オーデマ・ピゲを買取に出す前に注意すべきポイントと高額買取のコツをご紹介

2024.04.09

時計買取 コラム
オーデマ・ピゲを買取に出す前に注意すべきポイントと高額買取のコツをご紹介

腕時計製造の本場スイスに拠点をおく「オーデマ・ピゲ(AudemarsPiguet)」は、高い技術力を脈々と受け継いできた老舗の時計メーカーです。

代表シリーズ「ロイヤルオーク」は、中古市場でも安定して高い人気を誇っています。

今回の記事では、オーデマ・ピゲの歴史や展開している時計たちを中心にご紹介していきます。

また買取相場やお得な売却方法などに関しても触れていますので、売却の検討をされている方はぜひ参考にしてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

老舗時計メーカー「オーデマ・ピゲ」とは

老舗時計メーカー「オーデマ・ピゲ」とは

まずは、1875年に創業したスイスの老舗時計メーカー「オーデマ・ピゲ」の歴史や、時計製造に対するこだわりについてお伝えします。

世界最高峰の技術力を誇るオーデマ・ピゲの時計は、どのように誕生したのか、また人気を博した「ロイヤルオーク」にも触れていきます。

世界三大時計ブランドのひとつ

オーデマ・ピゲのはじまりは、スイスのジュウ渓谷に位置する小さな町ル・ブラッシュにある小さな時計工房からでした。

工房のオーナーであるジュール・ルイ・オーデマは、修行時代から腕利きの時計職人として名が知られていました。

彼が作り出したクロノグラフやリピーターなどの複雑機構は評判で、現在の時計職人にも引き継がれる技術です。

もう1人の創業者で時計職人のエドワール・オーギュスト・ピゲも卓越した技術力を持っていました。

彼らの功績は多大なもので、今ではパテック・フィリップ(PatekPhilippe)ヴァシュロン・コンスタンタン(VacheronConstantin)と肩を並べる「世界三大時計ブランド」に数えられるブランドへと成長しました。

また多くの時計ブランドが買収・合併を繰り返していくなかで、オーデマ・ピゲは100年以上、家族経営を貫いているのも特徴のひとつです。

そのおかげで、完全な自社製造による複雑機構の製造技術(コンプリケーション)を守ることができ、ほかの時計ブランドとは一線を画す、完成度の高い高級時計を世に発表し続けています。

代表的シリーズ「ロイヤルオーク」

代名詞ともいえる「ロイヤルオーク」は、オーデマ・ピゲを語るうえでは外せない代表的なシリーズです。

発表されたのは1972年と、今から50年ほど前に遡りますが、今でも色褪せない高級感とオーデマ・ピゲの高度な製造技術が詰まった1本といえるでしょう。

発売された当時は、ロレックスなどの高級腕時計が人気を集めていましたが、ラグジュアリー感にスポーティーなデザインをうまく融合させたロイヤルオークの新しさに、多くの時計愛好家が注目しました。

また高級腕時計でありながらも価格が抑えられていたため、これまで高級腕時計に手が届かなかった層の獲得にも成功し、その地位を確実なものとしました。

ステンレスでできた八角形のベゼルが特徴的で、今ではクロノグラフなどの派生モデルも幅広く展開され、買取市場でも長く安定した人気を保っています。

オーデマ・ピゲの人気シリーズと買取相場

オーデマ・ピゲの人気シリーズと買取相場

オーデマ・ピゲでは、ロイヤルオークをはじめとした数々の魅力的なシリーズを販売しています。

ここからは、各シリーズの特徴と買取相場をご紹介していきます。

所有しているオーデマ・ピゲの参考にしていただければ幸いです。

ロイヤルオーク オフショア

1993年に誕生した「ロイヤルオーク オフショア」は、従来のロイヤルオークをベースに、より男性らしい無骨で大胆な見た目が特徴です。

八角形のベゼルに打ち込まれた8本のビスがそのままのガッチリとした印象を残しながらも、高級感のある雰囲気は損なわれていません。

試作段階ではオーデマ・ピゲ社内でも、その大胆な見た目に抵抗を示した者も少なくありませんでした。

ですが結果としては多くの時計ファンに受け入れられ、今では代表的なシリーズに数えられています。

買取相場は「数百万円」がおおよその額で、クロノグラフやダイバーなど、種類の違いによって市場の評価が変わってきます。

ロイヤルオーク クォーツ

電池式の「ロイヤルオーク クォーツ」も、オーデマ・ピゲのこだわりが詰まった高級時計です。

ケースサイズが33mmなど、自動巻き式よりもコンパクトに設計されているため、女性でも抵抗なく身に付けられます。

長時間使用していても疲れないため、仕事からプライベートまで色々な場面で活用できる1本といえるでしょう。

「数十万円〜数百万円」が買取相場で、新しいモデルや状態次第では高額買取が期待できます。

ロイヤルオーク クロノグラフ

ロイヤルオークではクロノグラフ機構を搭載したコレクションも展開しており、定番の時計として高い人気を誇っています。

クロノグラフ特有のインダイヤルと、ロイヤルオークの持つスポーティなデザインがうまく融合しています。

ステンレス製のシンプルなものだけではなく、ベゼルにダイヤモンドがあしらわれたジュエリータイプも展開されています。

買取相場は「数百万円」と幅広く、限定品など入手が難しいモデルは高い評価を期待できます。

ミレネリー

楕円形のケースが印象的な「ミレネリー」は1995年に発表されたモデルで、5年後のミレニアムを記念してつくられました。

個性的なフォルムはローマのコロッセオから着想を得ており、文字盤の中心から意図的にズラされた指針は、初期から現行モデルまで引き継がれている特徴です。

また最新のモデルでは、機械式時計のギミックが堪能できるよう進化を遂げています。

例えば、本場スイスに認められた日本人時計技師・浜口尚大氏が機構を監修した「ミレネリー4101」は、立体感のある機構が駆動する様子が見えるよう工夫されています。

買取相場は「数十万円〜数百万円」が相場となっており、新しいモデルであるほど人気が集まる傾向にあります。

ハイジュエリー

オーデマ・ピゲでは、ダイヤモンドやサファイアなどの宝石をふんだんにあしらった「ハイジュエリー」も展開しています。

従来の宝飾技術のルールに縛られない方法で、魅力的な作品を世に送り続けています。

例えば「ダイヤモンドパンク」は、パンク時代の自由奔放な感覚にインスパイアされたジュエリーピースです。

ブレスレット全体にダイヤモンドが散りばめられており、前衛的な存在感のあるシリーズといえます。

買取相場は「数十万円〜数百万円」となっていますが、モデルによって価格が大きく異なりますので、具体的な買取価格は実際に査定してもらわないと算出が難しいです。

オーデマ・ピゲを売るなら時計買取のバイセルが最適

オーデマ・ピゲは超高級時計ブランドに当たるので、その価値を正確に判断してくれる「時計の買取業者」が最適な売却方法といえるでしょう。

文字通り、時計買取のバイセルでは、ブランド品の腕時計を査定・買取をメインに行っています。

毎日のように腕時計に触れているため、オーデマ・ピゲの時計にも詳しいため、価値を見落とすことなく、納得できる査定額を提示しています。

また再販を前提に腕時計を査定するため、市場価値の動向にも精通しています。

オーデマ・ピゲはロイヤルオークだけでも数多くのシリーズが展開されており、人気・価値も細かく違ってきます。

提示してくれた査定額に関して、明確な理由・根拠も説明してくれるので、納得できる形でオーデマ・ピゲを手放したいと考えている方にもおすすめの売却先です。

オーデマ・ピゲを売る前に知っておくべき注意点

高級時計のオーデマ・ピゲですが、条件次第では期待通りの価格にならない可能性もあります。

大切にしてきた腕時計を売りに出すわけですが、納得できる形で手放したところです。

そこでここからは、オーデマ・ピゲを売る前に知っておくべき、以下3つの注意点をご紹介していきます。

  • ・破損やキズものは価値が下がる
  • ・電池交換や修理はせずに査定へ
  • ・所有している時計の買取相場を把握する

時計の売却で損をしないためには、買取業者に全てお願いするだけではなく、自分自身でも知識をつけておく必要がありますので、ぜひ参考にしてください。

破損やキズものは価値が下がる

買取において、腕時計の破損・キズの有無は査定額に直結するポイントです。

再販を前提に腕時計の査定・買取を行っている買取業者では、状態に応じたランク分けをしており、未使用に近い状態であるほど、評価も良くなります。

もちろん、目立つ破損・キズがあれば市場価値は下がりますので、査定額もガクッと落ちることが予想されます。

ただ高級腕時計の再販ルートに強みを持っている業者であれば、破損・キズありのオーデマ・ピゲであっても買い取ってくれます。

「表面にキズがある」など諦めずに、まずは買取業者に相談してみてください。

電池交換や修理はせずに査定へ

電池切れや故障が原因で止まってしまったオーデマ・ピゲを持っている方は、現状のまま買取業者へ査定に出しましょう。

時計専門の買取業者によっては、買い取った時計を修理するための自社工房を所有しているため、動かなくなってしまった時計でも快く受け付けてくれます。

また買取のために電池交換・修理をしたとしても、出費以上の査定額アップを確実に見込めないのも理由のひとつです。

オーデマ・ピゲは時計ブランドの中でも特別な存在ですので、動かなくとも充分な価値を持っています。

所有している時計の買取相場を把握する

時計ブランドに詳しくない方は、買取に出す前に持っている時計のモデル名と買取相場だけでも把握しておきましょう。

最近では滅多に見かけませんが、時計専門の買取業者の中には、査定依頼者が時計に詳しくないことを良いことに、買取相場を大きく下回る査定額を提示してくる場合もあるためです。

ただロイヤルオークは派生モデルも多く展開されているため、判別が難しいものもあります。

そのため調べる際は、付属してきた証明書や取扱説明書に記載されている「型番」「モデル名」のチェックを忘れずに行いましょう。

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オーデマ・ピゲを高く売るための3つのコツ

1本で数百万円もの値がつくオーデマ・ピゲですから、少し工夫するだけでも買取価格は大きく変わってきます。

よりお得にオーデマ・ピゲを売却できるよう、最後に高く売るためのコツとして、以下3点をご紹介していきます。

  • ・付属品も一緒に査定に出す
  • ・複数本をまとめて売る
  • ・早めに買取に出す

それぞれ詳しく、解説していきます。

付属品も一緒に査定に出す

腕時計は新品に近いほど価値が上がる傾向にあり、購入時に付いてきた専用ボックス・説明書・保証書の有無によっても査定額が変わってきます。

そのため、高級腕時計を査定に出す前には、付属品が揃っていることを確認してから申し込みをしましょう。

ちなみにオーデマ・ピゲの場合は、深緑のシックな専用ボックスに加えて、分厚い説明書・保証書が付属しています。

保証書は「本物のオーデマ・ピゲの時計」であることを証明してくれる証拠になるため、特に重要な付属品です。

複数本をまとめて売る

オーデマ・ピゲ以外に複数の時計を持っている方は、一度の買取でまとめて売る方が効率的で、場合によっては査定額を上げる可能性があります。

買取業者にとっても、ひとりの査定依頼者から複数の時計を買い取れる方が効率的なためで、条件次第では買取価格を上乗せしてくれます。

また時計ごとに合わせた売却方法を考えるのは、手間や時間が掛かってしまいます。

効率の面から考えても、時計は一気に売却してしまうのがおすすめです。

早めに買取に出す

ロイヤルオークをはじめ、オーデマ・ピゲでは安定的な人気を誇るシリーズをいくつも抱えています。

しかし新しいモデルが出るたびに、型落ちした時計は徐々にその価値を落としていきます。

ロイヤルオークに関しても、時間の経過による価値の低下は免れませんので、少しでも高額買取を狙うなら、早めに買取に出すのが無難な選択です。

また良好な状態で売る意味で、早めに買い取ってもらうのが良い考え方です。

保存環境に配慮したとしても、湿気などによって劣化は進行してしまい、買取価格に影響してしまうからです。

そのため、時計の売却を思い立ったら、なるべく早めに行動に移すように意識して、まずは時計買取のバイセルにご相談ください。