あまった切手は郵便局で払い戻しや返品できる?郵便局で切手を交換する方法は?

2024.01.30

切手買取 コラム
未使用の切手は郵便局で買い取ってくれる?

「あまってしまった切手が何枚もある」「財布に入れたままになっている切手を郵便局で払い戻したい」などとお困りではありませんか。

未使用の切手は郵便局で、手数料を支払えば郵便サービスに交換できます。

ただし、交換する際には注意点がいくつかあります。

切手を手放す方法にお困りの方はご覧ください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

切手を郵便サービスに交換できる!買取と払い戻しはできない!

切手を郵便サービスに交換できる!買取と払い戻しはできない!

使わない切手の払い戻しと換金は、郵便局では受け付けていません。

しかし、手数料を切手で支払えば以下の郵便サービスに交換できます。


・切手をはがきに換える

・切手を郵便書簡を換える

・切手を特定封筒に換える


郵便局で交換する際に、切手の料額印面(料金を表す部分)に汚れや破れがないことを確認しましょう。

切手をはがきに換える

切手を交換できるはがきの種類はこちらです。

・通常はがき

・往復はがき

・絵入りはがき

・エコーはがき(広告付きはがき)

・くぼみ入りはがき

・四面連刷はがき


通常はがきに交換する際は1枚につき手数料5円が、往復はがきは1枚につき手数料10円が必要です。

切手を交換できないはがきの種類はこちらです。

・年賀はがき(お年玉付郵便はがき)

・かもめ~る(夏のおたより郵便はがき)

ただし、年賀切手は手数料無料で、通常切手や弔事用切手に交換できます。

普通切手と特殊切手を交換する場合

普通切手と特殊切手を交換する場合は、普通切手、郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒とスマートレター封筒)なら可能です。

ただし、特殊切手から特殊切手へ、普通切手から特殊切手へ、普通・特殊切手からくじ引番号付郵便はがきへの交換はできません。

特殊切手とは、行事の開催や祝典を記念して発行される切手です。

グリーティング切手、年賀切手、寄付金付きお年玉付き年賀郵便切手、ふるさと切手、フレーム切手が該当します。

切手を郵便書簡を換える

切手を郵便書簡に換えることもできます。

郵便書簡とは封筒と便せんが一体型になっていて、ミニレターという名称で販売されています。

切手から郵便書簡に交換するには、郵便書簡1枚につき手数料10円が必要です。

切手を特定封筒に換える

切手を特定封筒に変えることもできます。

特定封筒とはレターパックとスマートレターのことで、重要書類などを郵送する際に利用できます。

レターパックは、A4サイズで4kgまでなら全国一律料金で遅れます。

対面で受領印をもらう「レターパックプラス(赤)」と、郵便受けに届ける「レターパックライト(青)」があります。

レターパックプラスは520円、レターパックライトは370円です。

特定封筒に交換するには手数料42円が必要です。

切手から交換する際には、多めに切手を出してもおつりはもらえないのでご注意ください。

切手を買い取ってもらうためには?

切手を買い取ってもらうためには?

郵便局では切手の交換を郵便サービスに交換できても買取や払い戻しはできません。

「郵便サービスに交換ではなくて売却したいな」とお考えの方は以下を利用しましょう。


・切手買取業者

・金券ショップ

・オークションサイトとフリマアプリ

ここではそれぞれの特徴を説明します。

切手買取業者

切手を買い取ってもらう場合は、切手を扱う買取業者を利用してみましょう。

中古市場で需要の高い切手に熟知している査定士が在籍しているので、ご自身に切手の知識がなくても安心です。

希少価値の高い切手から普通切手まで幅広く買い取っています。

さらに切手買取業者は、出張・宅配・持ち込み買取のどれかまたは全てを提供しています。

出張買取は査定士が自宅に無料で訪問して買取を行います。

宅配買取は買取業者から宅配キットをもらい、切手を入れた箱を業者に送る方法です。

出張・宅配のどちらも自宅でできますが、宅配買取は人を自宅に招くのに抵抗がある人や好きな時間帯に送付したいという人におすすめです。

金券ショップ

金券ショップは主に新幹線などの乗車券や商品券を取り扱っています。

一部の金券ショップでは切手買取もしています。

繁華街に多く、予定のついでに売却したいという人もいるでしょう。

ですが、金券ショップで扱う切手は希少価値が高くて、発行年代が古いバラ切手やシート切手に限定している場合があります。

換金率は買取業者ごとに異なり、時期によって変動します。

事務作業で切手を利用する人が金券ショップで購入することがあるため、普通切手の買取も提供している場合もあります。

金券ショップでの売却を検討しているなら、切手の種類と換金率を確かめておきましょう。

オークションサイト

オークションで切手を売却できます。

切手は中古市場で頻繁に売買されており、コレクターは常に掘り出しものを探しています。

コレクターから人気を集めるような切手なら買取業者に売るよりも、オークションやフリマアプリに出品したほうが買い手がつきやすいことがあります。

オークションは入札時に落札希望価格が低くても徐々に高騰する場合があります。

しかし、オークションとフリマアプリは商品紹介文の作成、掲載する写真の撮影、送付作業などをしなくてはなりません。

落札希望者から値下げの交渉やクレームの対応などもする場合があり、煩雑な作業が多くなりがちです。

売却できても取引手数料や送料などがかかると、自分の取り分がなくなってしまうこともあります。

オークションとフリマアプリを利用するなら手数料を踏まえた価格の設定をしましょう。

査定で価値が見込まれる切手の特徴は?

査定で価値が見込まれる切手の特徴は?

いらない切手を買取に出す場合は、価値が見込まれる切手の特徴を知っておきましょう。


・未使用の切手

・状態がきれい

・シート切手、バラ切手をまとめて査定に出す

・中国切手や明治・大正時代に発行された切手


それでは一つずつご紹介します。

未使用の切手

原則、使用済みの消印が付いた切手は買取できません。

ただし、消印の種類と残り方によっては売れる可能性があります。

消印が切手の中央に押されていて、局・支店名・日付・時間帯などが読める「満月印」は、人気の高い消印といわれています。

希少価値の高い切手に初日印が押されている場合は、未使用の切手よりも高額になる場合が見込まれないでしょう。

状態がきれい

切手は状態がきれいだと高値で売れやすいです。

バラ切手を保管していると切手同士がくっついたり、湿度が高いと変色したりします。

日焼け、変色、シミ、シワが目立つと査定金額が低くなる傾向にあります。

あまった切手は財布に入れると破れや汚れの原因になるので、小さいポリ袋や仕切りが付いているケースに入れることをおすすめします。

シート切手、バラ切手をまとめて査定に出す

買取に出す際には、シートとバラ切手をまとめて出すと枚数に応じて高くなります。

シート切手は1枚ごとに査定金額が決まるため、切り離さないようにしましょう。

中国切手や明治・大正時代に発行された切手

査定では中国切手、明治時代と大正時代、切手収集ブームに発行された切手は高値になりやすいです。

例えば、中国切手は赤猿切手、毛沢東切手、明治・大正時代の切手は竜文切手、菊切手、田沢切手など、切手収集ブームに発行されたものには見返り美人切手、月に雁切手などが代表的です。

災害や戦争などで消失してしまった切手は現存数が非常に少ないため、きれいな状態で残っていれば高額で売れるでしょう。