パネライの時計の買取相場は?高く売るためのコツを解説します!

2024.03.04

時計買取 コラム
パネライの時計の買取相場は?高く売るためのコツを解説します!
パネライの時計はいくらで買取してもらえますか?
モデルや製品のコンディションによりますのでまずは一度お電話・メールよりお問い合わせください。
譲り受けたパネライの時計があります。価値はつきますか?

「パネライ(PANERAI)」は、デカ厚ブームの火付け役として1998年頃から日本でも注目を集めた高級ブランドです。

大きくて分厚い特徴的なベゼルのデザインと、軍事用の腕時計製造で培った確かな技術力が詰まったパネライの腕時計は、30〜40代の男性を中心に高い人気を誇っています。

今回はそんなパネライの歴史や特徴を解説しながら、買取に出す際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

パネライとは

パネライの時計の買取相場は?高く売るためのコツを解説します!

1860年、イタリアの都市・フィレンツェに開いた「Orologeria Svizzera(スイス時計店)」が、パネライの起源にあたります。

当時から高度な精密機器の製造メーカーとして事業を展開し、時計工房としてだけではなく時計学校としての役割も担っていました。

パネライは20世紀初頭からイタリア海軍へ精密機器の納め、さらなる要望に応えるために夜光塗料ラジオミールを開発しました。

夜光塗料ラジオミールとは、腕時計の文字盤や分針などを自発光させるために用いられる特殊な塗料をいいます。

開発した塗料を用いた水中用計器は、暗闇の中で任務を遂行することが多い海軍にとっては欠かせないアイテムとなり、イタリア軍からの厚い信頼を獲得しました。

パネライの代表モデル「ラジオミール」のルーツにもなっている腕時計は、1936年にイタリア海軍のために製作された試作品です。

パネライの腕時計は軍への納品を長く続けて行く中で徐々に洗練されていき、優れた防水性や重厚感のある頑丈なケースのフォルムは、今やパネライのアイデンティティーにもなっています。

長くイタリア海軍向けに腕時計を開発してきたパネライが、市民向けにコレクションを発表・販売を開始したのは1993年からです。

軍用に開発された腕時計のデザインが踏襲された「マーレ・ノストゥルム」「ルミノール」「ルミノール・マリーナ」の3種類が発表され、すぐに時計コレクターを中心に人気を博しました。

パネライの特徴

パネライが1993年からコンシューマー向けのモデルを発表し、本格的に国際市場への参入をはじめたのは2000年代に入ってからです。

代表的なモデルとして「ラジオミール」「ルミノール」が挙げられます。

100年以上にわたって、海軍向けの腕時計の開発・製造を続けてきた技術が詰まった両モデルは、ほかのブランドとは一線を画す大きくて分厚いフォルムが特徴です。

ラジオミールとルミノールは一見すると同じようなフォルムをしているため、見分けるのが難しいです。

リューズを守るために設けられているプロテクターの有無によって、判別が可能となっています。

ラジオミールはイタリア軍事用の試作品として製造され、その後の改良によってリューズの形状などが変わっていき、後にルミノールへと姿を変えていきました。

高品質な時計製造を続けるため、2014年にスイス・ヌーシャテルに新しい工場を建て、ムーブメントの部品から組立まで一貫して製造しています。

拘り抜いたムーブメントの製造やデザイン性だけではなく、手厚い保証が付いているのもパネライの愛用者が多い理由です。

また、「Pam.Guard」という会員に入会し、腕時計ごとに発行されるIDを登録することで最長で6年間の国際限定保証が受けられます。

パネライの買取市場で人気のモデルと買取相場

パネライの時計の買取相場は?高く売るためのコツを解説します!

パネライが培った独自の技術力と、新素材を積極的に採用する飽くなき探求心によってつくられる腕時計の中には、人気モデルが多数存在します。

ここからは、パネライの腕時計のなかでも高い人気を誇るモデルの特徴と、買取市場での相場をご紹介します。

PAM00233 1950 ルミノール8デイズ GMT

文字盤を覆うドーム型の風防にはサファイアクリスタルが採用されている「PAM00233 1950 ルミノール8デイズ GMT」は、パネライらしい厚みのあるフォルムを楽しめる代表的なモデルです。

残りの駆動時間を示す、パワーリザーブのインジケーターが横軸になっているのも、パネライ独自のアイデアです。

PAM00090 ルミノール パワーリザーブ

シンプルなデザインと高い実用性を兼ね備えた「PAM00090 ルミノール パワーリザーブ」は、2001年から2017年まで製造されたパネライの腕時計を代表する1本です。

ちなみに、現在は後継モデルとして「PAM01090 ルミノール パワーリザーブ」が製造されています。

旧作となるPAM00090は廃盤で入手困難なこともあり、現行モデルよりもやや相場額が落ちにくい傾向にあります。

PAM00392 ルミノール マリーナ1950 3デイズ

自社製キャリバー「P9000」が搭載された「PAM00392 ルミノール マリーナ1950 3デイズ」も人気モデルです。

パネライの中は比較的小さな42mmケースとなっているのが最大の特徴で、腕が細い人でも着用しやすい仕上がりになっています。

キャリバーとは、パネライなどの製造ブランドが管理するために付けた、ムーブメントの形式番号を指します。

キャリバーP9000は自動巻きムーブメントで、過剰なスペックを省いた、使いやすい構造になっているのが特徴です。

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少しでも高く買取してもらうためのコツ

パネライは時計ブランドのなかでも、高級・高品質な腕時計を製造することで有名です。

ここからは、少しでも高く買取してもらうためのコツとして、以下の2つをご紹介します。


・できれば付属品をすべてつける

・買取に出すタイミングを見極める


内容を確認して、自分自身でできる範囲で実践してみましょう。

できれば付属品をすべてつける

パネライを取り扱う正規販売店で購入した際についてきた付属品も、買取に出す際は揃えておきましょう。

すべての腕時計に共通することですが、付属品の有無は買取額に直結するほど重要です。

特にパネライなどの高級腕時計は、箱や保証書が本物を証明してくれる証拠にもなり、一緒に出すことで査定額アップが期待できます。

また、パネライは高精度な技術力だけではなく手厚い保証制度が特徴で、国際限定保証が受けられる保証カードが付いています。

保証期間は2年間となっていますが、保証カードには製造番号や購入日などが記されているため、たとえ保証期間が過ぎていたとしても捨てずに査定士にみせましょう。

ほかにもモデルによっては、ストラップを付け替えるための工具とラバーストラップが付属しています。

買取に出す前には、箱の中にちゃんと入っているかを確認しておきましょう。

買取に出すタイミングを見極める

パネライをはじめとした高級腕時計を買取に出す際は、タイミングを見極めるのも大切です。

例えば、消費者の懐が温まり買取市場も活発になる、6月や12月のボーナスシーズン前後は狙い目です。

買取業者が抱える在庫も品切れになるため、買取額アップなどのキャンペーンを打って積極的に腕時計を買い取ってくれます。

特にクリスマス時期の12月は、プレゼントとして需要が高まるため、1年の中でも比較的高い価格で売れるチャンスです。

ほかにも、雑誌やテレビといった各メディアなどでの紹介も、パネライの腕時計が注目されるタイミングです。

多くの人がパネライの腕時計を買い求めるため、各買取業者も普段よりも高めの額で買い取ってくれることが期待できます。

しかしブームになってから時間が経ってしまうと、反対に売る人が増えてしまって買取価格が下がる可能性がありますので注意しましょう。