宝石買取では原石や石のみでも買取可能?

2024.02.05

宝石買取 コラム
宝石買取では原石や石のみでも買取可能?

宝石の原石を買取に出そうか考えている人の中には、「宝石のみでは価値が低いのでは」「買い取ってもらえないかも」と思い、躊躇している人もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、買取市場では原石の価値を中心にご紹介します。

また原石を加工した後の石(ルース)の価値や、買取業者を選ぶ際のポイントなどについてもお伝えします。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

 

原石は買取対象になる

原石は買取対象になる

未加工状態である原石は宝石としての価値が定まっていないため、買い取ってもらえないと思っている人もいるでしょう。

しかし、買い取ってくれる宝石買取業者は存在しますので、心配は不要です。

原石を高く売るには買取業者選びが重要

ただ原石の価値を見極めるには高い専門性だけではなく、利益の見込める再販ルートも必要となるため、業者によっては買い取ってくれないこともあります。

そのため、原石を売りに出す際は「買取業者選び」が大切になってきます。

ほかにも原石には色々な種類があり、価値に違いがあるため、自分自身でも原石に対する理解を深めておくといいでしょう。

原石に関して知識を得ておくことで、買取業者に対して具体的な質問ができるようになりますし、提示してきた査定額の理由についても理解できるようになります。

次の項目ではダイヤモンドを例として、原石の種類ごとの価値について解説しますので、買取に出す前に確認しておきましょう。

ダイヤモンドの原石は種類によって買取金額が違う

ダイヤモンドの原石は種類によって買取金額が違う

原石の中でもダイヤモンドは希少性が特に高いため、多くの買取業者が高値で買い取ってくれる傾向にあります。

ただダイヤモンドの原石は形や品質の違いによって分類されており、希少価値にも差があります。

ここでは以下3種類の原石の特徴や価値についてご紹介します。


・ソーヤブル(Sawable)

・メイカブル(Makeable)

・ニアー・ジェム(Near Gem)


種類ごとの特徴や価値について把握しておけば、買取に出した際の査定士の説明が理解しやすく、買取額が妥当か判断しやすいので、是非とも確認しておきましょう。

宝石以外に原石にもしっかり買取金額がつきます!

ダイヤモンド、サファイヤ、オパールなどの原石もきれいな状態であれば高値になる可能性があり、ジュエリーも同様です。

バイセルでは多種多様な原石と宝石の買取を行っていますので、売却をご検討であればお問い合わせください。

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ソーヤブル(Sawable)

「ソーヤブル」はダイヤモンドの中でも最高級品質の原石で、高値で取引されています。

名前の由来はノコギリの「ソー(saw)」と、できるを意味する「エイブル(able)」を組み合わせ、「ダイヤモンドのカットや研磨が出来る」という意味から来ています。

ソーヤブルの結晶は、ピラミッドを2つ上下に組み合わせたような正八面体であることが特徴的です。

その形と品質の良さから、ジュエリーのメインとなる立体的なダイヤモンドとして加工されることが多い原石でもあります。

また世界中で採掘されるダイヤモンド原石の1〜2割程度と数が少ないことも、ソーヤブルの価値を押し上げる要因になっています。

メイカブル(Makeable)

メイカブル(Makeable)

「メイカブル」は、品質面ではソーヤブルに劣りますが、ダイヤモンド原石としては十分価値がある種類です。

メイカブルは、「メイク(make・作る)」と「エイブル(able)」を組み合わせた「作ることができる」という意味です。

メイカブルの結晶は不規則な形・少し曇りがかっているものもあり、個体によって価値が変わってくる場合もあります。

原石としては中程度の品質ですが、加工次第ではソーヤブルにも匹敵するのほどの良質なダイヤモンドジュエリーへ変貌することもあります。

ニアー・ジェム(Near Gem)

「ニアー・ジェム」はダイヤモンド原石の中でも価値が最も低い種類です。

基本的には工業品に用いられるケースが多く、ニアジェム(宝石に近い)という名前にも、その特徴が反映されています。

ニアー・ジェムはメイカブルと比較しても透明度は低く、炭素の黒点(カーボン)が目立つ個体も少なくありません。

宝石用として加工するにも、黒点を取り除くためレーザーで穴を空けるなどの手間がかかってしまうため、価値が低いとされています。

他にどんな原石が買取してもらえるの?

他にどんな原石が買取してもらえるの?

原石はダイヤモンドだけではなく、「翡翠」や「アメジスト」、「水晶」なども買い取っている業者があります。

紫色の輝きを放つアメジストは、古くから恋愛や人間関係において効果があるとされており、パワーストーンとしても人気があります。

ほかにも丸玉に加工された置物やジュエリーアイテムなど、幅広い用途で用いられているため、アメジストの原石は多くの業者が取り扱っています。

六角柱状の結晶体が特徴的な水晶の原石も、品質や大きさによっては高値での買取が期待できます。

無色透明な水晶はアメジストと同様に、オブジェ・ジュエリー・パワーストーンなど、用途が幅広く、また加工していない状態でも人気があるためです。

宝石の石のみ(ルース)は買取対象なの?

宝石の石のみ(ルース)は買取対象なの?

原石と共によく疑問をもたれやすいのが、「ルース」の買取についてです。

ルースとは、原石をジュエリー用に加工した宝石を意味します。

日本語では「裸石(はだかいし)」と呼ばれています。

カットや研磨などの加工が施されているルースは、宝石として価値が定まっていますが、買取対象としている業者の数は多くありません。

その理由は、買い取ったルースをジュエリーとして販売するために、リングやネックレスへと加工するためのコストがかかるためです。

有名ブランドのジュエリーしか買い取っていない業者もある

また、有名ブランドのジュエリーしか買取対象としていない買取業者も存在します。

そのため、たとえ良質なルース石であっても、買取業者によっては買取を断られるかもしれません。

さらに、ルースの価値を見極めるためには宝石に対する豊富な知識と、査定技術が必要不可欠です。

貴金属やブランドの価値も加味されるジュエリーと違って、ルースは宝石そのものの品質が買取額に直結し、より正確に価値を見極める必要があるためです。

鑑定書や鑑別書があれば査定士に必ず見せよう

鑑定書・鑑別書は、宝石のついたジュエリーの査定額に影響する重要な付属品です。

鑑定書は、カットや研磨などの加工が施されたルースのダイヤモンドだけに発行されます。

鑑別書は全ての種類の鉱物に対して発行される証明書です。

宝石に含まれる物質などの分析結果が記載されており、天然の宝石であることを保証します。

購入した店舗によっては鑑別書がついていないこともありますが、鑑別書・鑑定書をお持ちであれば、ルースの査定金額に加算される可能性がありますので、必ず査定士に見せましょう。

その場合、熟練の鑑定士が在籍してるかどうかが、業者選びの際のポイントになってきます。

経験豊富な鑑定士であれば、鑑別書・鑑定書がなくともルースの品質を見極めて、市場価値に見合った査定額を提示してくれることでしょう。

原石やルースを買取してもらうために押さえておきたいポイント

原石やルースを買取してもらうために押さえておきたいポイント

上でご紹介した内容を含めた原石・ルースを買取に出す際に大切なポイントを、以下の3つに分けてご紹介します。


・宝石に詳しいバイセルを利用する

・鑑別書や鑑定書があれば査定士に必ず見せよう

・査定の前に簡単に掃除しておこう


買取方法の違いだけでも、最終的に手にできる金額は変わってきますので、しっかり押さえていきましょう。

宝石買取のバイセルを利用する

ご紹介した通り、原石・ルースを買い取ってくれる業者は限られています。

そのため、原石やルースを売りに出す際は「宝石買取のバイセル」にまずはご相談ください。

宝石を取り扱っているバイセルであれば、原石・ルースなどのジュエリーとしては未完成な品物でも、買取額を提示いたします。

また、業者によってダイヤモンド・サファイア・水晶など、査定を強みとしている宝石の種類が違います。

同じ原石・ルースであっても買取業者によって買取額は変わりますので、「少しでも高い額で売りたい」と思っている人は、複数の買取業者に査定依頼するのもおすすめです。

査定の前に簡単に掃除しておこう

原石やルースを自分自身で可能な限り綺麗な状態にしてから、買取に出しましょう。

アメジストや水晶などの原石をオブジェとして飾っている場合、予想以上にホコリを被っているかもしれません。

またリング・ネックレスについていたルースは、ジュエリーとして身につけていた時に付着した皮脂や化粧品などの汚れが残っていることが多々あります。

綺麗な状態にしておけば査定士の心証が良くなりますし、買取額が下がるなどのマイナス要素になることもありません。

そのため、時間に余裕のある人は原石・ルースを綺麗に掃除してから買取に出すことをおすすめします。