腕時計の汚れの落とし方や素材ごとの掃除のテクニックを解説

2024.06.18

時計買取 コラム
腕時計の汚れの落とし方や素材ごとの掃除のテクニックを解説

腕時計の掃除は、愛機の状態を維持するうえでも非常に大切なものです。

ただ、時計のセルフメンテナンス経験があまりない人の場合、掃除に対して「大変」「面倒くさい」などのネガティブなイメージを抱くこともあるかもしれません。

また、時計掃除の具体的な方法がわからない場合、汚れなどをそのまま放置していることもあるでしょう。

この記事では、自分でできる簡単な掃除や、汚れをしっかり落とす掃除など、時計掃除の方法を解説します。

パーツと素材別に具体的なやり方を紹介するので、自分の時計に合う方法をぜひ実践してみてください。

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腕時計には「自分で取れる汚れ」と「取れない汚れ」がある

 腕時計には「自分で取れる汚れ」と「取れない汚れ」がある

腕時計の掃除を行なう前に、自分で掃除できる範囲を把握しておきましょう。

自分で掃除できる範囲として挙げられるものが、ケース・ベルト・リューズ・ガラスなどです。

このような腕時計の外側部分は、特殊な作業も発生せず、自分でメンテナンスをしやすいでしょう。

一方で、文字盤などの内部の汚れをきれいにするには、オーバーホールの必要があります。

しかし、自分で腕時計のオーバーホールを行なうと、改造や誤った取り扱いなどとみなされ、その後メーカー保証が受けられなくなる可能性があります。

そのため、内部までメンテナンスしたい場合は、正規店やメーカーに依頼することをおすすめします。

ここからは、腕時計の掃除方法を、「日々できる時計掃除」と「汚れをしっかり落とす時計掃除」の2つに分けて紹介します。

【パーツと素材別】日々できる時計掃除の方法

腕時計には、いつも手首の皮膚に密着していることから、多くの汗や皮脂汚れなどが付着しやすいものです。

これらの汚れを放置すると、傷み・劣化・サビ・臭いなどが発生しやすくなります。

また、細部にたまったサビや汚れは、時計の動きを悪くする原因にもなるかもしれません。

汚れによるさまざまな問題を防ぐには、その日の汗や汚れはその日のうちに落とす習慣をつけることが大切です。

では、日々できる掃除方法をパーツ・素材別に見ていきましょう。

ブレスレット・ベルト・バンドのお手入れ方法

ベルト部分は、汗や汚れが特にたまりやすいパーツです。ベルト部分の掃除方法は、以下のように素材によって異なります。

金属素材

ベルトの素材が金属の場合、セーム革やマイクロファイバーのクロスでやさしく拭きましょう。

コマにたまった皮脂などを取り除きたい場合は、豚毛や馬毛のブラシを使うのもおすすめです。

やわらかめの歯ブラシでも、代用できます。

革素材

革素材は、汗や水分に弱いことが特徴です。多くの汗をかいたり、水に濡れたときなどは、すぐに腕時計を外して水分を拭き取りましょう。

なお、革ベルトは、強い摩擦や水分によって色落ち・色移りが起こるリスクもあります。

そのため、日々のお手入れでは、吸水性が高くやわらかい布を使うとよいでしょう。

シリコン・ウレタン素材

シリコン・ウレタン素材のお手入れでは、汗や水分などの水気を拭き取り、すぐに乾かすことがポイントです。

シリコン・ウレタン素材は、ほかの素材と比べて直射日光や激しい温度変化に弱い特徴があります。

お手入れ後は、日の当たらない場所で保管してください。

ベゼル・リューズのお手入れ方法

ベゼルは、時計のガラス(風防)まわりにあるリング状のパーツです。

リューズは、時計の針やカレンダーを操作するときに回す、大きなネジのような部品を指します。

ベゼルやリューズは汚れがたまりやすく、また複雑な構造のためクロスだけで汚れを落とすのは難しいでしょう。

ベゼルやリューズの掃除では、ブラシや綿棒などを使うことがおすすめです。

ケース・ガラス(風防)のお手入れ方法

ケースやガラス(風防)は、乾いたセーム革やマイクロファイバーのクロスで拭くのが基本のお手入れです。

また、ケースとブレスレットを連結させる部分(ラグ)は、特に汚れのたまりやすいパーツです。

しつこい汚れは、綿棒を使って取り除くとよいでしょう。

【パーツと素材別】汚れをしっかり落とす時計掃除の方法

時計の状態を良好に保つためには、定期的にしっかり汚れを落とすお手入れをするのがおすすめです。

ただ、入念に汚れを落とすメンテナンスには、いくつかの注意点もあります。

ブレスレット・ベルト・バンドのお手入れ方法

ベルト部分のお手入れ方法を、先ほどと同様に素材別に見ていきましょう。

金属素材

ベルト部分が金属素材の掃除では、石鹸水や専用クリーナーを使うことがあります。

例えば、ロレックスの場合、公式サイトで以下のようにアナウンスしています。

・「ケースと金属製ブレスレットは、石鹸水とやわらかいブラシで洗うこともできます」

引用:ロレックス「ロレックスのお手入れ」

ただ、なかには、タグ・ホイヤーのように厳しいアナウンスをしているメーカーもあります。

・「石鹸、洗剤、化粧品、香水などの化学製品に時計が触れた場合、時計のケースやストラップが損傷する可能性があります」

・「石鹸はごく小さな粒子が残ってしまうため使用しないで下さい。また、時計を水の中に入れないで下さい。」

引用:タグ・ホイヤー「時計のお手入れ」

そのため、デイリーケアとは異なる方法でしっかり汚れを落としたいときには、自己判断で洗剤などを決めるのではなく、各メーカーの公式サイトや正規店、カスタマーサポートでやり方を確認したほうがよいでしょう。

革素材

革ベルトを長持ちさせるには、ほかの時計とローテーションを組んで、革を適度に休ませることが大切です。

革を休ませることで染み込んだ汗や水分が乾き、雑菌やカビの繁殖を抑えやすくなります。

また、乾燥などによるひび割れを防ぐには、自然素材のクリームを使ってやわらかい布で磨き上げることも大切です。

ただし、革クリームにも、さまざまな種類があります。クリームを使ったお手入れをする際には、やはり正規店やメーカーのカスタマーサポートなどに相談してみてください。

シリコン・ウレタン素材

シリコン・ウレタン素材のバンドは、少量の中性洗剤を使った洗浄が可能なことが多いです。

バンドの洗浄をするときには、ケースに水がかからないように注意しましょう。

先述のとおり、シリコンやウレタンのベルトには、直射日光に弱い特徴もあります。

乾いた布で水分を拭き取ったあとは、日陰干しで乾かしてください。

ベゼル・リューズのお手入れ方法

ベゼルやリューズにこびり付いた汚れを取るために爪楊枝などを使うと、時計に傷が付いたり、折れた楊枝が詰まったりする可能性があります。

クロスやブラシでは落ちない汚れが付着したときには、無理に取ろうとせず、正規店やカスタマーサポートにオーバーホールの相談をしたほうが安心です。

ケース・ガラスのお手入れ方法

ケースとガラスの境目にも、汚れなどが詰まることがあります。

これもベゼルやリューズと同じで、爪楊枝などを使ってかき出すことは厳禁です。

また、防水性の高い時計の場合、自分で超音波洗浄をする人もいるようですが、故障のリスクを考えるとあまりおすすめはできません。

クロスやブラシでは取れない汚れがある場合は、やはり正規店やカスタマーサポートに相談をしたほうがよいでしょう。

時計を高く売るためにも日々の掃除は大切

 時計を高く売るためにも日々の掃除は大切

不要になった腕時計を高く買い取ってもらうためには、日々のメンテナンスで良い状態を保つことが大切です。

身に着けたあとに、クロスやブラシを使った簡単な掃除をする習慣をつければ、頑固な汚れもたまりにくくなるでしょう。

アンティーク品などの古い時計も、きれいに掃除されていれば、「大事に使っていたのだな……」などの好印象につながりやすくなります。

また、普段からメンテナンスを自分でしておき、状態の良い腕時計を持ち込めば、査定士とのコミュニケーションも図れ、交渉もしやすくなるでしょう。

おわりに

腕時計には、自分で掃除できる部分と、メーカーなどに任せたほうが良い部分があります。

また、石鹸や洗剤などを使ってメンテナンスする場合は、メーカーによって注意点が異なります。

必ず作業前に、公式サイトや取扱説明書などを確認するようにしてください。

なお、バイセルでは、汚れやくすみのある腕時計や、ベルトが劣化してしまった腕時計などの買取査定も行なっています。

ずっと掃除をしていない不要なブランド時計などをお持ちでしたら、ぜひともバイセルにご相談ください。