シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介

2024.04.16

切手買取 コラム
シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介
切手コレクションの中にシート切手がたくさんあります。売ったらいくらになりますか?
保存状態や発行年代、切手の種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖父の遺品整理をしていたら大量のシート切手が出てきました。価値ってありますか?

部屋の整理をしていたら家族が集めていた切手シートが出てきたものの、使う機会がないし捨てるのももったいないですよね。

そんな時は切手を買取に出してみてはいかがでしょうか。

バラ切手も含め、シート切手は買取市場において需要が高い種類があります。

いらないけれど処分に困っている切手が思わぬ高値になるかもしれませんよ。

まずは無料査定しませんか?

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

シート切手とバラ切手の違い

シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介

切手にはシートとバラの2種類あります。

「シート切手」は同じ額面の切手が1枚のシートになっています。 切手は1枚ずつではなく大判やロール状に印刷された後に、郵便局などで数十枚から数百枚の販売しやすいサイズに裁断されたのがシート切手です。

シート切手には四隅にあって複数の切手がつながっている「白ミミ」があります。

買取では後述するバラ切手よりもシート切手の方が、「見栄えが良い」「保管しやすい」といった市場での需要があるので価値が高いと査定されやすいです。

ちなみに、シート切手をきれいな状態で保管していない切手は、状態不良としてバラ扱いになると考えておいた方が無難です。

また、「バラ切手」は1枚ずつ個別に切手が分かれています。

ただし切手同士が複数枚つながっていても、外枠の四隅が残っていなければ買取業者によってはバラ扱いになります。

切手を業者に買い取ってもらうときに、シート切手とバラ切手の両方の特徴と価値の違いを知っていれば、買取価格で得をする可能性が上がります。

切手は買取してもらえる!

シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介

使わないバラ切手とシート切手は、未使用であっても郵便局では交換手数料を支払わないと換金できません。

ですが、あまっている切手を切手買取のバイセルに売れば、手数料無料でお金に換えられます(切手が相当傷んでいる場合を除く)。

ここでは、買取対象になる切手と高額買取されやすい切手の種類をご紹介します。

どんな切手が買取対象?

切手の種類は「普通切手」と「記念切手」があります。

普通切手は郵便料金の納付を主目的に発行される切手で、記念切手は国家規模のイベントなどを記念して発行されるもので普通切手と同じように利用できます。

古くに発行された記念切手はプレミア価値が高く、コレクターがこぞって集めたい種類のため買取金額が高くなる傾向があります。

切手を扱う買取業者の一部では、以下のような状態の切手も買取しています。

  1. 表面が日焼けした切手
  2. 丸まった切手
  3. シミや汚れがついた切手
  4. 耳紙が破れている切手
  5. 大量にあって仕分けしていない切手

自分では価値が分からない切手がたくさんあっても安心してください。

買取業者はあらゆる状態の切手を査定した実績と技術がありますから「売れないかもしれない」と諦めずに、遠慮なく査定に出してみましょう。

高額買取されやすい切手の種類とは?

「プレミア切手」は高額買取されやすい切手の一つで、1枚で額面の何倍もの買取金額がつく大変希少価値が高いです。

「発行年数が古い」「発行枚数が少ない」「エラー切手」などがプレミア切手に当てはまります。

特にプレミア切手の中でも、高額買取されやすい種類を海外と日本切手に分けてご紹介します。

海外切手

特に以下のような中国切手は、コレクターが多くて高値で売れやすいです。

保存状態によっては数十万円単位での買取価格となることが期待できるでしょう。

  1. 赤猿
  2. 蓮の花切手
  3. 不発行国防献金切手1945(満州国)
  4. パンダ切手
  5. 紅楼夢切手
  6. 青山風景シリーズ

日本切手

日本切手は浮世絵をモチーフにした切手が人気で、シートでの買取金額も高値の傾向があります。

  1. 見返り美人
  2. 月に雁

また、発行年代が古くて現在では見つかりにくい切手も高値になりやすいです。

  1. 竜文切手(日本で最初に発行された切手とされる)
  2. 竜銭切手

台紙に切手を貼って買取してもらう方法

台紙貼り切手は郵送料の料金別納での支払いに使えます。

高額な郵送料を支払う場合、台紙に貼った切手を郵便局で渡すだけで便利です。

支払いの際にバラ切手を1枚ずつ出して、額面を計算する手間が省けるメリットがあります。

また、同じ額面のバラ切手を1枚の台紙に貼り付けられるので管理が簡単です。

以上の理由から、同じ枚数・額面のバラ切手よりも高価買取が期待できます。

そのため、査定時には台紙貼り切手を切り離さずに出しましょう。

シート切手を買取に出すときに注意すべきポイント

シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介

シート切手はバラ切手よりも、買取に出す際に注意するべきポイントがあります。

そのポイントを知らなかったあまりに「買取金額が低くなってしまった」という状況もあり得るのです。

ここでは、シート切手に特化した査定前に注意するポイントをお伝えします。

シートの白ミミは切り取らずにそのまま査定に出す

切手の買取金額は、バラよりもシートの方が高値で買い取ってもらいやすいです。

しかし、シートの周りの白ミミ(余白部分)まで切り離してしまうと価値が下がってしまいます。

仮に白ミミが切手とつながっていても、切れていたり汚れがあるとシートとして扱われない場合があります。

シートの白ミミがあるかどうかも買取金額を左右するため、つけたままにしておきましょう。

シート切手は1枚ずつバラにしない

シートとバラ切手の違いでも説明したように、シート1枚の全面の保存状態が良く、未使用の場合は価値があります。

ただし、1枚でも欠けているとバラ切手扱いになる可能性があります。

また、破れていたり汚れているシート切手も価値が低くなってしまいます。

切手は紙でできており、特に古い切手は損傷が起きやすいですから取り扱いには注意しましょう。

きれいな状態で保管していないシート切手以外は、バラ扱いになるかもしれませんので査定士に相談してみることをおすすめします。

バラ切手とシート切手の買取相場の違い

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バラもシート切手も種類や保存状態、発行年数によって買取相場が違います。

例えば、浮世絵切手の中でも有名な「見返り美人」と「月に雁」はバラだと数百円からで、シートだと10,000~12,000円程が買取相場です。

また、中国切手の「赤猿」と「毛沢東」は数万円からが買取相場です。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

切手を高く売るためのコツとは

シート切手は買取してもらえる!高価買取が期待できる種類も紹介

切手を高く売るにはコツを知っておくことがおすすめです。

高く買い取ってもらうためには、以下の方法を覚えておくと良いでしょう。

  1. 切手の仕分けは必要なし
  2. 保存状態をきれいにしておく
  3. 糊落ちした切手は価値が下がる傾向がある
  4. ヒンジがついた切手はアルバムごと査定に出す

切手の仕分けは必要なし

査定前に切手を仕分ける必要はありません。

仕分けている途中で破れたり汚したりすると買取金額が低くなる恐れがあります。

また、古くなった切手は状態が悪くなっていて損傷しやすいです。

査定前に切手を整理しなくても、査定士がしっかり見てくれますのでご安心ください。

保存状態をきれいにしておく

切手は保存状態をきれいにしたうえで査定に出すことがベストです。

切手は湿気・破れ・折れ・傷・日焼けなどのダメージに弱く、保管場所によってはカビが生えたり落ちない汚れが付着してしまいます。

買取業者の中には状態が悪い切手だと買い取れない場合もあるため、少しでもきれいに保てるようにしましょう。

切手は切手ファイルに入れて風通しの良い清潔な場所で保管し、フィルムに入っている切手なら剥がさないでください。

糊落ちした切手は価値が下がる傾向がある

切手の裏面にはハガキに貼るための糊がついています。

ところが、古い切手は経年劣化によって糊が取れている場合があります。

糊が取れた切手は「糊落ち」と呼ばれ、買取市場では保存状態が悪いと見なされてしまいます。

切手を査定に出す前には糊落ちしていないかを確認しましょう。

ヒンジがついた切手はアルバムごと査定に出す

「ヒンジ」とは切手を台紙に貼り付けるときに使う茶色い糊がついた紙で、湿らせて使います。

ヒンジを使うと切手に台紙を固定できて折れ曲がりを防げますが、切手の裏面に茶色い跡が残ってしまって買取価格が下がりやすくなります。

無理やり切手をはがそうとすると切手が大きく破れてしまいますので、査定にはそのまま出しましょう。

買取業者によっては買取が難しい切手や保存状態があります。

ですから、事前にホームページを見て確認しておくことをおすすめします。