【男性着物買取】相場と高まりつつある人気の秘密

2024.02.02

着物買取 コラム

着物は、大きく「女性着物」と「男性着物」に分類することができます。

着物は一般的に女性が着用するもの、というイメージを持たれている方が多くいらっしゃるかもしれませんが、男性着物には女性着物にはない魅力がたくさんあるのです。

着物買取では、振袖や留袖、訪問着などの女性着物の割合が非常に高いので、男性着物はなかなか聞き慣れないかもしれません。

ここは男性着物の中でも買取相場が比較的高い着物についてご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

男性着物の礼装といえば羽織袴

男性着物の礼装は黒紋付の羽織袴(はおりばかま)です。

結婚式などに招待された場合に着る着物は準礼装として色羽二重(いろはぶたえ)か、色縮緬(いろちりめん)の無地に染め抜きの五つ紋付の着物と羽織袴が一般的です。

男性の着物は女性の着物と比べて自由な着こなしができる場合が多いのですが、着物自体はトーンをおさえた地味な無地で、女性着物のような華やかさはありません。しかし、羽織の裏などに変わった柄や粋な柄を施すなど、普段外からは見えない部分に手間をかけて凝るというのが、男性着物の醍醐味といえます。

大島紬の男性着物について

大島紬は、手紡ぎ糸で褐色紬が織られていた鹿児島県の奄美大島が発祥で、近代以降から盛んに作られるようになった着物です。

高級和装品として名高い紬に名を連ね、天然の染料特有の渋みと柔らかさを持つ独特の質感があり、軽いながらも耐久性に優れ評価の高い紬とされています。

大島紬の男性着物はアンサンブルというのもあり、女性着物とはやや異なった作りのものも存在します。

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結城紬の男性着物について

結城紬は、昭和31年に重要無形文化財に、昭和51年には伝統工芸品に指定された伝統のある着物です。

結城紬の中でも最高峰の絹織物と称されている本場結城紬は真綿から糸を全て手作業でつむぎ、地機と呼ばれる古くからの織機で作られる着物です。

全国に多くある紬には見られない特色をもっています。その特色は縦糸、横糸の両者に手つむぎ糸を使用しています。

男性着物においては、結城紬の落ち着いた色合いが着る方の魅力を引き立ててくれるといえるでしょう。

小紋の男性着物について

小紋に関して、江戸小紋も男性着物の染め着物の中では人気の高い和服の1つです。

江戸小紋は小紋染めという技法を用いて、江戸時代に裃の染め模様として隆盛し、代表的な染色技法の一つとなりました。

細かな単位模様を一面に配し、単色に染めるところが大きな特徴の1つです。

明治以後、一般的な着物の柄としても広く普及しました。

代表的な柄に文字通りその肌のように見える「鮫」、正方形の柄が規則的に並んだ「角通し」、霞模様を斜めに並べた「行儀」などが有名です。

技法にはもち米粉を主剤にした防染糊づくり、型付け、色調の表現などにも高い技術が用いられています。

男性着物の中には
買取相場が高い逸品も多い

男性着物の買取りというと、女性物の訪問着や付け下げ、あるいは振袖などと比べると、買取りをしてもらえないようなイメージがありますが、

大島紬や結城紬などの紬やアンサンブル(同じ反物で作る羽織と着物のセット)、また江戸小紋においては色柄が珍しいもの、本場結城紬、作家ものなどであれば男性着物でも状態がよければ思わぬ高値がつく場合もあります。