ビードロを吹く娘の現在の買取相場と切手買取のコツ

2024.01.30

切手買取 コラム
ビードロを吹く娘の現在の買取相場と切手買取のコツ
切手をコレクションしていて、ビードロを吹く娘などの切手を持っています。売るといくらになりますか?
保存状態やバラかシートかなどにより買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖父から譲り受けた切手コレクションの中にビードロを吹く娘という切手がありました。価値ってありますか?

「ビードロを吹く娘」という名前の切手を知っていますか?

昭和を代表する切手であり、発売から60年以上経っていますが、今もコレクターの間で探し求めている方の多い切手のひとつです。

今回はこの切手に隠された人気の秘密や買取相場、切手を買取に出す際に押さえておきたいコツについて紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ビードロを吹く娘とは?

この切手の図案にも描かれている江戸時代の町娘の浮世絵です。作者は喜多川歌麿で、1790年頃に発表された婦女人相十品というシリーズの中に登場する作品です。

図案の中で町娘が着用している着物は市松模様の柄で、当時大流行したといわれています。

また、町娘が口にくわえているものが「ビードロ」で、別名「ポッピンを吹く女」「ポッペンを吹く女」などと呼ぶコレクターもいます。

ビードロを吹く娘が発行された時代背景

ビードロを吹く娘が誕生した1950年代は戦後の復興の真っただ中で、人々の近代化が加速し始めている時代でした。

そんな中「切手趣味週間切手」シリーズの中で登場したビードロを吹く娘は、日本独自の文化やバリエーションが豊かになってきた中で生まれました。

ビードロを吹く娘の切手の額面や、昔と現在の買取相場は?

ビードロを吹く娘の切手額面は10円ながら、発売当時は話題性も高いこともあり瞬く間に売り切れが続出したといいます。

切手の買取価格は「どれだけ希少性があるのか」という点が関係しています。

ビードロを吹く娘の切手が発売された1950年代は今では考えられない程高騰し、シート状で数万円というプレミア価値が付いたといわれます。

ただし、現在はバラとシートの状態によっても違いはあるものの、例えばバラですと状態の良いものなら100円前後、シートだと数千円となっているようです。

買取価格は切手そのものの状態が関係し、上記で挙げた値段はあくまで過去の事例からの目安とお考え下さい。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

ビードロを吹く娘の参考価格と実際の切手買取相場の違い

切手の価値を調べる方法として「切手カタログ」やネットの参考価格を調べる方もおられるでしょう。

ここで注意いただきたい参考価格について、これは切手商で販売されている切手の小売価格です。

稀に参考価格をご覧になって切手買取を利用される場合がありますが、参考価格に比べて買取価格は下回ってしまう場合がありますのでご注意ください。

ビードロを吹く娘の価値はなぜ下落した?

切手の買取価格にはコレクター数やコレクター需要というものが大きく関わっています。

ビードロを吹く娘が登場した1950年代は「昭和の切手収集ブーム」と呼ばれ、新しい切手が発売されるたびに子供から大人まで郵便局に朝から並んだという逸話もあるほど。

この状況が日本全国で頻発したと言われています。そんな収集ブームの中でトップクラスの希少価値を誇った切手こそ、ビードロを吹く娘なのです。

しかし現在は切手そのものの利用数が減ったことでのコレクター需要の低下もあり、切手の買取価格も下落傾向になりつつあります。

そのためプレミア価値を有したビードロを吹く娘であっても、昔に比べて買取価格が下落しているのです。

 

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ビードロを吹く娘を切手買取で相場より高く売るコツはある?

ビードロを吹く娘に関して、これまで買取価格に関する様々なお話を紹介してまいりました。

買取価格が下落傾向にあるというのは事実ではあるものの、あるコツを押さえておくことで高値を実現できる可能性もあるのです。

気になるその方法とは?

ビードロを吹く娘はバラよりもシートでの買取価値の方が高い?

バラよりもシートの方が買取価値は高くなります。ビードロを吹く娘に限らず切手買取全般的にその傾向が見られます。

この理由として、買取された後の切手は小売業者やコレクター向けに販売されるケースもあるのですが、シート状はある意味「完品」という認識になるため、欲しがる側としては完品の方が買取需要が高まるのです。

切手の査定は極力まとめて行おう

切手の買取価格は、一部のプレミア品を除き価格が額面よりも下回ってしまいます。

もしあなたが売りたい切手をお持ちであるならば、少数で出すよりも極力まとめて出す方が良いでしょう。

枚数が多ければ多いほど、買取価格が高くなるということになり、長年集めた切手コレクションを売却されたコレクターの中には100万円をゆうに超える買取価格になったという方も多いようです。

切手の状態、保存について

ここがある意味最も重要なポイントかもしれませんが、切手は紙でできた素材のため、保管状況が悪いと(裸の状態で何枚も重ねての保管や日差しの強い場所など)あっという間に劣化します。

ましてやビードロを吹く娘のように何十年も経過した切手ですと、状態が悪く買取不可の判定を下される可能性もあるので注意しましょう。

切手の価値は年々下落傾向に。だからこそ早めの買取を

近年では、ビードロを吹く娘を始めとした昭和の切手ブームの頃に人気だった切手をはじめ、長年切手を収集されてこられた方が長年集めたコレクションを買取に出すケースが増えつつあります。

これは切手の需要が減ったことや、切手収集というコレクター価値が減りつつあるからといわれています。

もちろん切手収集は日本だけでなく世界的にまだまだ活発ですが、切手買取を利用される方が増えているのも事実です。

もし収集をやめた切手が自宅に眠っているという場合であれば、早い段階での買取の相談をするのも賢明かもしれません。