ロンジンの時計の買取相場は?高く買取してもらうコツもご紹介

2024.03.04

時計買取 コラム
ロンジンの時計の買取相場は?高く買取してもらうコツもご紹介
ロンジンの時計を売却したです。いくらになりますか?
部品の状態や、付属品の有無によって価格はかわります。詳しく拝見致しますのでお気軽にお電話・メールよりお問い合わせください。
使わなくなったロンジンの時計があります。価値はつきますか?

1人1台携帯電話を持っていることの多い昨今では、「時間は携帯電話で確認できるので腕時計は着けない」という人も多いかもしれません。

腕時計を毎日着けるという人でも、ファッションアイテムとして愛用しているケースは多いのではないでしょうか。

そんな時代の中でも計時の正確性にこだわり、圧倒的な精度を誇る時計メーカーが、ロンジンです。

卓越した技術と、そこから生み出される時計の精度は、世界中の時計ファンから愛されています。

ロンジンの時計メーカーとしての概要や作品の特徴に加えて、買取相場や買取に出す際のポイントをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

偉人達も愛用したロンジンとはどのような時計?

ロンジンの時計の買取相場は?高く買取してもらうコツもご紹介

ロンジンは、スイスに本社を置く時計メーカーです。

会社名である「ロンジン」は、スイスの地名が由来となっており、フランスの古語で「花溢れ小川流れる野原」を意味します。

1867年から使用し続けている「翼のある砂時計」のロゴの通り、ロンジンの時計はスイスから広がって世界中で愛されています。

ここでは、ロンジンの時計メーカーとしての歴史と、ロンジンの時計の特徴についてご紹介します。

ロンジンの歴史

ロンジンの歴史は1832年、オーギュスト・アガシがスイス・サンティミエに時計工房を開いたことに始まります。

設立当初の工房では、地方の職人たちが、家内作業で作った部品の組立作業と商品化を請け負っていました。

ロンジンの歴史が大きく変わったのは、創業者オーギュスト・アガシの甥であるアーネスト・フランシロンの代です。

1867年、アーネスト・フランシロンは、高精度な時計の製造に必要な全作業工程を、一カ所に統合した大規模工場を設立します。

「翼のある砂時計」のロゴが使われるようになったのもこの時からです。

工場が作られた場所がサンティミエの「Es Longines」と呼ばれる場所だったことが、現在のロンジンという社名の由来となっています。

ロンジンの新工場で製作した時計は、早速高い評価を受けました。

ロンジンの懐中時計は、工場設立と同年の1867年に行われたパリ万博で、銅賞を受賞します。

ロンジンの時計は精度が高いと評判になり、1885年のアントウェルペン万博では、ついにグランプリを受賞しました。

その後もロンジンの時計は幾多の博覧会でグランプリを受賞し続け、世界的な評価を不動のものとします。

現在もロンジンは、世界最大の時計製造グループであるスウォッチ・グループの傘下企業として、精度の高い時計を作り続けています。

日本では、芥川賞・直木賞の受賞者に送られる懐中時計のメーカーとしても知られています。

ロンジンの時計の特徴は?

ロンジンの時計の最大の特徴は、精度の高さです。

その精度の高さから、様々な場面で重宝されてきました。

スポーツ大会の公式計時に使用されるロンジン

精度が高く評価されているロンジンの時計は、スポーツ大会の公式計時に多く用いられます。

古くは1896年、近代オリンピックの第1回となるアテネオリンピックの公式計時に採用されました。

ロンジンは、その後のオリンピック3大会でも公式計時に使用されました。

さらに、ロンジンとオメガが共同で設立した計時専門会社の「スイスタイミング」は、計6大会のオリンピックで公式計時を担当しています。

その他にもロンジンの時計は、世界アーチェリー連盟、国際スキー連盟、アメリカ・ドバイ・香港などの各国で開催される競馬など、数々のスポーツ大会における公式計時に採用されています。

パイロットの命を守ったロンジン

1927年に世界で初めて単独での大西洋無着陸飛行を成し遂げたチャールズ・リンドバーグ(1902-1974)ですが、その時の飛行機に搭載していた時計や計器に不満を持っていました。

リンドバーグは大西洋横断のような長距離飛行を安全に行うためには精度の高い計器が必要不可欠だと考え、自らの経験から生まれたアイデアを、高精度で評判のロンジンに持ち込みます。

こうして生まれたのが、正確な計時と太陽の位置から現在地の緯度・経度を導く「アワーアングルウォッチ」でした。

この発明により、目印のない大洋上でも正確な現在地が分かるようになりました。

女性として初めて単独での大西洋横断飛行を成功させたアメリア・イヤハート(1897-1937)は、ロンジンのアワーアングルウォッチを装着していました。

アインシュタインもロンジンを愛用

相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタイン(1879-1955)も、ロンジンの時計を愛用していたようです。

2008年、ニューヨークのオークションに出品されたアインシュタインのロンジン社製腕時計は、「時間の概念を大きく変えたアインシュタインが愛用した時計だ」として約6,000万円という価格で落札されました。

ロンジン社製の時計が相対性理論の発想に役立ったかどうかは分かりませんが、おそらく世界で最も時間という概念について考えた人物が、ロンジンの時計を愛用していたというのは興味深いものがあります。

ロンジンの時計販売価格はどれくらい?

ロンジンの時計の買取相場は?高く買取してもらうコツもご紹介

非常に性能が高いロンジンの時計ですが、どれくらいの価格で販売されているものなのでしょうか。

ロンジンの作品の中でも特に人気の高い3つのシリーズについて、概要と販売価格をご紹介します。

なお、今回ご紹介する販売価格はロンジンの日本での希望小売価格ですが、この希望小売価格は随時変更される可能性があります。

ロンジン「ドルチェヴィータ」

世界的な時計製造メーカーであるロンジンの現代的なエレガンスさを体現しているのが、「ドルチェヴィータ」シリーズです。

「dolce vita」とはイタリア語で「甘い生活」の意味です。

「ドルチェヴィータ」シリーズのケースは、四角を基調としていながらソリッドさを感じさせない独特なラインになっていることが特徴です。

また、ギョーシェ彫り(時計の文字盤に彫り模様を入れることでデザイン性を高める技法)をはじめとした文字盤のデザインによっても柔らかさが演出されています。

文字盤の両サイドにきらびやかな装飾がされている作品も多く、女性から高い支持を得ているシリーズです。

「ドルチェヴィータ」シリーズの販売価格は、作品によってばらつきがありますが、約16万円から約76万円となっています。

ロンジン「コンクエスト」

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スポーツ大会の公式計時にも多く採用されているロンジンですが、そのロンジンがスポーツウォッチとして開発したのが「コンクエスト」シリーズです。

「コンクエスト」シリーズのケースは丸い形をしています。

過度な装飾は行わず、時計としての機能美にこだわったデザインになっている点が、スポーツウォッチである「コンクエスト」シリーズの特徴です。

海や山、テニスコートといったスポーツの場面に似合うのはもちろんですが、洗練されたデザインは華やかなパーティー会場でも見劣りすることはないでしょう。

もちろん、防水機能などスポーツウォッチならではの特殊機能も充実しています。

「コンクエスト」シリーズの販売価格は、作品によってばらつきがありますが、約9万円から約37万円となっています。

ロンジン「マスターコレクション」

世界的な時計製造メーカーであるロンジンの、180年以上続く伝統がふんだんに詰め込まれているのが「マスターコレクション」シリーズです。

すべての作品に自動巻き機能を搭載した「マスターコレクション」シリーズには、世界最高峰の精度を誇るロンジンの技術が惜しみなく注ぎ込まれています。

デザインはクラシックでありながら、古さを感じさせないエレガントさも兼ね備えており、世界中の時計ファンを魅了しています。

「マスターコレクション」シリーズの販売価格は、作品によってばらつきがありますが、約22万円から約126万円となっています。

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ロンジンの買取でおすすめの方法は?

ロンジンの時計の買取相場は?高く買取してもらうコツもご紹介

ロンジンの時計を売却しようと考えた時、具体的にはどのような方法があるでしょうか。

身近に利用できる3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

リサイクルショップを利用する

リサイクルショップの中には、時計の買取を行っている店舗も多くあります。

ロンジンの時計を店頭に持ち込めば、その場で査定・買取してもらえる点が手軽です。

多彩な取扱商品がありますから、査定の待ち時間を使ってショッピングを楽しむこともできるでしょう。

しかし、リサイクルショップには、ロンジンのような高級時計の買取に関して大きな不安要素があります。

リサイクルショップは時計の買取を専門としていないので、ブランド時計に関する専門知識を持った鑑定士が常駐している可能性は低いでしょう。

ロンジン本来の価値を見極めてもらうことができず、思わぬ安値で買取されてしまう危険があります。

ロンジン本来の価値を反映した価格で買取してもらいたい場合には、リサイクルショップはリスクの大きい買取方法かもしれません。

ネットオークション・フリマアプリ利用する

ネットオークションやフリマアプリを利用して、ロンジンの時計を売却するという方法もあります。

スマートフォン1つあれば出品できるという点が便利な方法で、買取店の営業時間に合わせてスケジュールを調整する必要もありません。

しかし、ネットオークションやフリマアプリには、インターネットを介したやり取りであるという点に弱みがあります。

ネットオークションやフリマアプリでは、売り手と買い手が直接顔を合わせることはありませんし、商品も購入するまでは実物を見ることができません。

その点で安心感が持ちづらいため、ロンジンのような高級品はネットオークションやフリマアプリで、売れにくい傾向があるようです。

また「インターネットを介したやり取り」「配送業者を介した商品の受け渡し」ゆえにトラブルが発生するケースも、少ないながらあるようです。

ロンジンの時計は非常に価値が高いだけに「代金が入金されない」「発送したはずの商品が届かない」などのトラブルが起こった場合には、ストレスも計り知れないでしょう。

ブランド時計買取のバイセルを利用する

幅広い商品を取り扱うリサイクルショップとは違い、ブランド時計に特化した、あるいはブランド時計に強みを持った買取業者も存在します。

ブランド時計買取業者ですから、ブランド時計の専門知識を持った査定士が在籍しています。

買取価格の妥当性という点では、最も信頼できるでしょう。

一方、ブランド時計買取業者はリサイクルショップなどに比べて店舗数が少ないのが弱点です。

近くに思い当たる店舗がないという人も多いでしょう。

そのため、時計を店頭に持ち込むには、時間や手間がかかってしまいます。

そんな時に便利なのが、ブランド品買取のバイセルが行っている、出張買取サービスです。

出張買取とは、買取業者の査定スタッフが自宅まで来て、お手持ちのロンジンの時計を査定・買取してくれるというサービスです。

近くに買取店舗がなくても利用することができますし、自宅にいながら全て済ませられる点が手軽です。

複数業者の査定を見比べたい場合にも、時計を持ってあちこち回る必要はありません。

ロンジンの時計の買取相場はどれくらい?

ロンジンの時計はブランド時計買取市場でも人気が高く、比較的高い価格がつきやすいと言えるでしょう。

作品の種類にもよりますが、保存状態の良いものであれば、数万円から十数万円といった価格で買取してもらえるものが多いでしょう。

特に人気が高い作品では、20万円を超えるような買取価格がついたケースもあるようです。

ただし、これらは保存状態が良かった場合の買取相場です。

高価買取のためには綺麗な状態を保ち、箱や保証書などの付属品を保管しておくことが重要になってくるでしょう。

ロンジンを高く買取してもらうためのポイントとは?

非常に価値が高く、ブランド時計買取市場でも人気の高いロンジンですが、より高く買取してもらうためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。

3つのポイントにまとめてご紹介します。

綺麗な状態で保存しておく

ロンジンの時計は価値が高いとは言っても、傷や欠損があるなど、保存状態が悪ければ買取価格は下がってしまうでしょう。

ロンジンの時計を高く買取してもらうためには、綺麗な状態を保っておくことが重要です。

ロンジンの時計を保管する際には、傷が付かないように箱に入れておくのが良いでしょう。

また、時計を使わないまま放置しておくと、機構に使われているオイルが変質してしまう場合があります。

売ると決めたら早めに買取に出すというのも、経年による変質を防ぐという点では有効でしょう。

付属品も一緒に買取に出す

ロンジンの時計を新品で購入した場合には、箱・保証書・説明書といった付属品が付いてきます。

これらの付属品を時計と一緒に買取に出すことで、高く買取してもらえる可能性が上がります。

箱・保証書・説明書といった付属品は査定の際、本物のロンジンであることを証明するための助けになります。

また、付属品が揃っているものの方がコレクションとしての人気は高いです。

ブランド時計買取市場でも、付属品が揃っているものの方が需要が高く、買取価格も高くなりやすいです。

購入した際の付属品は大切に保管しておき、買取の際には時計と一緒に出すようにしましょう。

買取価格が上がりやすいタイミングを見極める

ロンジンを高く買取してもらうためには保存状態と付属品が特に重要なのですが、補助的な要因として、買取価格が上がりやすいタイミングを知っておくと良いでしょう。

具体的には、「ロンジンが時計の定価を上げたとき」「当該モデルの生産が終了したとき」「円安のとき」などが挙げられます。

定価が上がれば、それにつれて中古の価格も上がる可能性があります。

生産が終了したモデルは、買取市場での希少価値が上がるでしょう。

ロンジンは世界的に取引されますから、円換算した買取価格は円安のときの方が高くなるでしょう。

ただし、タイミングを待っているうちに時計の状態が劣化してしまっては、元も子もありません。

あくまで補助的な要因としてこれらを知っておいてください。

         

ロンジンの買取についてのまとめ

ロンジンは、精度の高さから世界的に評価されている時計メーカーです。

スポーツ大会の計時には欠かせない存在となっており、偉人たちから愛されたことでも知られています。

高い技術から生み出される時計の精度とエレガントなデザインは、世界中の時計ファンから人気を集めており、ブランド時計買取市場でも高い価格で取引されています。

ロンジンの時計を高く買取してもらうためには、保存状態を良く保っておくことと、付属品を揃えておくことが重要です。

また、買取の際にはブランド時計買取のバイセルに査定をご依頼ください。

ロンジン本来の価値を反映した価格で買取いたします。

ロンジンの時計の買取をお考えなら、状態の良いうちにブランド時計買取のバイセルに一度ご相談ください。