チタン製腕時計のメリット・デメリットとは?おすすめの時計ブランド5選も紹介!

2024.06.18

時計買取 コラム
チタン製腕時計のメリット・デメリットとは?おすすめの時計ブランド5選も紹介!

チタン製の腕時計と聞くと「軽くて丈夫で使いやすそう!」といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

また、その一方では「値段が高いわりに見た目がなんだか安っぽい…」と思う方もいるでしょう。

チタン製の腕時計にはデメリットもありますが、メリットもたくさんあります。

本記事ではそんなチタン製の腕時計のメリット・デメリットを徹底解説いたします。

さらに、手の届きやすい価格帯のブランドから高級ブランドまで幅広い範囲のおすすめブランド5選もご紹介いたします。

チタン製の腕時計の購入を考えている方は、ぜひご一読ください。

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チタン製腕時計のメリット

チタン製腕時計のメリット

最近多くの腕時計に採用されているチタンですが、そんなチタン製の腕時計にはどんなメリットがあるのでしょうか。 以下で4つご紹介します。

  1. 圧倒的な軽さ
  2. 強度が高く衝撃に強い
  3. 錆びにくい
  4. 金属アレルギーが起きづらい

圧倒的な軽さ

チタンはステンレスに比べて約60%の重量しかなく圧倒的に軽いのが特徴です。

軽いので邪魔にならず、長時間付けていても疲れにくいためスポーツをする人などにとってはピッタリな素材です。

強度が高く衝撃に強い

チタンの強度は素晴らしく、鉄の約2倍、アルミニウムの約3倍もの強度があります。

また、チタンの特性である粘り気としなりやすさにより衝撃に強くなっており、どこかにぶつけたり落としても簡単に割れたりすることがないため、スポーツをするときはもちろん土木や引っ越し関係などの仕事をしている方にもピッタリです。

錆びにくい

通常の金属は水や酸素に弱いため、水などに触れると錆びていってしまいます。

しかしチタンは、内部のチタンと酸素が結合することによって表面を保護しているため水に非常に強く、汗や皮脂などによる劣化を抑えることができます。

そのため、スポーツや体を動かす仕事で汗をかいたりする場面が多い方は、汗によって腕時計が錆びることを防ぐことができます。

金属アレルギーが起きづらい

通常金属アレルギーは、汗などで溶けた金属がイオン化したものが体内に入ることによって発生します。

ですがチタンは先述した通り、水に非常に強く溶けにくいため、アレルギーの原因となるイオンが発生せず、長時間腕時計をつけていても金属アレルギーが起きにくいのです。

チタン製腕時計のデメリット

チタン製腕時計のデメリット

チタン製の腕時計にはメリットが多い反面、デメリットもあります。

ではどんなデメリットがあるのでしょうか。以下で4つ紹介します。

  1. ステンレス素材より価格が高くなりやすい
  2. 表面に傷がつきやすい
  3. 重量感がなく付けた感じがしない
  4. 色合いがくすみやすい

ステンレス素材より価格が高くなりやすい

チタンは強度が高いため非常に削りにくく、加工のしづらい素材のため加工には高い技術が必要になります。

そのため、チタンはステンレスと比べると加工費がかかったり、素材そのものの価格が高いこともあるため、それに比例して腕時計の価格も高くなりやすい傾向があります。

表面に傷がつきやすい

チタンは強度が高い素材ではありますが、表面硬度(傷の付きにくさを数字で表した規格)がそれほど高いわけではありません。

そのため、腕時計を落としてしまったりして表面に衝撃が加わった場合、傷がつきやすいという特徴があります。

しかし、現在では傷が付きにくいようチタンに加工をし、表面硬度を上げる工夫をしているものが多いためそこまで心配する必要はないでしょう。

重量感がなく付けた感じがしない

腕時計を着用する際に軽さを重視しているのであれば良いのですが、反対に腕時計の存在感、重量感を好む人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

色合いがくすみやすい

チタンは表面仕上げをする際にも高い技術が必要なため、ステンレス素材に比べると輝きが抑えられたモデルが多く、色の発色があまりよくありません。

また、チタンは変色しにくい金属ではありますが、油分なども目立ちやすいため油分を拭き取ったり頻繁にお手入れが必要になってしまうかもしれません。

見た目を重視するならチタンのグレードに注目

見た目を重視するならチタンのグレードに注目

チタンにはグレードが存在します。

チタンのグレードとは純度の違いのことで「グレード1」が最も柔らかいチタンで、「グレード4」が最も硬いチタンです。

さらに、チタンのデメリットを補うためにチタンに他の金属を混ぜた「グレード5」と呼ばれるチタン合金も存在します。

以前、腕時計によく使用されていたのはグレード2の純チタンでした。

グレード2の純チタンは強度が低く、また、時計の表面に輝きを与えることができませんでした。

一方、グレード5のチタンであれば他の金属が混ざっているため、グレード2のチタンよりもさらに加工がしやすく高級感のある鏡面加工もできるため、ステンレスに劣らぬ綺麗な仕上がりが可能です。

そのため、現在では「グレード5」の合金チタンを使用する高級メーカーが多くなっています。

チタン素材の腕時計が欲しいけれども光沢のある高級感ある見た目も捨て難いのであれば、チタンのグレードにぜひ注目してみてください。

チタン製腕時計の人気モデル5選

チタン製腕時計の人気モデル5選

軽くて丈夫なチタン素材は人気のため、多くのメーカーがモデルに採用しています。

今回はその中でも比較的手に届きやすい価格帯のものから、高級時計までを含めた人気モデルを価格順に5つ紹介します。

  1. スカーゲン SKW6006
  2. セイコー ブライツ SAGZ081
  3. カシオ オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJF
  4. オメガ スピードマスター X‑33 マーズタイマー クロノグラフ 45MM
  5. ロレックス ヨットマスター42 M226627-0001

スカーゲン SKW6006 

  

スカーゲンとはデンマークのデザインを起源としているライフスタイルブランドで、北欧ブランドの中でも特に高い人気を誇っています。

そんなスカーゲンの「SKW6006」は、チタン製のため非常に軽いうえに、厚さ7.5ミリと腕時計の中でも屈指の薄さを誇り、着けている感覚がないぐらいの軽い着け心地になっています。

そのためワイシャツの袖口にも引っかかりづらく、仕事でスーツを着用する際に使用しやすいため人気があります。

販売価格は公式HPで税込30,800円となっています。

セイコー ブライツ SAGZ081

セイコーの「SAGZ081 」は、青い文字盤が目を惹く美しい見た目の腕時計です。

ケースの素材にはチタンが使用されており、さらにダイヤシールドと呼ばれるセイコー独自の表面加工が施されているため、本来なら傷がつきやすいチタンでも傷がつきにくくなっているのが特徴です。

ダイヤル上の時間を示す目盛りが棒状(バーインデックス)になっており時間が見やすく、またシンプルな印象のデザインのためビジネスシーンにも最適です。

販売価格は公式HPで71,500円となっています。

カシオ オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJF

カシオの「OCW-S6000-1AJF」は、ケースとバンドにシルバーの輝きが目を惹く、チタンカーバイト(表面を硬化し傷を付きにくくするための特殊処理)を施しているのが特徴です。

デザインは紺碧の海を連想させる透明感のあるブルーを使用し、あらゆる角度から美しいブルーが楽しめるような工夫がされています。

また、パーツの配置や設計を見直すことでオシアナスマンタシリーズ最薄のチタンケースとなっており、チタンの軽さも相まって極上の着け心地を実現しています。

今までのマンタシリーズよりもさらにスポーティーな印象のため、カジュアルな服装でも映える人気のモデルです。

販売価格は公式HPで税込275,000円となっています。

オメガ スピードマスター X‑33 マーズタイマー クロノグラフ 45MM

 

オメガの「スピードマスター X-33 マーズタイマー」はESA(欧州宇宙機関)との共同開発で生まれたモデルです。

伝統的なアナログ表示が多いオメガのラインナップの中で、アナログ×デジタルを掛け合わせたハイブリッド表示であることが特徴です。

ケースは42㎜と大振りながら素材にチタンが使用されているため非常に軽量で、宇宙船や航空機など過酷なミッション中であっても快適な装着感を味わうことができるため実際のNASAのミッションにも用いられたことで知られています。

分厚いベゼルや力強い針も魅力的で、男性らしいかっこいい見た目の腕時計を探している方にとってはおすすめの腕時計です。

販売価格は公式HPで税込935,000円となっています。

オメガの腕時計について、さらに詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

腕時計の世界では老舗!「オメガ」の魅力

ロレックス ヨットマスター42 M226627-0001

ロレックスの「M226627-0001」はRLXチタン(ロレックスが特別に採用したグレード5のチタン合金)を使用しているため、非常に軽くて強度もあり、錆びにくくなっています。

また、今までのヨットマスターは基本的にプラチナやゴールドが使用されてきましたが、今回のモデルには全てRXLチタン製を使用する新しい試みを行っています。

今まで鏡面仕上げを行っていた外装はサテン仕上げ(艶を消すように仕上げる加工方法)に変わりましたが、立体感のある針やインデックス、エンボス加工された特殊なベゼルなどによって、高級感も忘れない仕様になっています。

高級時計の購入を考えている方で落ち着いたデザインがお好きな方にはピッタリの腕時計です。

販売価格は公式HPで税込1,670,900円となっています。

チタン製腕時計の売却をお考えなら買取実績豊富なバイセルへ

チタン製腕時計の売却をお考えなら買取実績豊富なバイセルへ

チタン製の腕時計は、非常に堅牢で軽量なため腕時計の中でも人気のある素材です。

ただ、加工の難しさなどもあり価格はステンレス製などの腕時計と比べると購入時の価格は高くなってしまう傾向があります。

そのため、もし売却を考えて買取業者を探している場合、購入時の金額を考えると「なるべく高く売りたい…!」と皆さんお考えになると思います。

チタン製の腕時計を納得できる価格で売るためには、素材やブランド価値、中古市場の動向をしっかり見極められる買取業者に依頼をすることが大切です。

バイセルでは時計を中心とした買取のご依頼を多数いただいており、買取実績も多数ございます。

また、高い専門知識を持った査定士がお持ちのチタン製の腕時計の価値をしっかりと見極めさせていただきます。

査定方法も出張・店舗・宅配の3つがあるため、お客様のご都合に合わせた買取方法のご提案が可能です。

査定の際の手数料なども一切いただいておりませんので「チタン製の腕時計の価値を知りたい」という方はぜひ一度お気軽にお問合わせください。