買取実績

買い取りの経緯

札幌市厚別区にてご連絡いただいたお客様より藤本隆士、龍の螺鈿などご用命をいただきました。

買い取りのポイント

片付けの際に見つかった藤本隆士、龍の螺鈿などのお品は総じて良いコンディションでしたので、できる限り価格面で頑張らせていただきました。丁寧にご相談を重ねたうえでご売却いただけました。

買取商材について

藤本隆士は螺鈿細工を着物や帯に取り入れる名匠で、繊細な輝きと優美な意匠を特徴とします。花や葡萄、花唐草など自然をモチーフにしたデザインを、上品な染め分けやグラデーション、螺鈿の煌めきで表現し、角度や光の加減で多彩な表情を見せる独自の美を追求しています。ジュエリーのような高級感と遊び心を兼ね備え、訪問着や帯など幅広いアイテムで高い評価を得ています。螺鈿を用いた和装の新境地を切り開き、着物業界に新たな価値をもたらしました。生産数が少なく、特に未使用品や美品は中古市場で希少価値が高く、コレクターや愛好家から高額で取引されています。

龍の螺鈿は、黒や深色の地に螺鈿細工で龍を精緻に表現し、光の加減で虹色の輝きを放つ幻想的な意匠が特徴です。螺鈿の繊細な輝きと龍の力強さが融合し、帯や帯留めなど和装小物に格調高い存在感を与えます。着物業界では、伝統的な螺鈿技法を現代の和装に応用し、格式と個性を両立させる新たな表現を確立した点で高く評価されています。螺鈿細工は手作業によるため一点物が多く、生産数も限られるため、中古市場では希少価値が非常に高く、コレクターや愛好家の間で高額で取引されています。