傷ついたロレックスは売れる?査定前に修理に出したほうが良い?
ロレックスを査定に出したくても時計についた傷が気になるという方はいるでしょう。
時計についた傷の程度によっては落とせる場合があります。
また、傷があっても査定で売れるのかも知っておきたいですよね。
本記事ではロレックスの傷の落とし方、保管時の注意点、修理に出すときのポイントをご紹介します。
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目次
ロレックスの時計にはどんな素材が使われているの?
ステンレスはクロムと鉄などの金属を含む素材です。
サビに強い特性があり、ロレックスなどの高級時計に使われています。
ステンレスは金属の割合によって、ステンレス鋼材の規格「SUS」に続く三桁の番号が振り分けられます。
例えば、低価格帯の時計には「SUS304」、高級時計には「SUS316L」、ロレックスには「SUS904L」が使われ、数字が大きくなるほど高級で耐食性が高くなります。
高級時計に使われる「SUS316L」は、硬くて加工しづらい「SUS316」の炭素量を減らすことで柔らかく加工しやすくしました。
ロレックスの「SUS904L」は、独自で開発した「オイスタースチール」という高級ステンレスを採用しています。
オイスタースチールは牡蠣のように硬くて衝撃に強く、気密性の高さが特徴です。
時計を落としても傷がつきにくく、長期にわたって愛用できます。
査定では傷がついたロレックスは高く売れるの?
ロレックスの時計はオイスタースチールを採用しているので衝撃やサビに強いですが、使ううちに細かい傷や汚れが目立つようになるでしょう。
傷があってもロレックスは買取可能ですが、傷の程度によって査定金額が変動します。
日常生活でできた小さな傷なら新品よりも状態が悪いので査定金額は下がりますが、大きくは変わらないでしょう。
小さな傷は磨くと取れる場合が多いので査定前に拭いておいてください。
一方で、ぶつけた跡や傷が大きい、風防が割れている、時計が作動しない、パーツが欠けている、リューズが取れているなどは査定金額が大きく下がる可能性があります。
ロレックスのヨットマスターモデルは、ベゼルがサンドブラスト仕上げという特殊加工がされています。
査定時にサンドブラスト仕上げが劣化していると、金額に影響する場合があります。
傷がついたロレックスをきれいにするには?
ロレックスに細かい傷がついてても落とすことができます。
ロレックスの傷を落としてきれいにするには、これらの道具を用意しておきましょう。
また、傷と一緒にサビの原因となる汗や皮脂汚れも道具を使えばきれいになります。
・研磨剤
・歯ブラシ
・ナイロン研磨シート(またはタワシ)
・バネ棒外し
・メガネ拭き
・綿棒
・爪楊枝
研磨剤は粒が荒いと磨いているときにステンレスに傷をつけてしまう場合があります。
そのため、粒が荒くないクリーム状の製品を選びましょう。
バネ棒とは腕時計本体とブレスレットをつなぐ部品です。
ブレスレットの付け根が筒状になっており、お手入れをする際にはバネ棒外しで取ります。
バネ棒外しは100円ショップなどで購入できます。
綿棒と爪楊枝は、時計の隙間に入り込んだ細かい汚れを掻き出せます。
特にベゼルの周りとリューズに使いましょう。
ブレスレットの磨き方
ロレックスのブレスレットにはヘアライン仕上げと鏡面加工がされています。
ヘアライン仕上げとは金属の表面処理の一つで、ロレックスのブレスレットには細かい傷のような線が斜めに入っています。
また、ロレックスはジュビリーブレスレットが主流です。
ブレスレットには5列の駒が敷き詰められ、両端にはヘアライン仕上げがされた2列の駒が、真ん中には鏡面加工がされた3列の駒が並んでいます。
経年劣化するとヘアライン仕上げが薄れて、鏡面仕上げが曇るようになっています。
お手入れをする際には真ん中の3列の駒が傷つかないようにテープで固定し、ナイロン研磨シートかタワシで、両端2列の駒をヘアライン仕上げの線と同じ方向に磨いてください。
ロレックスの保管する際に注意すること
ロレックスに今以上に傷がつかないようにするには以下の注意点があります。
・高温多湿に弱いため、20℃前後で湿度が低い場所に保管する
・直射日光は機能の劣化をさせる可能性があるので避ける
・磁器に弱いので精密機械のそば避ける
・乾燥剤のそばに長期間置くと、時計のオイルが乾くため避ける
・付属の箱にしまって衝撃を避ける
ステンレス製の機械式時計は高温多湿に弱く、寿命を縮めかねません。
20℃前後で湿度が低い場所への保管がおすすめです。
ロレックスは紫外線も天敵です。
直射日光が当たり続けると文字盤が色焼けする場合があります。
乾燥剤のそばにロレックスを保管すると、内部のオイルを乾燥させる場合があります。
乾燥が進むと内部の部品が消耗しやすくなり、寿命が縮んでしまうでしょう。
ロレックスは付属の箱にしまっておくと衝撃を避けられるほか、査定にそのまま出すことができます。
査定前に傷がついたロレックスは修理に出したほうが良い?
査定前にロレックスを修理に出さなくても、状態に応じた適切な金額で売却できます。
ロレックスは3年~5年に1回、修理に出すことが良いとされています。
修理では腕時計の分解洗浄、部品の交換、オイルの指し直しなどを行います。
ただし、修理に出すと完了までに時間がかかる、劣化が激しいと費用がかさんでしまうなどのデメリットが挙げられます。
傷がついたロレックスがどうしても気になる方は、業者に完了までの日数、料金、修理箇所を確認してから修理を依頼しましょう。
ロレックスの修理業者は正規店と時計修理業者がある
時計のヘッドとは、ムーブメントや文字盤を収めた丸い部分です。
ベッドの多くは鏡面仕上げなので、粒が荒い研磨剤で汚れを落としましょう。
時計の針が止まる
ロレックスの修理は、日本ロレックスサービスセンターか時計修理業者に依頼できます。
日本ロレックスサービスセンターで修理を依頼すると、モデルに使用する部品を多数管理しているため昔のモデルでも交換してもらえます。
修理後の保証期間は2年と長めです。
ただし、修理箇所が多いと完了までに2か月以上かかる場合があります。
修理代だけで5万円ほど、部品交換代が1万~2万円ほど払う場合があり、修理箇所が多いと費用がかさみます。
時計修理業者に依頼に依頼するとビンテージモデルに対応できて、日本ロレックスサービスセンターよりも費用が安いです。
ですが、業者ごとに技術の質が異なり、ロレックス専門の修理業者ではないと対応できない場合があります。
傷がついたロレックスを修理に出したいのなら、正規店と修理業者のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
ロレックスの修理について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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