていることが特徴です。

トゥールビヨン、ミニッツリピーター、永久カレンダー、スプリットセコンド・クロノグラフ、レトログラード、ムーンフェイズなどが搭載されたモデルが複雑時計に当たり、パテックフィリップの技術力の高さを誇ります。

職人の技術の高さなどを踏まえて定価が1,000万円を超えるモデルは珍しくありません。

トラベルタイムってどんな機能?モデルの種類は?

トラベルタイムってどんな機能?モデルの種類は?

1996年、パテックフィリップは「トラベルタイム」を開発しました。

トラベルタイムはGMT機能を簡単に操作できる時計です。

GMT機能とは、日本時間と海外の時間を同時に表示させる第二時間帯表示機能です。

トラベルタイムはこの第二時間帯表示を簡単に操作できるようになりました。

ここではパテックフィリップのトラベルタイムが搭載されているモデルの一部をご紹介します。

パイロットトラベルタイム「5034」

パイロットトラベルタイム「5034」は1996年に登場した初代のトラベルタイムです。

2001年にモデルチェンジした際には「5134」が登場し、現在は生産終了となっています。

時計のケースは、カラトラバコレクションを基調としたシンプルなデザインが特徴です。

アクアノート トラベルタイム「5164A-001」

「5164A-001」は2011年に発売されたアクアノートシリーズのトラベルタイムです。

「5164A-001」には文字盤の下に小窓が設置され、日本と海外の時間が昼なのか夜なのかがわかるようになっています。

アクアノートのトラベルタイムは、時計盤の厚みが約10mmと薄型が特徴です。

また、水深120mまで可能な耐水性も搭載しています。

ローズゴールドモデル「5164R-001」

ローズゴールドモデル「5164R-001」は、前述したアクアノート トラベルタイム 「5164A-001」のシリーズです。

ローズゴールドは時計のベゼルや裏ブタが、ピンクとゴールドが混ざったような色になっています。

時計はステンレス製が多いですが、ゴールドを用いた時計もあります。

パイロットトラベルタイム「5524G」

パイロットウォッチのトラベルタイム「5524G」は、2015年に登場したパテックフィリップのカラトラバシリーズの時計です。

ケースは直径42mmで、文字盤は濃い青色です。

時計の文字盤にはインデックスがゴールドで埋め込まれています。

「5524G」には着脱時の誤操作が多いため、時計の10時と8時の位置にあるツマミをいじってローカルタイム変更ボタンにロックをかける機能がついています。

また、文字盤の数字とスケルトン針には蓄光素材が塗られており、暗い場所だと塗られている部分が青く光ります。

ノーチラス・トラベルタイム・クロノグラフ「5990/1A-011」

「ノーチラス・トラベルタイム 5990/1A-011」は2022年登場の時計です。

ノーチラスシリーズはパテックフィリップのスポーツモデルとして作られました。

ノーチラスとは潜水艦を意味し、防水性能とクロノグラフ(ストップウォッチが付いている時計)が搭載されています。

同モデルの時計盤は、12時位置にトラベルタイムと連動したカレンダーが、6時位置に60分積算計の小窓がついています。

パワーリザーブ(ゼンマイを巻かずに使える時間)が最長55時間で、出張先でも駆動時間を気にしないで使えます。

トラベルタイムシリーズを高く売るポイント

トラベルタイムシリーズを高く売るポイント

パテックフィリップのトラベルタイムが搭載されている時計は愛好家が多いです。

中古市場で根強い人気があるので、売却前にポイントを抑えておくと適切な査定金額で手放せるでしょう。

ここではパテックフィリップのトラベルタイムを高く売るためのポイントを紹介します。

中古市場で需要の高いモデル

人気モデルのカラトラバシリーズ、スポーツウォッチのノーチラスとアクアノートなどは中古市場で需要が見込まれるでしょう。

パテックフィリップはモデルによっては流通量が少ないため、中古市場での価値が高まっています。

トラベルタイムが搭載された「ノーチラス 5711」や「カラトラバ 5196」などは廃盤モデルなので、中古市場で価値が上がりやすいでしょう。

良い状態を維持できるように時計の手入れをしておく

パテックフィリップは時計の見た目をきれいにしておくことで査定金額が上がります。

風防割れや傷、文字盤焼け、ベルトの破れ、リューズが回せない、時計全体にサビなどがあると、状態が悪いと見なされて査定金額が下がる傾向にあります。

時計に皮脂汚れがついていたらメガネ拭きなどできれいにしておきましょう。

軽く拭いても落ちない汚れはオーバーホールに出す方法がありますが、状態によっては10万円ほどかかる場合があります。

査定前に余分な出費がかかってしまうのでおすすめできません。

多少汚れや傷が付いていても、パテックフィリップのトラベルタイムは高値で売れる可能性があるので、そのまま査定に出すことをおすすめします。

付属品も査定に出す

パテックフィリップのトラベルタイムを購入すると箱、保証書、説明書、予備のコマなどがついてきます。

時計と一緒に付属品を提示すると、査定で評価が上がりやすくなります。

付属品があるから時計の価値が大幅に上がるわけではありませんが、再販時に買い手が付きやすくなる場合があります。

時計の買取業者に査定してもらう

パテックフィリップは高級時計ブランドですから、高級時計に知見があり査定実績が豊富な買取業者に売却することをおすすめします。

買取業者の公式サイトには査定実績が掲載されています。

ロレックス、オメガ、ヴァシュロン・コンスタンタンなどの高級時計の実績があれば、パテックフィリップも査定品目に入っている可能性があるでしょう。

中古市場でお持ちの時計がどのくらいの価値があるのかをしっかり見極められる業者を選べば、納得して売却ができます。

バイセルはパテックフィリップなどの高級時計を多数扱っています。

高級時計を査定する知見が豊富なため、納得のいく査定金額をご提示する自信があります。

パテックフィリップのトラベルタイムをお持ちの方はバイセルへお問い合わせください。