明治一分銀の中で最も希少価値のある種類は?買取方法や情報まとめ
- 明治一分銀を持っています。いくらになりますか?
- 発行年代や保存状態などにより買取価格が変わりますので一度拝見いたします。詳しくはお電話・メールよりお問合せ下さい。
- 祖父から明治一分銀を譲り受けました。価値ってありますか?
明治一分銀(めいじいちぶぎん)は、江戸時代から明治時代にかけて流通していた銀貨です。
明治一分銀は、江戸時代末期である1868年から明治時代の1869年にかけて鋳造されていた貨幣です。
重量は約8.66gで発行枚数は約426万枚、銀が主な素材として用いられておりコレクター人気の高い種類です。
本コラムでは明治一分銀についての徹底解説に加え、どこでどのように買取に出せばいいのかをご紹介します。
また、明治一分銀とよく似ている、その他の一分銀である安政一文銀や明治一分銀などの銀貨との見分け方も説明していきます。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
明治一分銀の価値や買取相場
明治一分銀は、同じ一分銀である天保一分銀や安政一分銀に比べて現存数が少ないため、買取相場も〜数万円と他の一分銀よりも高額です。
また、明治一分銀は「手変わり」と呼ばれる刻印されている文字の字体が通常とは字体と異なるものであった場合さらに買取価格は跳ね上がります。
ただし字体の違いは製造された時期によって異なるため幅広い価格帯となっています。
手変わりの種類 | 特徴 |
---|---|
跳分 | 表面の「分」の文字の第一画が跳ねている |
跳銀 | 裏面「銀」の文字の第一画の終わりが上に跳ね上が っている |
非川常 | 表面「常」の第一画目〜三画が「川」の字になっていない |
非交叉 | 裏面「是」の文字の八画目と九画目が交差していない |
明治一分銀は、江戸時代末期である1868年から明治時代の1869年にかけて鋳造されていた貨幣です。
重量は約8.66gで発行枚数は約426万枚、銀が主な素材として用いられておりコレクター人気の高い種類です。
本コラムでは明治一分銀についての徹底解説に加え、どこでどのように買取に出せばいいのかをご紹介します。
また、明治一分銀とよく似ている、その他の一分銀である安政一文銀や明治一分銀などの銀貨との見分け方も説明していきます。
希少価値の高い明治一分銀をお持ちでしたらバイセルが高く買います
現存数も少なく希少価値の高い明治一分銀は、手変わりなどの刻印の違いによって価値が大きく異なりますがコレクターであっても判別が難しい種類です。
もし明治一分銀をお持ちであればバイセルがお電話1本でご自宅まで無料で訪問、その場で価値をお調べいたします。
明治一分銀や古銭の価値に詳しいプロが対応し、査定結果にご満足いただければその場で現金がお受け取りいただけます。
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お申し込みフォームへ明治一分銀の特徴
明治一分銀は、江戸時代末期に流通していた銀貨である一分銀の種類で、額面は名前の通り「一分」です。
一分銀には明治一分銀の他にも天保一分銀(てんぽういちぶぎん)と安政一分銀(あんせいいちぶぎん)など多くの種類が存在します。
表面には中心に大きく「一分銀」と刻まれており、裏面には上部に「定」、下部左側に「常是」、下部右側に「銀座」と刻まれています。
また、両面ともに周りに複数の「桜花」マークが額縁のように散りばめられています。
明治一分銀は様々な呼び名がある
明治一分銀は鋳造時期により貨幣司一分銀(かへいしいちぶぎん)・川常一分銀(かわつねいちぶぎん)・貨幣司一分銀といったように名称が異なります。
また、明治一分銀の裏面にある「常」字の第一〜三画までが「川」の字に近いとされ、川常一分銀とも呼ばれていました。
のちに、江戸時代から明治時代に改元された後も鋳造が続いていたことから、明治一分銀とも呼ばれるようになりました。
更に、従来の明治一分銀より質が劣り、亜鉛を含む亜鉛差一分銀と呼ばれるものも存在していました。
明治一分銀の見分け方
明治一分銀と天保一分銀との見分け方
天保一分銀の重さは、約8.66gと明治一分銀と一緒のため、重さで見分けるのは難しいでしょう。
ただし、明治一分銀と天保一分銀は、側面を見れば見分けることが可能です。
天保一分銀の側面には、上下に2つ・左右に3つ「桜」の印がありますが、明治一分銀にはありません。
また、天保一分銀の側面は滑らかですが、明治一分銀は荒いです。
参考記事: 天保一分銀とは?買取価格から一分銀の種類まで解説します
明治一分銀と庄内一分銀の見分け方
庄内一分銀は、もともと天保一分銀がベースとなっている一分銀です。
明治一分銀と庄内一分銀は、一分銀の中で一番見分けがつきやすいかと思います。
庄内一分銀の場合、表面の中央右側に小さく「庄」の刻印があります。
この刻印があるのは庄内一分銀のみなので、比較的簡単に見分けられるでしょう。
明治一分銀と安政一分銀の見分け方
明治一分銀と安政一分銀は、特に似ていると言われている一分銀です。
この2つは、「常」と「是」の字で見分けることができます。
明治一分銀の「常」は第一〜三画までが「川」の字に近いとされているのに対し、安政一分銀の「常」は一般的な書き方がされています。
また、明治一分銀の「是」は八画目と九画目が交差しているのに対し、安政一分銀の「是」は交差していません。
加えて、安政一分銀の重量は約8.63gとなっており、明治一分銀に比べると0.03gほど軽いです。
明治一分銀を買取に出すおすすめの方法
明治一分銀をはじめとする古銭の買取を検討している場合、「古銭はどこに買取に持っていけばいいのだろうか」「古銭を買取に出した事がないから、何を基準に買取方法を選べばいいのか分からない」などと不安を抱えている方もいるかもしれません。
こちらでは、明治一分銀を買取に出すおすすめの方法をご紹介します。
3パターンの買取方法で、それぞれメリット・デメリットと比べてみましょう。
- リサイクルショップに持ち込む
- インターネットオークションで出品する
- 古銭に詳しいバイセルに依頼する
リサイクルショップに持ち込む
明治一分銀をリサイクルショップに持ち込む場合のメリットは、とにかく気軽に好きな時間で買取に出せる事です。
今では、リサイクルショップは全国各地に店舗を構えており、自宅の近くにあれば気軽に持ち込めます。
更に、持ち込んだ当日にすぐ現金化できる可能性があります。
一方、デメリットとしては、お手持ちの明治一分銀を正しい価値で見定められるスタッフがいないかもしれないということです。
リサイクルショップには、様々なカテゴリーの商品が置いてあるため、その中でも古銭の専門知識を持ち合わしたスタッフがいる可能性は低いでしょう。
せっかく大事に保管していた明治一分銀の価値を、本来よりも低く見積もられてしまったら、とても不本意ですよね。
お手持ちの明治一分銀を価値に見合った適正価格でで買い取ってほしい方には、リサイクルショップはおすすめできないかもしれません。
インターネットオークションで出品する
明治一分銀をインターネットオークションで出品するメリットは、インターネットさえ使える環境があればいつでもどこでも利用できる点です。
スキマ時間を活用したい方には、ピッタリかもしれません。
一方、デメリットとしては、インターネットや細かい作業が苦手な方の場合、出品の一連の流れに少し手間取ってしまうかもしれません。
インターネットオークションの場合、まず自分で出品したい物の写真を撮り、出品物についての細かい紹介文を書きます。
更に、買い手から質問や値段交渉の連絡が来たら、随時対応しなくてはなりません。
交渉成立後も、それで終わりではなく、出品物を梱包・発送します。
更に、入金の確認がとれなかったり、出品物のクレームを伝えられたりなどのトラブルの対処に見舞われる可能性もあります。
インターネットや、細やかな作業に慣れていない方には、インターネットオークションでの出品はおすすめできないかもしれません。
古銭買取のバイセルに依頼する
買取業者には、古銭を豊富に取り扱っているところもあります。
バイセルには、古銭についての知識や買取経験が豊富な査定士が在籍しています。
特に明治一分銀の場合は、細かい字体の違いなどで買取価格が変わってくるので、専門知識のある査定士が在籍しているバイセルで見てもらうほうが得策でしょう。
更に、古銭買取業者のなかには持ち込み買取の他にも、出張買取サービスを行っているところもあります。
お手持ちの明治一分銀が頑丈である保証はできないため、持ち運ぶ際に一部が欠けたり割れたりしてしまったら残念ですよね。
しかし出張買取サービスの場合、査定士が自宅にきて、その場で買取査定をしてくれます。
更に、査定士が提示した買取金額に納得がいかない場合は、無料でキャンセルできる業者がほとんどです。
出張料・査定料・キャンセル料などが無料であれば、買取に出す側としては特にデメリットはないでしょう。
このような理由から、明治一分銀の買取は、古銭買取の実績豊富なバイセルに依頼することが得策です。
古銭の買取で気を付けるべき3つのこと
明治一分銀をはじめとする古銭を初めて買取に出す方、古銭の買取で気を付けるべきことを解説します。
こちらのポイントをおさえておけば、お手持ちの明治一分銀の価値を下げる事なく、なるべく損のないように買取に出せるでしょう。
古銭の買取で気を付けるのは以下の3つです。
- 古銭に詳しい買取業者の選び方
- 古銭の取り扱い方
- 古銭に付属品がついているかの確認
古銭に詳しい買取業者の選び方
古銭に詳しい買取業者を、数ある中から選ぶのは大変かもしれません。
厳選するポイントは人それぞれあるかと思いますが、ひとつの基準として、古銭買取実績を公開している業者を選ぶというのもおすすめです。
「過去にどのような古銭をどのくらいの金額で買い取ったのか」と、思う方も多いでしょう。
古銭買取実績がはっきりと公開されていれば、売り手としても安心ですし、お手持ちの古銭が大体どのくらいの買取価格になるのか予想もつけやすいかもしれません。
あとは、売り手が女性の一人暮らしやご年配の方の場合、出張買取サービスを行っている業者に依頼したいのであれば、女性の査定士がいるかどうかを基準にしてみてもいいかもしれませんね。
古銭の取り扱い方
明治一分銀の取り扱いについては、十分注意しましょう。
見た目が綺麗だからと言っても、実際には鋳造されてから百年以上も経っているため、劣化している可能性が高いです。
具体的には、専用のケースやホルダーに入れて保管し、取り扱う際は素手ではなく手袋着用がおすすめです。
更に、湿気は古銭のカビ・サビの原因になるので、防湿対策をしっかりして、密閉しておくといいでしょう。
また、拭いたら落ちそうな汚れがついていたとしても、自分で拭いたりこすったりしないようにすることです。
古銭はもろくなっているため、少し強く触っただけで傷がついたり、一部分が欠けてしまうかもしれません。
自ら古銭の価値を下げないためにも、これらのことを参考にして取り扱いに気を付けていただければと思います。
古銭に付属品がついているかの確認
古銭を買取に出す前に、付属品がついているかどうか確認しておきましょう。
古銭についている付属品としては、鑑定書や箱が多いです。
古銭と一緒に鑑定書を買取査定に出せば、査定時間の短縮になる場合もあります。
更に、お手持ちの古銭が「本物」との証拠にもなるでしょう。
また、古銭は安易に箱から出さないほうが得策です。
箱から出して落としたり汚してしまう可能性もあるので、箱を綺麗にしておくのはいいですが、不用意に箱から古銭を取り出さないほうがいいでしょう。
古銭の付属品は、買取査定に出すまで、古銭と一緒に大事に保管しておきましょう。
まとめ:明治一分銀は一分銀の中でも価値の高い銀貨
明治一分銀は、他の一分銀に対して現存数が少ないため、買取相場は数万円ほどと高額です。
明治一分銀と他の一分銀はデザインがよく似ていますが、明治一分銀の特徴をとらえておけば、見分けをつけることができます。
ただし、明治一分銀は「手変わり」と呼ばれる、一般的なデザインとは少し変わった字体になっているものが希少性が高いとされています。
明治一分銀の手変わりは、細かい違いによって買取価格を大きく上下します。
そのため、古銭に詳しいバイセルに査定を依頼し、お手持ちの明治一分銀に見合った価値を見極めてもらいましょう。
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