チタン製腕時計のメリット・デメリットとは?おすすめの時計ブランド5選も紹介!

2024.08.01

時計買取 コラム
チタン製腕時計のメリット・デメリットとは?おすすめの時計ブランド5選も紹介!

チタン製の腕時計は軽くて使いやすそうというイメージを持っている方は多いでしょう。

一方で、値段が高いわりに見た目が安っぽいと思う方もいるかもしれません。

本記事ではチタン製の腕時計のメリットとデメリットと、チタン製腕時計のブランドを5つご紹介します。

素材が安っぽいからと購入を決めかねている人は参考にしてみてください。

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チタン製腕時計のメリット

チタン製腕時計のメリット

チタンは多くの腕時計に採用されている素材です。

チタン製の腕時計にはどんなメリットがあるのか、以下4つを中心にご紹介します。


・圧倒的な軽さ

・強度が高く衝撃に強い

・サビにくい

・金属アレルギーが起きづらい

圧倒的な軽さ

チタンはステンレスに比べて約60%の重量しかなく、圧倒的に軽いのが特徴です。

軽量なので長時間つけていても邪魔にならず疲れにくいので、スポーツをする人にとってはピッタリです。

強度が高く衝撃に強い

チタンの強度は、鉄の約2倍、アルミニウムの約3倍もあります。

また、チタンの特性である粘り気としなりやすさにより衝撃に強く、ぶつけたり落としたりしても簡単に割れにくいです。

スポーツをするときはもちろん力仕事をしている人にも適しています。

サビにくい

通常の金属は水や酸素に触れると酸化して、金属が別の物質に変化してサビが発生します。

しかし、チタンは内部のチタンと酸素が結合することで表面を保護できるので、水に非常に強く汗や皮脂などによる劣化を抑えられます。

汗ばむ時期に腕時計を頻繁につけていてもサビを防げます。

金属アレルギーが起きづらい

チタンは金属アレルギーが起きづらいといわれています。

金属アレルギーは汗などで溶けた金属がイオン化し、それが体内に入ることで発生します。

しかし、チタンは水に溶けにくくアレルギーの原因となるイオンが発生しないので、長時間腕時計をつけていても金属アレルギーが起きにくいのです。

チタン製腕時計のデメリット

チタン製腕時計のデメリット

チタン製の腕時計にはメリットが多い反面、デメリットもあります。

ではどんなデメリットがあるのでしょうか。以下を4つ紹介します。


・ステンレス素材よりも価格が高くなりやすい

・表面に傷がつきやすい

・重量感がなく付けた感じがしない

・色合いがくすみやすい

ステンレス素材より価格が高くなりやすい

チタンは強度が高くて削りにくく、加工がしづらい素材です。

そのため、ステンレスと比べるとチタンは加工費がかかるので、コストに比例して腕時計の価格も高くなりやすい傾向があります。

表面に傷がつきやすい

チタンは強度が高い素材ではありますが、表面硬度(傷の付きにくさを数字で表した規格)が高いわけではありません。

腕時計を落として表面に衝撃が加わった場合、傷がつきやすくなります。

しかし、現在流通されている腕時計はチタンに加工をして表面硬度を上げているので、そこまで心配しなくてもいいでしょう。

重量感がなく付けた感じがしない

腕時計を着用する際に軽さを重視しているのであればチタン製が適しています。

反対に腕時計の存在感や重量感を好む人は物足りないかもしれません。

色合いがくすみやすい

チタンは表面仕上げをする際にも高い技術が必要なので、ステンレスに比べると輝きが抑えられたモデルが多く、色の発色があまりよくありません。

また、チタンは変色しにくい金属ですが、油分が目立ちやすくなります。

油分を拭き取ったり頻繁にお手入れをする必要があります。

見た目を重視するならチタンのグレードに注目

見た目を重視するならチタンのグレードに注目

チタンには純度によってグレードがあります。

「グレード1」が最も柔らかく、「グレード4」が最も硬いチタンです。

チタンのデメリットを補うため他の金属を混ぜた「グレード5」と呼ばれるチタン合金もあります。

以前、腕時計業界ではグレード2のチタンがよく使われていました。

グレード2のチタンは強度が低く、時計の表面に輝きを与えることができませんでした。

一方、グレード5のチタンであれば他の金属が混ざっていて、グレード2よりも加工がしやすく高級感のある鏡面加工もできるので、ステンレスに劣らない仕上がりが可能です。

現在はグレード5の合金チタンを使用する高級メーカーが増えています。

チタン素材の腕時計が欲しいけど光沢のある外観も捨て難いのであれば、チタンのグレードに注目して選んでみてください。

チタン製腕時計の人気モデル5選

チタン製腕時計の人気モデル5選

軽くて丈夫なチタン素材は人気なので、多くのメーカーがモデルに採用しています。

今回はその中でも比較的手に届きやすい価格帯から高級時計までを含めた人気モデルを、価格順に5つ紹介します。


・スカーゲン SKW6006

・セイコー ブライツ SAGZ081

・カシオ オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJF

・オメガ スピードマスター X‑33 マーズタイマー クロノグラフ 45MM

・ロレックス ヨットマスター42 M226627-0001

スカーゲン SKW6006 

  

スカーゲンとはデンマークのデザインを起源としているライフスタイルブランドで、北欧ブランドの中でも特に高い人気を誇っています。

そんなスカーゲンの「SKW6006」は、チタン製のため非常に軽いうえに、厚さ7.5ミリと腕時計の中でも屈指の薄さを誇り、着けている感覚がないぐらいの軽い着け心地になっています。

そのためワイシャツの袖口にも引っかかりづらく、仕事でスーツを着用する際に使用しやすいため人気があります。

販売価格は公式HPで税込30,800円となっています。

セイコー ブライツ SAGZ081

セイコーの「SAGZ081 」は、青い文字盤が目を惹く美しい見た目の腕時計です。

ケースの素材にはチタンが使用されており、さらにダイヤシールドと呼ばれるセイコー独自の表面加工が施されているため、本来なら傷がつきやすいチタンでも傷がつきにくくなっているのが特徴です。

ダイヤル上の時間を示す目盛りが棒状(バーインデックス)になっており時間が見やすく、またシンプルな印象のデザインのためビジネスシーンにも最適です。

販売価格は公式HPで71,500円となっています。

カシオ オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJF

カシオの「OCW-S6000-1AJF」は、ケースとバンドにシルバーの輝きが目を惹く、チタンカーバイト(表面を硬化し傷を付きにくくするための特殊処理)を施しているのが特徴です。

デザインは紺碧の海を連想させる透明感のあるブルーを使用し、あらゆる角度から美しいブルーが楽しめるような工夫がされています。

また、パーツの配置や設計を見直すことでオシアナスマンタシリーズ最薄のチタンケースとなっており、チタンの軽さも相まって極上の着け心地を実現しています。

今までのマンタシリーズよりもさらにスポーティーな印象のため、カジュアルな服装でも映える人気のモデルです。

販売価格は公式HPで税込275,000円となっています。

オメガ スピードマスター X‑33 マーズタイマー クロノグラフ 45MM

 

オメガの「スピードマスター X-33 マーズタイマー」はESA(欧州宇宙機関)との共同開発で生まれたモデルです。

伝統的なアナログ表示が多いオメガのラインナップの中で、アナログ×デジタルを掛け合わせたハイブリッド表示であることが特徴です。

ケースは42㎜と大振りながら素材にチタンが使用されているため非常に軽量で、宇宙船や航空機など過酷なミッション中であっても快適な装着感を味わうことができるため実際のNASAのミッションにも用いられたことで知られています。

分厚いベゼルや力強い針も魅力的で、男性らしいかっこいい見た目の腕時計を探している方にとってはおすすめの腕時計です。

販売価格は公式HPで税込935,000円となっています。

オメガの腕時計について、さらに詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

腕時計の世界では老舗!「オメガ」の魅力

ロレックス ヨットマスター42 M226627-0001

ロレックスの「M226627-0001」はRLXチタン(ロレックスが特別に採用したグレード5のチタン合金)を使用しているため、非常に軽くて強度もあり、錆びにくくなっています。

また、今までのヨットマスターは基本的にプラチナやゴールドが使用されてきましたが、今回のモデルには全てRXLチタン製を使用する新しい試みを行っています。

今まで鏡面仕上げを行っていた外装はサテン仕上げ(艶を消すように仕上げる加工方法)に変わりましたが、立体感のある針やインデックス、エンボス加工された特殊なベゼルなどによって、高級感も忘れない仕様になっています。

高級時計の購入を考えている方で落ち着いたデザインがお好きな方にはピッタリの腕時計です。

販売価格は公式HPで税込1,670,900円となっています。

チタン製腕時計の売却をお考えなら買取実績豊富なバイセルへ

チタン製腕時計の売却をお考えなら買取実績豊富なバイセルへ

チタン製の腕時計は、非常に堅牢で軽量なため腕時計の中でも人気のある素材です。

ただ、加工の難しさなどもあり価格はステンレス製などの腕時計と比べると購入時の価格は高くなってしまう傾向があります。

そのため、もし売却を考えて買取業者を探している場合、購入時の金額を考えると「なるべく高く売りたい…!」と皆さんお考えになると思います。

チタン製の腕時計を納得できる価格で売るためには、素材やブランド価値、中古市場の動向をしっかり見極められる買取業者に依頼をすることが大切です。

バイセルでは時計を中心とした買取のご依頼を多数いただいており、買取実績も多数ございます。

また、高い専門知識を持った査定士がお持ちのチタン製の腕時計の価値をしっかりと見極めさせていただきます。

査定方法も出張・店舗・宅配の3つがあるため、お客様のご都合に合わせた買取方法のご提案が可能です。

査定の際の手数料なども一切いただいておりませんので「チタン製の腕時計の価値を知りたい」という方はぜひ一度お気軽にお問合わせください。