宝石と貴金属の違いは?損をせずに買取へ出すためのポイントも紹介!

宝石と貴金属の違いは?損をせずに買取へ出すためのポイントも紹介!

アクセサリーの中で、混同されてしまいやすい宝石と貴金属ですが、実際どのような物がそれぞれに当てはまるのでしょうか。

ここでは、宝石と貴金属の素材の違いを説明していきます。

それをふまえた上で、宝石と貴金属それぞれの売り時と、損をせずに買取へ出すためのポイント、さらには査定時の確認事項までご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

 

宝石と貴金属の違い

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宝石や貴金属には、どういった種類があるのか、それぞれ解説していきます。

買取に出したいと考えているお手持ちの品物は、どちらに当てはまるのか、参考にして分類してみてください。

宝石とは

宝石とは、産出量が少ないという希少性とその美しさから、装飾用として重宝される鉱物のことです。

宝石に該当する鉱物はいくつもありますが、一例を挙げるとダイヤモンドルビー・サファイヤ・エメラルド等どれも色合いが綺麗であることが特徴です。

宝石がついているアクセサリーの多くには、宝石の重量の刻印が打たれており、単位はカラット(ct)です。

貴金属とは

貴金属とは、空気中で熱しても酸化しにくく科学変化を受けない金属を指し、金・銀・白金(プラチナ)等を言います。

貴金属とは一般的に8種類あり、金(Au)・銀(Ag)に加え、白金族とも言われるプラチナ(Pt)・ パラジウム(Pd)・ロジウム(Rh)・ルテニウム(Ru)・オスミウム(Os)・イリジウム (Ir)です。

金・銀・プラチナは、アクセサリーとして用いられることが多い金属です。

パラジウム・イリジウム・ルテニウムは割り金としてプラチナ等に混ぜ、ロジウムはメッキとして使用され、オスミウムは現在あまり使われていません。

鑑定と査定の違い

宝石や貴金属を買取に出す場合「鑑定と査定の違い」も気になるかと思います。

「鑑定」は、提示された品が本物か偽物かを判断する行為をさします。

一方「査定」は世の中の相場の動向を踏まえたうえで、価格を算出する行為をさします。

「鑑定」と「査定」は、似ているようで実際には異なる意味を持ちます。

査定目的で業者を探したい際には「査定」という言葉でインターネット検索すると良いでしょう。

しかし場合によっては、混合されて使用されている事もあるので、気をつけましょう。

宝石を売るタイミング

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宝石は、保管しておく期間が長いほど経年劣化していきます。

そのため、宝石の鑑定書には、有効期限付きのものがほとんどです。

このような事から、宝石は「サイズが合わなくなった」「趣味が変わった」「飽きてしまった」などと自分が不要と感じた瞬間が、最も売るタイミングに適していると言えるでしょう。

貴金属を売るタイミング

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貴金属を売るタイミングとして、大きく2つに分けて説明していきます。

為替が円安の時

貴金属の買取相場に、大きく影響していると言われているのが「円安」です。

日本で金は採れないため、金の買取価格は「ドル」で示し、その価格を「円」価格に換算します。

金相場が下がっていたとしても、円安が進んでいれば、貴金属は国内でお得に買取へ出せる可能性があります。

そのため、為替レートが円安になった時が、最も貴金属の売り時と言えます。

金融不安や情勢不安が起こっている時

貴金属は、金融商品のひとつとも言えます。

そのため、貴金属を売るタイミングとして適しているのは「金融不安や情勢不安が起こっている時」とされています。

株価が暴落した際など、投資家たちは安定している資産へ資金を逃がすために、貴金属の値が上がります。

金融不安や株安などのニュースが流れている時が、最も適した貴金属を売るタイミングと言えます。

ただし、これには注意が必要で、このニュースが流れるタイミングを見計らって多くの貴金属が売りに出されると思います。

そうなると、恐らく数日で需要より供給が上回り、貴金属の買取相場は下がっていきます。

売り時を逃してしまわないよう、常日頃から情報に耳を傾けておきましょう。

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宝石・貴金属を損せずに買取へ出すためのポイント

宝石や貴金属を買取に出す際、以下3つのポイントをふまえておくと、より損をしない売却に近づけるかと思います。

・信頼できる査定士が在籍している業者か確認する

・付属品をつける

・宝石・貴金属ならではの買取のコツを押さえる

信頼できる査定士が在籍している業者か確認する

買取業者を選ぶ際に大事なのは、査定士の信頼度とも言えます。

宝石・貴金属を買取査定に出す際、査定士が査定金額の内訳・理由をしっかりと説明してくれると安心して売却できますよね。

それに加え、信頼と実績がある、査定経験豊富な査定士がいる買取業者であれば尚良いでしょう。

信頼できる査定士の条件のひとつとして、宝石の知識に関する資格であるFGA・GIA G.G宝石鑑定士・AACD協会基準判定士などを持っているかどうかを確認するのも得策です。

一般的な買取業者よりも、宝石買取貴金属買取に特化しているバイセルの方が、専門的な知識を持つ査定士がいる可能性が高いと言えます。

信頼できる査定士が在籍している業者かどうかは、ホームページや口コミサイトなどをくまなくチェックして調べて判断しましょう。

付属品をつける

宝石と貴金属の違いは?損をせずに買取へ出すためのポイントも紹介!

宝石・貴金属を買取に出す際は、付属品を一緒にしておくと、高値で買い取ってくれやすいです。

宝石・貴金属の付属品として、箱・鑑定書・保証書などが挙げられます。

これらの付属品があれば、次に買う人も安心して買う事ができるので、買取もしてもらいやすいです。

また、鑑定書などがあれば査定時間の短縮にもなり、その宝石の本物の証になる事もあります。

宝石・貴金属を買った際に付いてきた付属品は、捨てずにまとめて保管しておきましょう。

宝石・貴金属ならではの買取のコツを押さえる

宝石・貴金属ならではの、それぞれの買取のコツを押さえておきましょう。

宝石ならではの買取のコツ

宝石を買取に出すまでの間「少し面倒だけどやっておくと良いひと手間」を怠らないだけで買取価格が大幅に変わる可能性があります。

宝石を着用した後は、セーム革、あるいはメガネ拭き等の柔らかい布で拭くようにしましょう。

特に肌に直接触れたものは、自分が予想する以上の汗や皮脂、化粧品などが付着しているため、知らぬ間にどんどん輝きが失われてしまいます。

また、宝石の取り扱いには、細心の注意を払いましょう。

ダイヤモンドほどの硬い物質でも、衝撃に対してはとても弱く、水晶程度と言われています。

宝石は傷が付いてしまうと、価値が下がりやすいため、大事に保管するようにしましょう。

貴金属ならではの買取のコツ

貴金属の中でも金の買取査定の際、宝石と違い、金についた傷や汚れを減点対象としない事がほとんどです。

何故なら、金は基本的に買い取られた後、溶解して再利用されないからです。

ただしブランド品などの貴金属の場合、金としてではなくアクセサリーとして査定をされるかもしれないので、傷や汚れが査定の減点ポイントになるかもしれません。

お手持ちの貴金属がどのように査定されるか分からない方は、大事に保存しておいて損はないので、なるべく傷が付かないように綺麗な状態でとっておくと良いでしょう。

特に金の純度が低い貴金属などの場合、劣化する可能性が高まるので、汚れたら柔らかい布で拭く等の手入れがおすすめです。

納得して買取依頼するための査定時の確認事項

お手持ちの宝石・貴金属を買取に出す準備が出来たら、実際に買取査定を受けてみましょう。

買取査定時は、以下の確認事項を参考にしていただくと、納得して買取に出せるかもしれません。

買取査定やキャンセル料を無料としている業者が多いので、複数の買取業者に依頼してみて比較するのも得策です。

・時間をかけて査定してくれているか

・重量を目の前で測定してくれるかどうか

・査定結果の詳細を教えてくれるかどうか

時間をかけて査定してくれているか

必ずしも査定時間の長さが査定額に直接影響するとは言えませんが、査定時間が短すぎる査定士は、専門知識を持っていない可能性も少なくありません。

そのような査定士は、特に理由もなく提示金額を低くする事もあります。

具体的な時間で言うと、点数にも寄りますが30分〜1時間近く査定してくれれば、充分と言えます。

特にエメラルド・ルビー・サファイアなどの「色石」は査定基準が明確でないため、価値を見極めることは難しいと言われています。

しかし、良心的な買取業者の査定士であれば、時間をかけてじっくり価値を見出してくれるでしょう。

また、高く買い取ってくれる業者の傾向として「有力な転売先を持っている」という点があります。

査定途中に転売先のバイヤーと連絡をとり、実際に査定中の品物について、転売できるかどうかや現段階の相場などを確認する査定士もいると言います。

買取業者から提示される査定額に対して、自分が納得感を得られるかどうかの上でも、時間をかけて査定してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

重量を目の前で測定してくれるかどうか

宝石と貴金属の違いは?損をせずに買取へ出すためのポイントも紹介!

ダイヤモンドや金は、重量が買取価格に関係してくる事がほとんどです。

その場合、査定士が自分から見えない所で品物を計量していたら「虚偽の重さを知らせてくるのでは?」と、少し不信感が湧いてきてしまうかもしれません。

誠意のある買取業者の査定士であれば、人前に出しておけないような企業秘密の特殊な測定器でもない限り、目の前で測定してくれるはずです。

買取査定時には、品物の重量を目の前で測定してくれるかどうかを、忘れずにチェックしておきましょう。

査定結果の詳細を教えてくれるかどうか

良心的な査定のポイントとして「査定結果をいかに納得出来るように説明してくれるか」ということも挙げられます。

買取する品物についての専門知識や買取経験が豊富な査定士であるほど、査定結果の詳細や内訳を丁寧に説明してくれるかと思います。

これまで大切にしてきた物であれば、買取に出す品物が「何故そのような査定額なのか」が、より気になる所でしょう。

アクセサリーの中でも、宝石が貴金属で出来た土台にセットされているようなものは、査定が複雑です。

宝石部分を評価しない業者もあれば、宝石部分・貴金属部分をそれぞれ評価してくれる業者もあります。

お手持ちの品物について細かく評価してくれ、査定結果に関して丁寧な説明をしてくれる査定士である方が、納得した買取になるかと思います。

まとめ

宝石と貴金属の違いは?損をせずに買取へ出すためのポイントも紹介!

宝石と貴金属は、出来ている素材によって分類されます。

「買取に出したい」と考えているお手持ちの品物がどちらに分類されるのか、確認しておきましょう。

宝石の売り時は、経年劣化を考慮し「自分が売りたい時」と言えます。

一方、貴金属の売り時は「為替レートが円安の時」や、「金融不安や情勢不安が起こっている時」とされています。

宝石・貴金属を損せずに買取へ出すために、信頼できる査定士が在籍している買取業者を事前調査で見極めておきましょう。

また買取査定時には「時間をかけてじっくり査定を行ってくれているか」「丁寧に査定結果を説明してくれるか」などもチェックしましょう。

複数の専門買取業者に査定を依頼してみて比較をし、最も自分が納得して買取に出せそうな業者に絞る事をおすすめします。