情熱の宝石ルビーの持つ力と意味とは

2024.08.20

宝石買取 コラム
情熱の宝石ルビーの持つ力と意味とは
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しばらく使っていないルビーのジュエリーがあります。価値はつきますか?

数ある宝石の中でも古代から多くの人を惹きつけてきたルビー。

ルビーはその深紅の色味から「情熱」や「血」を連想させます。

ルビーは私たちにとって身近な宝石でもありますが、実はダイヤモンドの30分の1の産出量しかありません。

そんな貴重な宝石であるルビーの持つ力、意味やエピソードを紹介します。

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1番美しいとされるルビーの色は「ピジョンブラッド」

ルビーは「コランダム」という鉱物に分類され、色の薄いものを「サファイア」、濃いものをルビーといいます。

もともとは同じ鉱物ですが、色の濃さで呼び名が変わるのは面白いですね。

ルビーの原産国はミャンマー、タイ、スリランカなどが挙げられます。

中でも、貴重なのはミャンマー産で、一定以上の色の濃さが認められるものは「ピジョンブラッド」(鳩の血)と呼ばれて最上級の品質とされています。

しかし、「ピジョンブラッド」とはあくまで主観的な表現で、成分を分析した結果でわかるものではありません。

また、日本ではミャンマー産で一定の色の濃さ以上のものしか鑑別書に「ピジョンブラッド」の記載をすることはできませんが、海外ではミャンマー産でなくても記載できます。

全ての人が納得する「ピジョンブラッド」というものはないため、購入するときは自分の目で見て、納得できるものを選びましょう。

ルビーの語源と意味

ルビーの語源はラテン語の「赤」を意味する「ルベウス」から由来しているといわれています。

そのため、ルビーの他にもガーネットやレッドスピナルなどの赤い色を持つ石もルビーとされていました。

古代インドのサンスクリット語では「宝石の王」という意味の「ラトナジュ」とも呼ばれ、その名のとおり「戦う者に勝利を与える」「無敵の強さを与える」という意味を持っていました。

ローマではガーネットと同じく「燃える石炭」とも呼ばれ、その炎は不死を意味しました。

様々な意味を持つルビーですが、宝石の中でも希少価値が高く、違った国や地域でも同じように時の権力者や富豪たちがこぞって求めた石であることに違いはありません。

ルビーの持つパワーにはどんなものがある?

ルビーはパワーストーンとしても強い力を持っています。古代からカリスマを集め「勝利」を意味する石であり、中世のアラビアでは病気を治すとされていました。

ルビーは「情熱・活力・生命力・集中力」などの、ここぞというときに必要となる強いパワーをもたらしてくれます。

身に着けると元気になるともいわれているため、普段から活力が足りないという人や、疲れやすく感じる人にはぴったりです。

また、ルビーの赤い色は愛情を表し、婚約指輪に使用されることも多い石。セクシーで情熱的なイメージのルビーを身に着けることで恋愛運アップが期待できます。

お手入れをすることで宝石の美しさには違いが出る

ルビーは宝石の中でも耐久性のあるタフな宝石とも言えますが、身に着けるときは少しだけ扱いを意識してみましょう。

メイクが終わってから着けたり、使用した後は布で優しく拭いたり、お風呂や温泉では外すなど、ちょっとしたお手入れをするだけで宝石の美しさは変わってきます。

ルビーは非常に硬いので、他の宝石と一緒にしまうときは互いが触れないように注意しましょう。

また、何年も使用していなかったり、購入したもののお気に入りではなくなってしまったりした宝石は買い取りサービスを利用するなどして有効的な活用をしましょう。

ジュエリーボックスの中に眠らせておくよりも、新しい宝石やアクセサリーに変えた方がお得です。

出張買取を利用すれば、手間もなく簡単に買い取り依頼ができますよ。