アート・ペッパーの経歴や人気の高い代表的なアルバム5選!
1950年代を代表するサックスプレイヤー「アート・ペッパー」は、現在でも多くのファンから愛されており、リリースされたアルバムも根強い人気を誇っています。
本記事では、アート・ペッパーの経歴や人気の高いアルバムについて解説します。
併せて、レコードを高く販売するコツも紹介するので、アート・ペッパーのレコードの売却を考えている方は最後までチェックしてください。
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目次
アート・ペッパーの経歴
アート・ペッパー(Art Pepper)は、1925年9月1日にアメリカのカリフォルニア州ガーデナで誕生しました。
1942年からプロのアルト・サックス奏者として、スタン・ケントン楽団やベニー・カーター楽団などで音楽活動を開始し、注目されるようになります。
1952年にはソロのジャズ奏者として独立し、アート・ペッパーにしか表現できない独特な音楽性により、一躍人気スターとなりました。
また、アート・ペッパーは20歳の頃からアルコールや薬物に依存しており、逮捕と出所を繰り返します。
1960年代後半にはリハビリ施設での生活を余儀なくされるなど、薬物依存の影響により何度も音楽活動を中断しています。
素晴らしい演奏家の一面と、薬物に依存する破滅的な一面をリアルに書いた自伝「ストレート・ライフ」は、日本でも大きな話題となりました。
一方で、時代とともに変化していくアート・ペッパーの音楽性は、多くのファンの心をつかみます。
その結果、ウエスト・コーストを代表するジャズの巨人として長く活躍し、今なお世界中で愛されています。
アート・ペッパーが日本で人気の理由
アート・ペッパーの人気は日本でも高く、1977年には来日公演が行われるほど人気を集めました。
こうしたアート・ペッパーの人気の背景にあるのは、彼の音楽性が日本人の好みにマッチしていたことが挙げられます。
哀愁を帯びた繊細な感情表現に、日本のジャズファンの心が奪われていったのです。
しかし、薬物による休止期間により、1960年代は日本にアート・ペッパーの音楽が届かず、復帰する1970年代まで新作が伝わりません。
その結果、10年以上ぶりに日本人が触れたアート・ペッパーの音楽は、慣れ親しんでいた音楽性とは大きく異なるものでした。
今までのイメージを覆す変化は一際大きな衝撃となり、その驚きが日本でのアート・ペッパーの人気を加速させたといわれています。
こうした経緯により、アート・ペッパーの全盛期といわれる1950年代ではなく、1977年に来日公演が実現しました。
また、アート・ペッパー自身は親日家であり、1980年には日本人歌手石黒ケイのアルバムにも参加しています。
アート・ペッパーの代表的なアルバム5選
アート・ペッパーが販売しているアルバムのなかでも、押さえておきたい代表的なアルバムを5つ紹介します。
アルバムごとに解説していくので、ぜひアルバム選びや曲を聞く際の参考にしてください。
Art Pepper Meets The Rhythm Section
全盛期ともいわれている1957年に録音された、アート・ペッパーの代用的なアルバムです。
マイルス・デイヴィスのリズムセクションを担当していた演奏家たちとの、即興のセッションを録音しています。
楽譜に縛られない自由奔放なアート・ペッパーの演奏を楽しめるアルバムです。
Surf Ride
1952~1954年に演奏された音楽を録音して作られたアルバムです。
アート・ペッパーの全盛期といわれる時代のなかでも初期の演奏が収録されており、後期とは異なるエネルギッシュな演奏を楽しめます。
どのように音楽性が変化したのか、後期の演奏と聴き比べるために入手するファンも少なくありません。
The Return of Art Pepper
薬物中毒のリハビリ施設の退所後、1956年に録音されたアート・ペッパーを代表するアルバムです。
当時の代表的なジャズ奏者とのセッションが録音され、細かなところにも聞きどころのあるアルバムに仕上がっています。
アート・ペッパーの音楽性を堪能するためには、欠かせないアルバムといえるでしょう。
Modern Art
1956年~1957年にかけて録音された、アート・ペッパーの代表作ともいえるアルバムです。
ウエスト・コースト・ジャズの名演奏家を従えたセッションのなかで演奏される、アート・ペッパーのアドリブ表現は必聴です。
また、Art Pepper Meets The Rhythm Sectionと対をなすアルバムともいわれており、セットで聴きたいアルバムでもあります。
Art Pepper + Eleven: Modern Jazz Classics
アート・ペッパーが11人のバンドと一緒に演奏した楽曲を録音し、1960年にリリースされたアルバムです。
ピアニストのマーティ・ペイチが楽曲アレンジを手がけ、アート・ペッパーの演奏のカッコよさを引き出した音楽に仕上がっています。
幅広いジャズ音楽が収録されており、ジャズ初心者でも聞きやすいアルバムです。
まだまだあるアートペッパーの名盤
アートペッパーの代表的なアルバムを5つご紹介しましたが、人気の名盤はまだまだあります。
- Art Of Pepper
- The Marty Paich Quartet (feat. Art Pepper)
- Gettin' Together
- Smack Up
- Complete Maiden Voyage Recordings
- New York Album
何度聴いても飽きずに味わえるこれらのレコードは、アートペッパーファンなら押さえておきたい名盤です。
アート・ペッパーのレコードを売却する際のポイント
人気の衰えないアート・ペッパーのレコードは、現在でも高い人気を誇っています。
レコードをを売却する際に押さえておきたいポイントを、大きく3つに分けて解説します。
- 保存状態の良し悪し
- レコードに付いている付属品の有無
- 見本盤やサンプル盤では価値が高くなる
それではそれぞれ詳しく解説します。
保存状態の良し悪し
レコードの査定評価は、保存状態の良し悪しで大きく変わり、状態が良いものほど高評価となりやすいです。
アート・ペッパーのレコードは、特に1950年代の人気が高いので、経年劣化によりジャケットなどが傷んでいる可能性があります。
そのため、ジャケットの四隅の状態やレコード盤の傷などに注意し、現状よりも劣化させないでおくことが大切です。
レコードに付いている付属品の有無
レコードは発売当時の状態に近いほど、査定評価が高くなる傾向にあります。
そのため、歌詞カードや説明書などの付属品の有無は、査定額に大きな影響を与えます。
特に、多くの人が捨ててしまう帯や、使ってしまうステッカー・ポスターなどの付属品は、査定額が付くポイントになり得ます。
もし付属品が残っている場合は、査定に出すまでなくしたり破損したりしないように大事に保管しておきましょう。
見本盤やサンプル盤では価値が高くなる
レコードの価値は、人気と流通量の2つのポイントから決定します。
人気が高くても流通量が多いレコードは、思ったよりも査定額が付かない場合があります。
そのため限定版や、発売後しばらく経ってから人気が高まったレコードなどは、需要が供給を上回る傾向にあり、価値も上がりやすいです。
また、見本盤やサンプル盤など、一般販売されていないレコードも価値が高くなります。
これらのレコードは入手方法が限られているため、もしお持ちの場合は特に大切に扱いましょう。
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アート・ペッパーのレコード価値を下げないためのコツ
アート・ペッパーのレコードは、発売から60年以上経過しているものもあるため、何気ない使い方でもレコードの状態を悪化させてしまうことがあります。
レコードを査定に出す際に現金化するためにも、価値を下げないための扱い方を紹介します。
直射日光・湿度に注意する
レコードの大敵となるのは、直射日光と高い湿度です。
直射日光は、ジャケットの色あせや劣化を招き、価値を低下させます。
さらに、高温多湿な環境は結露につながり、ジャケットやレコード盤にカビを発生させることで、レコードの価値を大きく下げてしまいます。
レコードの状態を維持するためにも、窓際や湿気の多い場所での保管はやめておきましょう。
日光が届かず湿度が低く、かつ暖房などで急激な温度変化が起こらない場所が、レコードの保管に最適な場所です。
レコードは重ねて保管しない
レコード盤の厚みは2mm程度と薄く、衝撃に弱いため、保管方法にも注意が必要です。
例えば、複数枚のレコードを重ねて保管していると、下に敷かれたレコード盤は重みに耐えられずに割れてしまいます。
そのため、レコードは本棚などに立てて保管する必要があります。
さらに、壁などに立てかけていると、自らの重みでレコード盤が歪み割れる可能性があります。
隙間のないように収納したり、ストッパーなどで垂直の状態をキープしたりして、まっすぐ立てて保管しましょう。
レコードは内袋と外袋に入れて保管する
ジャケットやレコード盤の状態を保つために有効なのが、内袋と外袋です。
内袋はレコード盤の保護を目的とし、ジャケットから出し入れする際の擦れ傷対策などに有効です。
外袋はジャケットの保護に使用し、手垢の付着やジャケット同士の擦れ防止に役立ちます。
そのため、きちんと内袋と外袋を使い、レコードをきれいな状態で保管しましょう。
また、内袋が汚れていると、ジャケットの内側やレコード盤が汚れてしまいます。
そのため、内袋は定期的に交換し、内袋によって汚れないようにしてください。
アート・ペッパーのレコードを売却するならバイセルにお任せください
アート・ペッパーのレコードを手軽に売却するなら、豊富な買取実績と高い人気を誇るバイセルにお任せください。
バイセルが多くの人に選ばれるおもな3つの理由をご紹介します。
買取手数料が無料
バイセルでは、買取手数料や査定料などの費用が発生せず、買取サービスを完全無料で利用できます。
そのため、査定額から差し引かれる余計な費用がなく、純粋な査定額をそのまま受け取れます。
また、査定後に「やはり思い出を大切にしたい」という気持ちになった場合でも、無理に売却を迫ることはありません。
査定前・査定後のキャンセル費用も発生しないため、安心してサービスをご利用いただけます。
アナログレコードの買取実績が豊富
バイセルの買取実績は豊富なうえ、厳しい研修を経た実力のある査定士がレコードを1枚1枚査定するので、常に適切な買取評価をお付けします。
最新の中古市場での需要もこまめにチェックしているため、需要に合わせた買取を行います。
お客様がより満足できる買取になるよう努力いたしますので、大切にしていたレコードはぜひレコードに詳しいバイセルの査定士にお任せください。
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バイセルでは、「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3つの買取方法からお好きな方法を自由にお選びいただけます。
デリケートなアナログレコードの運搬が心配な方、自宅から出ずに手軽に買取を済ませたいという方は、出張買取がおすすめです。
また、出張買取や宅配買取を選んでも、出張料や荷物の送料は無料です。
どの買取方法でも査定額は変わらないので、自分にとって便利な方法をお選びください。
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アート・ペッパーは1950年代を代表するサックスプレイヤーであり、彼にしか表現できない演奏は今でも高い人気を集めています。
そのため、当時販売されていたレコードは中古市場でも価値が高く人気もあります。
しかし、レコードは保存状態や付属品の有無によって価値が変わり、雑に扱っていると価値が大幅に低下します。
レコードの売却を考えている場合は、この記事で紹介した価値を下げないコツを参考に、レコードを大切に保管しましょう。
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