江戸時代発行の大判小判には驚きの価値がある?!その買取価格とは?
- 大判、小判を持っています。いくらになりますか?
- 金の量目や保存状態により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
- 祖父から大判、小判を譲り受けました。価値ってありますか?
日本人にとって大判小判といえば、巨万の富や、金銀財宝の象徴であり、容易にその形を想像できるのではないでしょうか。
実際に大判小判の中には、数百万円から数千万円といった驚きの価格がつくこともあります。
「自宅の納屋で小判を見つけた!」なんてときには是非とも高い価値で買い取って貰いたいですね。
ここでは大判小判の歴史や種類に触れながら、その買取価格についてご紹介します。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
江戸時代に多く流通していた大判小判
江戸時代、豊臣秀吉に代わり天下統一を果たした徳川家康は、治世のため貨幣制度の統一にも踏み出しました。
その際に、金・銀・銅の三種類の貨幣を用いた「三貨制度」を施行しました。大判・小判や「一分金」などはこの中の金貨に分類されます。
大判の方が歴史が古く、天正16年(1588年)に豊臣秀吉の命で鋳造された「天正大判」が最も古いものとして知られています。その後「天保大判」「享保大判」などの大判が鋳造され広く普及していきました。
小判は文禄4年(1595年)に徳川家康の命によって江戸と駿府で鋳造が開始されました。
大判小判ともに江戸時代を通して発行され流通しましたが、それぞれに発行され使用された目的は異なります。
大判は、恩賞用や贈答用として用いられるのが一般的で、例えば戦において功績をあげた武士への褒美として金一枚を単位とした大判が贈答されていました。
一方、小判は主に日常取引に用いられ、一枚一両にあたり、江戸時代を通じて広く普及しました。広く流通していたこともあり、発行量も多く、「慶長小判」や「元禄小判」「享保小判」など古銭コレクターを魅了する数多くの小判が存在しています。
また当時発行された大判小判には、まだ見つかっていないものも大量に存在しているといわれており、中でも有名な「徳川埋蔵金」はさまざまな漫画やアニメにも題材として取り上げられ、現代人にもロマンを与え続けてくれています。
世界的にも希少価値の高い大判小判
大判小判は金貨として世界的にも知名度が高く、中には驚きの額で取引されたことのあるものも存在します。
大判小判は基本的にどれも高い価値を持っているのですが、中でも世界で最も高額な古銭と呼ばれているのは、天正大判の一種「天正菱大判金」です。
これは豊臣秀吉が贈答用に鋳造を命じて発行されたものですが、きわめて発行枚数が少なく特に希少価値が高い大判となっています。
現在世界でたった6枚しか残存しておらず、相場は5千〜7千万円にまで上るといわれています。オークションなどに出てくれば1億円以上の値がつくこともある非常に価値の高い古銭です。
大判小判の種類や特徴
前項までにも少し触れましたが、大判小判は、発行されていた期間も長く、種類も豊富です。
以下で大判・小判の種類や特徴代表的なものをご紹介します。
天正大判
安土桃山時代から江戸時代にかけて鋳造が行われた。天正菱大判、天正長大判、大仏大判あどが知られている。
慶長大判
慶長6年(1601年)より発行が開始され、発行時期や墨書、金品位などによって数種類に分類される。慶長一分判、慶長丁銀、慶長豆板銀を総称して慶長金銀と呼び、徳川家康の天下統一の象徴としてされています。
元禄大判
元禄8年(1695年)に発行された大判。表面には「拾両後藤(花押)」と墨書され、裏面には「元」の文字の年代印が打たれているのが特徴。
元禄小判
元禄6年(1693年)に一両として発行が開始された。当時、佐渡金山からの金の採掘量が減ったことや、生糸貿易による金銀の海外流出などの背景があったため、金の含有量の少ない小判となっている。
享保小判
正徳4年に発行された一両の額面を持った小判。金の含有率は86%で、金の品位ではK20に相当します。
天保小判
天保8年(1837年)に発行された小判。鋳造過程でローラーを利用した延金作業が行われた初めての小判です。「大吉」という印の入った献上用のものは、特に希少価値が高まります。
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お申し込みフォームへ大判小判の買取価格
それでは大判小判を買取に出したときにいくらくらいで売ることができるのでしょうか。
以下で人気のある大判・小判の買取価格をご紹介します。
※以下でご紹介する価格はあくまでも例となります。買取価格を保証するものではございません。
天保小判
天保小判は背面の記された印によって買取価格が変動します。「大吉」の印が天保小判は献上用で、希少価値も高く買取価格は上昇します。数万円から50万円ほどの買取価格となることも珍しくありません。
正徳小判
慶長小判についで鋳造された正徳小判は高品位であった慶長小判に比べ、品位が低くわずか4ヶ月ほどで改鋳となったため流通数が極端に少なく希少価値は高まります。買取価格は過去には100万円以上の値がついたこともあるようです。
慶長大判
慶長大判は「極印」や墨書の書体によって買取価格は大きく変わります。また徳川時代最初の大判であるためファンも多く、数百万円から1000万円を超えることもある大変価値の高い大判です。
元禄大判
元禄大判は元禄の改鋳があり、金の純度が下げられたため、今で言うK12相当になります。墨が綺麗に書かれているものは価値が高くなり、コレクターからも人気のものとなります。元禄大判は贋物(私鋳貨)も多く製造されています。私鋳貨でも数万から数十万の値がつくこともあり、本物であれば100万円以上の額がつく場合もあります。
大判小判の買取方法
高価買取となる大判小判ですので、買取に出すとしたらしっかりと価値を見極めてもらって買い取って貰いたいですね。次に大判小判の買取のポイントをご紹介します。
「金買取」「古銭買取」どっちで買取に出せばいい?
大判小判始め、古いお金、古銭は「古銭」として買い取ってもらうのがベストです。歴史的な価値や、希少性、古銭コレクターからの需要が見込めます。
大判小判のレプリカの買取について
大判小判は本物であれば驚くような高い価値で買取が行われることが多いです。
しかし大判小判はレプリカ(複製品)も多数製造されてきました。中には金が使われているものもあるため、買取ってくれる場合もあるようですが状況にもよるようですので一度相談してみるのも良いでしょう。
また精巧なレプリカは、後々芸術品としての価値を持つこともありますので、こちらもしっかりと査定してもらうことをおすすめします。
古銭の買取実績豊富な業者の査定を受けましょう
大判小判はしっかりと価値を判別してもらえれば、高い価値で売ることも可能ですので、買取に出す際には信頼できる業者や、古銭買取の経験豊富な、そして鑑識眼を持った査定士に鑑別してもらいましょう。
また近年、無料で査定を行ってくれる買取業者も増えています。キャンセル料の掛からない業者であれば是非積極的に利用し、複数の業者を比較した上で、悔いなく売却してみてはいかがでしょうか。
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