金属アレルギーでも使える時計が知りたい!メンズ・レディースのアレルギー対応時計も紹介

2023.07.10

時計買取 コラム
金属アレルギーでも使える時計が知りたい!メンズ・レディースのアレルギー対応時計も紹介

金属アレルギーは、金属が肌に触れることで起こる炎症のことを指し、腕時計をつけている方にはかかわりの深い症状です。

本記事では、金属アレルギーの原因や症状、金属ごとのアレルギーの起こりやすさなどを解説します。

金属アレルギーになりにくい時計も紹介するので、アレルギーが気になる方はぜひ参考にしてください。

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金属アレルギーの症状と原因

金属アレルギーは接触皮膚炎の一種であり、特定の金属に対するアレルギー反応によって金属に接触した部分に炎症が起こる病気です。

金属アレルギーの原因は、金属が汗と触れることで溶け出した金属イオンとされています。

金属イオンが皮膚のタンパク質と結びつくと異物とみなされ、免疫細胞の攻撃対象になってしまうのです。

その結果、再び同じ金属を身に付けたときに過剰な免疫反応が起こり、炎症などを引き起こします。

したがって、汗をかきやすい方は、金属アレルギーになりやすい傾向があるのです。

また、汗の量が増える夏場は、どのような人も金属アレルギーを発症する可能性が高まります。

普段汗をかかない方も、夏場の金属の使用には注意しましょう。

腕時計に使われる金属とアレルギーの起こりやすさ

金属アレルギーの起こりやすさは、金属の種類によって異なるため、腕時計のケースやベルトに使われている素材に注目することが大切です。

ここでは、腕時計に使われる代表的な金属の特徴を解説するので、各金属の特徴から自分に合う金属を見つけましょう。

ステンレススティール

高い耐久性とサビにくさが魅力のステンレススティールは、多くの腕時計で使われている金属です。

しかし、ステンレススティールは、クロムとニッケルが混ざり合っており、この2つの金属は金属アレルギーを起こしやすいことが知られています。

そのため、金属アレルギーが不安な方は、ステンレススティールを避けたほうがよいでしょう。

プラチナ

美しい白色の輝きが魅力のプラチナは、酸化しにくく汗に触れても金属イオンが発生しにくい金属です。

金属アレルギーが発生しにくい金属のため、どのような方も身に付けやすいでしょう。

ただ、プラチナは強度を高めるために他の金属が混ぜられることがあります。

アレルギーの可能性はゼロではないため、発症する可能性があることには注意しましょう。

セラミック

高い硬度によって強い耐久性を発揮するセラミックは、金属以外の材質から作られた焼き物です。

金属ではないため、金属アレルギーが起こる可能性はなく、サビなどによって見た目が損なわれることがありません。

すでに金属アレルギーで悩んでいる方も身に付けられる素材ですが、セラミック製の時計でもケースやバンドに一部に金属が使用されているものもあります。

そのため、肌に触れる部分に金属が使われていないか、十分確認してから身に付けましょう。

チタン

ステンレススティールよりも強度を高めた金属であるチタンは、汗などに含まれる塩化物イオンに対する耐性が高いという特徴があります。

汗に触れても金属イオンが発生しないため、金属アレルギーを起こす可能性は非常に低いのです。

また、インプラントなどにも使われるほど生体適合性があり、金属アレルギーの心配はないでしょう。

ゴールド(ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド)

腕時計の素材のなかでも人気のゴールドは、純度によって金属アレルギーの危険度が異なります。

不純物がほとんどない24Kの場合、ゴールドに対してアレルギーがなければ、アレルギーが起こる可能性はゼロに近いです。

しかし、18Kなどのメジャーな純度のゴールドは、銀や銅が含まれているため、金属アレルギーのリスクが高いでしょう。

また、ホワイトゴールドやイエローゴールド、ピンクゴールドは、ゴールドに銀や銅を混ぜて作られています。

銅は金属アレルギーを引き起こしやすい金属なので、銅の配合率が高いイエローゴールドやピンクゴールドには注意が必要です。

ベルト素材にもこだわろう

ケースと肌の間にあるベルトの素材にこだわることでも、金属アレルギーの予防につながります。

例えば、セラミックやチタンのベルトは、金属アレルギーを引き起こす可能性がなく、安心して腕時計を身に付けられるでしょう。

また、レザーやラバーの裏打ちによって、ケース部分が直接肌に触れないデザインの腕時計を選ぶこともおすすめです。

ベルトの形状や素材によってケースの素材の自由度が増すため、より広い選択肢から腕時計を選べます。

【メンズ】金属アレルギーになりにくい時計 5選

 【メンズ】金属アレルギーになりにくい時計 5選

ここでは、金属アレルギーになりにくいメンズ向けの腕時計を5種類紹介します。

CASIO WVA-M640TD-2AJF

ケースとベルトの両方にチタンを採用し、金属アレルギーの可能性を極限まで抑えた腕時計です。

中国や北米にも対応した電波時計機能や、ソーラーシステムといった使いやすい機能を搭載しており、日常使いしやすい腕時計に仕上がっています。

CITIZEN プロマスター

ダイバーズウォッチとして設計されたプロマスターは、チタンに表面加工を施すことで強度を高めた「スーパーチタニウム」を採用した腕時計です。

ベルトには、水の影響を受けにくいウレタンを使用しているため、金属アレルギーが不安な方でも安心して使用できます。

BVLGARI オクト フィニッシモ 102711

この腕時計は、ケースにチタン、ベルトにレザーを使用しており、どちらの部分も金属アレルギーが起きにくい素材で作られています。

円と正方形を組み合わせた独創的なデザインと、チタンやレザーの落ち着いた雰囲気がマッチしたおしゃれなモデルです。

ZENITH デファイ クラシック 95.9000.670/51.R584

チタンの金属感とブルーのレザーベルトを合わせた、爽やかなデザインの腕時計です。

文字盤の色もブルーにすることで統一感を増しており、身に付けやすいデザインに仕上がっています。

また、ケース裏から見える星型のムーブメントも美しく、見えない場所もおしゃれな時計です。

IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ IW501004

ケースにチタンを採用し、軽さと耐久性を追求した腕時計です。

「ビッグ・パイロット・ウォッチ 52 T. S. C.」をベースにしたレトロなデザインが、ブラウンのレザーと相性が良く、落ち着いたかっこよさを醸し出しています。

【レディース】金属アレルギーになりにくい時計 3選

【レディース】金属アレルギーになりにくい時計 3選

続いて、金属アレルギーになりにくいレディース向けの時計を3種類紹介します。

SEIKO ルキア SSQW035+L5

シンプルなデザインながら文字盤にダイヤモンドを配置することで、華やかな印象を醸し出す腕時計です。

ケースとベルトには軽量のチタンを採用しており、身に付けていても重さがストレスになりません。

BVLGARI セルペンティ スピガ 102613

現代的なデザインと古代ローマ的なシンボルを組み合わせた、ほかにはないデザインが魅力の腕時計です。

一般的なベルトとは異なるらせん状のベルトの存在感も強く、しっかりとした存在を放ちます。

セラミックのベルトがケースを包むデザインになっており、金属アレルギーの可能性をしっかりと軽減するでしょう。

COACH グレイソン ウォッチ 36MM

ケースとベルトの両方にセラミックを使用することで、金属とは違った質感がおしゃれな腕時計です。

シンプルさと遊び心を兼ね備えたデザインはどのようなシーンにも合うため、扱いやすいデザインに仕上がっています。

金属アレルギーが出たらどうすればいい?

金属アレルギーの症状が表れたら、まず医療機関を受診して治療を始めましょう。

特に、炎症が何度も起きている場合や、広範囲に炎症が現れている場合は、早急な治療が必要です。

また、金属アレルギーの治療のなかでは、症状が出やすい金属を特定するためのパッチテストが行なわれる場合があります。

アレルギーの原因となる金属を突き止めることで、症状が出るのを予防できるようになります。

そのため、腕時計を使い続ける場合は、パッチテストの結果や医師の判断をもとに、症状が起こりにくい素材のものを使うようにしましょう。

金属アレルギーによって、現在使用している腕時計がつけられなくなったときは、大切な腕時計の売却を検討するのがおすすめです。

バイセルでは、知識と経験が豊富な査定士が丁寧に価値を見極め、満足いただける買取価格の提示に努めています。

金属アレルギーに対応した新しい腕時計の購入費用にもなるため、ぜひバイセルへ腕時計の売却をお問い合わせください。

おわりに

金属アレルギーは、汗と金属の反応によって起こる症状です。

汗をかきやすい夏場は、誰もが金属アレルギーになる可能性があり、普段から腕時計をつけている方は金属アレルギーのリスクが高いといえます。

そのため、金属アレルギーが不安な方は、チタンやセラミックなど、アレルギーが起こりにくい素材の腕時計を購入しましょう。

もし、普段使っている腕時計が原因で金属アレルギーになってしまった場合は、その腕時計を売却してアレルギー反応が出にくい腕時計に買い替えるのもおすすめです。

バイセルでは、経験豊富な査定士がお客さまの大切な腕時計を丁寧に査定します。

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