買わなきゃ後悔する「ランゲ1」の魅力!価格高騰の背景や歴史などを徹底解説
ドイツの高級腕時計ブランド「A.ランゲ&ゾーネ」を代表するコレクションであるランゲ1。
これは1994年に、記念すべき復興第一弾モデルの一つとして発表されました。
ランゲ1は、そのデザイン性の高さと技術力から人気も高く、数々の賞を受賞しています。
この記事ではランゲ1の魅力にせまるとともに、価格高騰の背景や歴史を紹介します。
お問い合わせ・無料相談はこちら
電話から相談する
0120-612-773
通話料無料・24時間365日受付中
メールから相談する
お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
ランゲ1を生み出す「A.ランゲ&ゾーネ」とは
A.ランゲ&ゾーネ(A.Lange&SoHne)は、ロレックスやオメガほど知名度は高くありませんが、時計愛好家たちも新作を待ち望むほどの人気ブランドです。
ここでは歴史やこだわりなどについて詳しく解説します。
世界5大腕時計の一角をなすメーカー
世界的に有名な5大腕時計メーカーの一つであるA.ランゲ&ゾーネは、ドイツのグラスヒュッテで1845年に創業されました。
ドイツ語で「ランゲとその息子たち」の意味を持つブランド名から、時計師として一族が受け継いできた伝統が感じられます。
またA.ランゲ&ゾーネはドイツ時計の発祥とされ、ドイツ時計の歴史のほとんどにかかわっているといわれています。
A.ランゲ&ゾーネの歴史
フェルディナント・アドルフ・ランゲ氏は1845年、ドイツのグラスヒュッテに時計工房を設立しました。
1868年には2人の息子たちを共同経営者として迎え、時計ブランド「A.ランゲ&ゾーネ」が誕生します。
品質の高い時計を数多く製造し、グラスヒュッテはドイツ時計の中心地として栄えていきました。
アドルフが亡くなったあとも息子や孫たちへとその技術は受け継がれていったのです。
しかし1945年の第二次世界大戦終戦前夜に空襲で本社工房が破壊され、1948年には東ドイツの共産政権により会社が取り上げられて、A.ランゲ&ゾーネの名前は消滅することとなりました。
その後、約50年後の1989年に、ベルリンの壁崩壊によるドイツ統合をきっかけとして、ルドルフのひ孫にあたるウォルター・ランゲ氏がブランドを復活させます。
彼はグラスヒュッテに新しい時計工房を設立し、1994年、ランゲ1をはじめとした4つの復興モデルを発表しました。
このようにA.ランゲ&ゾーネは、激動の歴史とともにドイツの最高級ブランドの頂点へとのぼりつめていったのです。
A.ランゲ&ゾーネのこだわり
A.ランゲ&ゾーネは、これまで生み出してきたモデルそれぞれが唯一無二であるとして、妥協することなく毎回すべてのムーブメントをゼロから設計しているのが特徴です。
厚みや大きさなど一つとして同じものはなく、モデルごとに新しいムーブメントを搭載しています。
それには当然、膨大なコストと時間がかかりますが、A.ランゲ&ゾーネは常に最高の時計作りにこだわり続けてきました。
またムーブメントには、フェルディナント・アドルフ・ランゲ氏が確立したグラスヒュッテ様式が多く採用されています。
代表的なグラスヒュッテ様式としては、「3/4プレート」「グラスヒュッテストライプ」「ゴールドシャトン」「エングレービング」の4つが挙げられます。
どれも高い技術力が必要とされており、A.ランゲ&ゾーネの時計が細部までこだわり抜いた最上級のものであるとわかるでしょう。
ランゲ1とは
A.ランゲ&ゾーネは高品質な時計を数多く生み出してきたブランドです。
そのなかでもブランドを代表するアイコンモデルといえば「ランゲ1」です。
最高級機械式腕時計界の象徴でもあり、ほかのドレスウォッチと比較されることがない、唯一無二の時計。
ここでは、そんなランゲ1の歴史や特徴について詳しく解説していきましょう。
ランゲ1の歴史(ブランド復活時に発表)
1994年に復活第一弾モデルとして発表され、圧倒的な美しさと高い技術力で時計業界に大きな衝撃を与えました。
約50年も休眠していたとは思えない素晴らしい出来栄えから、世界中の時計愛好家たちからも高く評価されています。
初代ランゲ1の特徴
初代ランゲ1といえば、ドイツ・ドレスデンにあるオペラハウスの5分時計をモチーフにしたアシンメトリーな文字盤が特徴です。
発表当時は大きく表示された日付が画期的だと注目され、空いているスペースには72時間のパワーリザーブを表示しています。
初代のモデルは裏側が見えないクローズドバックを採用していました。
しかし、1年後にはシースルーのトランスパレントバックになったことで美しいムーブメントが鑑賞できるようになりました。
初代ランゲ1はA.ランゲ&ゾーネの復活を象徴するモデルとして、今なお多くの人たちから愛され続けています。
ランゲ1が「買わなきゃ後悔する!」と言われる理由と背景
ランゲ1は劇的に価格が高騰していることで知られ、「買わなきゃ後悔する」「売って後悔する」といわれることもあります。
ここでは価格高騰の理由について解説していきましょう。
価格高騰の要因とされる理由を解説
近年、高級時計市場では需要が高まっており、価格も上昇しています。
ランゲ1の価格高騰にはおもに以下の要因が関係していると考えられるでしょう。
- 他ブランド高騰の影響
- 金属価値の上昇
- 円安の影響
さらにランゲ1自体の人気も価格上昇に拍車をかけています。
また2022年には初代モデルの進化版といわれる「グランド・ランゲ1」が10年ぶりにリニューアルしたことが話題になりました。
そのため重要性が高まり、連鎖して価格が値上がりしたともいわれています。
ランゲ1の人気モデル
初代のランゲ1は1994年に登場し、それ以降、ランゲ1ファミリーとしてさまざまなバリエーションが数多く発表されてきました。
以下では、特に人気のあるモデルを紹介します。
リトル・ランゲ1
ランゲ1よりも小型でケースサイズが直径36.8mmとなったモデル。
コンパクトながらランゲ1にまったく引けを取らない出来栄えで、男女問わずフィットするように計算し尽くされたデザインが特徴です。
文字盤には立体感のあるギョーシェ彫りが施されています。
グランド・ランゲ1
ランゲ1よりもサイズアップし、大きな手首の人に向けて作られました。
2022年には直径41mm、厚さ8.2mmと前作よりも薄型となってリニューアルし、装着性もアップ。
A.ランゲ&ゾーネが細部のディティールまでこだわり抜いたモデルで、手巻きムーブメントや72時間のパワーリザーブを搭載しています。
ランゲ1・ムーンフェイズ
ムーンフェイズ機能を搭載しているクラシックなデザインのモデルです。
2017年のリニューアルでは、ムーンフェイズ表示がデイ&ナイト表示と兼用のものへと変更されました。
ランゲ1・タイムゾーン
2005年に登場し、2つの時間帯を表示できるGMT機能付きのモデルです。
オフセンターダイヤルの魅力を最大限に発揮し、針の数も多いことからメカニカルな印象を与えます。
また、メインダイヤルとサブダイヤルが入れ替え可能など、機能性の高さも特徴です。
ランゲ1・トゥールビヨン“25tHアニバーサリー”
2019年に25年目の大きな節目を迎えたA.ランゲ&ゾーネは、誕生25周年アニバーサリーコレクションとして全10作を発表しました。
ランゲ1・トゥールビヨン“25tHアニバーサリー”は現行コレクションにはないモデルをベースとしており、コレクションの最後を飾るにふさわしい一品です。
不要なランゲ1がありましたらバイセルにご相談を
使用しなくなったランゲ1の売却先を検討しているなら、バイセルがおすすめです。
ランゲ1は発売当初から人気で、中古市場でも高く評価されていることから数十万~数百万円ほどの高値で取引される場合もあります。
バイセルは高級腕時計の買取実績が多数ある買取業者で、時計の知識が豊富な査定士が価値を正しく見極め、適正価格での買い取りが可能です。
買取価格は状態や付属品、市場価格などさまざまな要素が影響します。
そのため、より高値での買い取りを期待するなら、少しでもコンディションの良い状態で査定に出すのがおすすめです。
おわりに
ランゲ1は、ドイツの高級腕時計ブランドであるA.ランゲ&ゾーネを代表するコレクションです。
復興第一弾モデルとして1994年に発表され、その優れたデザイン性や高い技術力が世界中で高く評価されています。
もし、不要になったランゲ1が自宅に眠っているなら、ぜひ一度バイセルの無料査定をお試しください。
より詳しい情報を知りたい方はこちら
時計買取をもっと見る
より詳しい情報を知りたい方はこちら
ブランド品買取をもっと見る