不用品の処分はどうする?リユースや下取りなどの排出経路を調査!
2024.06.20
コラム資源保護に対する考え方が定着するとともに、不用品をリユースする動きも盛んになっています。
私たちのまわりの人は自宅に不用品が出たときは、どのように処分しているのでしょう。
ここでは、環境省の研究会資料を参考にして、不用品の排出経路や費用負担などについてみていきます(1)。
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リユースショップへの持ち込みが人気
不用品を処分するのに人気を集めているのがリユースショップです。
特に「書籍」では50.7%、「ブランド品」で35.5%、「ブランド品を除く衣類・服飾品」で35.4%の人が、不用品をリユースショップの店頭に持込みすると回答しています。
排出・引き渡し時の費用負担についてみると、「書籍」では8割近くが、「ブランド品」では7割を超える人が、「ブランド品を除く衣類・服飾品」については4割を超す人が、それぞれ不用品を販売して収入を得ていることがわかります。
不要だと感じたときにリユースショップは気軽に持込みできますし、査定に納得できれば、すぐに収入につながることが魅力なのでしょう。
品目によって自治体のゴミ回収の比率も高め
品目によっては、自治体が行っているゴミ回収に依頼する人の割合も高くなっています。
自治体のゴミに出す比率が高かったのが「日用品・生活雑貨」で55.9%、続いて「家具類」が48.6%、「その他の家電製品」が35.8%となっています。
日用品や生活雑貨はリユースが難しい消耗品が含まれている可能性があるかもしれません。
また、「その他の家電製品」については小型サイズのものであれば、無料で回収してもらえることがあります。
動かなくなった製品であれば無料で回収してもらうということなのでしょう。
大型の家具類については自治体で処分してもらうと処分費用がかかりますが、利用している人の比率が高いことがわかります。
販売をあきらめたり、手間がかかることを敬遠したりしていることが背景にあるのかもしれません。
定着しつつあるインターネットオークション
インターネットの普及により、インターネットオークションを利用する人も増えてきました。
インターネットオークションの利用が多い品目をみると「その他」が33.2%と最も高く、続いて「カメラ・周辺機器」が31.2%、「玩具・模型」が30.8%、「カー用品」が30.2%となっています。
調査では「その他」の内容が明らかではありませんが、インターネットでは幅広い人に呼び掛けることができますので、その商品のよさを理解している人が直接購入してくれるということでしょう。
「カメラ・周辺機器」や「玩具・模型」、「カー用品」などについても、ある特定の商品を探し求めている人が、インターネット上で競争しながら落札している面があると推測されます。
新製品購入店での下取りも定着
新製品を購入した小売店に引き取ってもらうスタイルも定着しています。
下取りの利用が最も多かったのが「自動車」と「エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫」で、それぞれ37.6%、続いて「携帯電話・スマートフォン」が25.4%となっています。
「自動車」については、新車を購入するときに今まで乗っていた車を下取りしてもらうのが便利でお得ということなのでしょう。
「エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫」は家電リサイクルの対象品目に指定されていますので、新品を購入する際に販売店に引き取ってもらいたいと考える人が多いことがうかがえます。
「携帯電話・スマートフォン」も新製品の購入時に引き取りを依頼する人が多いようです。
手軽さやセキュリティなどを考慮して販売店での引き取りを希望しているのかもしれません。
不用品をリユースすることはゴミの削減につながりますし、予想外の収入が得られる可能性もあります。
自宅に不用品があるときには、捨てる前にバイセルに査定に出してみてはいかがでしょう。
出典元(1)環境省、平成24年度使用済製品等のリユース促進事業研究会第11回、図表 47 不用になった製品の排出・引渡し先(個数割合、自宅・物置等で保管を除く割合)41ページ・図表 48 不用になった製品の排出・引渡し時の費用負担(自宅・物置等に保管を除く)42ページ、平成25年3月21日
平成28年10月参照