お年玉切手シートの交換方法や高額買取が期待できる種類をご紹介!
「お年玉切手シート」は、当せんしたお年玉付年賀ハガキと交換して入手できる切手です。
今まで年賀ハガキをお年玉切手シートと交換したことがない方のために、郵便局での交換方法の手順と注意点についてお伝えします。
また、お年玉切手シートと年賀切手との違いや、高額買取されやすい年賀切手の種類もご紹介します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
お年玉切手シートとは
お年玉切手シートとは、官製の年賀状や年賀切手についている「お年玉くじ」の景品として発行される切手です。
お年玉切手シートを含む「お年玉くじ」の抽選日は毎年1月の第3日曜日(2023年なら1月15日)で、その翌日から約半年間(2023年なら1月16日~7月18日)が引き換え期間となっています。
この期間内に当選はがきまたは当選切手と、本人確認ができる証明書(免許証、健康保険証など)を郵便局の窓口に持っていくと、お年玉切手シートに引き換えてもらうことができます。
年賀切手も同じくお正月にまつわる切手ですが、お年玉切手シートと年賀切手とは異なる切手です。
お年玉くじの景品として初めてお年玉切手シートが登場したのは、1950年(昭和25年)のことでした。
この年には円山応挙(まるやまおうきょ 1733-1795)の『龍虎の図』がデザインされたお年玉切手「応挙のとら」が1,000万枚用意されましたが、お年玉切手というもの自体が浸透していなかったためか、実際に引き換えられたのは90万枚程度だったといいます。
そのため、当時のものは現存数が少なく、非常に貴重な切手として収集家の間では有名になっています。
なお、当時は「年賀切手」と「お年玉切手」の用語の区別がはっきりしていなかったため、「応挙のとら」(1950年2月1日発行)は年賀切手という名称で発行されました。
そのためややこしいのですが、現在の定義に照らせば「応挙のとら」はお年玉切手だと言えます。
現在でもお年玉切手シートは毎年発行されており、近年では当選くじとの交換のほか、郵便局のネットショップでの販売も行っています。
また、お年玉切手シートは切手買取市場でも活発に取引されており、希少価値の高い一部のものではプレミア価格がつくケースもあります。
年賀切手とは
年賀切手とは、私製ハガキや封書で年賀状を送るときに使われる特殊な切手のことです。
年賀状を元旦に配達する「年賀郵便特別取扱」が日本で始まった1899年当時、年賀状に使用するための特別なはがきや切手はなく、通常の官製はがきや私製はがきが使われていました。
昭和に入って年賀状の取扱いが増大したことから逓信省(現在の日本郵便)は、年賀状を可能な限り早く差し出してもらうことと、仕分けの際に年賀はがきとその他のはがきをひと目で見分けることを目的として1935年(昭和10年)12月1日、日本初の年賀切手である「昭和11年用年賀用切手」を発行しました。
この日本初の年賀切手(「富士山」:詳細は後述)には、渡辺崋山(わたなべかざん 1793-1841)の「富嶽図」に松竹梅の囲み枠を配したデザインが採用されています。
そして官製の年賀状を使うことが主流となっている現在でも、私製の年賀状や封書に対応するため、年賀切手は毎年発行されています。
年賀切手は縁起の良いデザインからコレクションとしての人気もあり、切手買取市場でも頻繁に取引されています。
発行年代の古いものを中心に希少価値の高いものも多く、プレミア価格がつくケースも多いです。
年賀ハガキとお年玉切手シートの交換方法
お年玉付き年賀ハガキをお持ちの方は、以下の手順に沿って、お年玉切手シートに交換ができます。
交換するための手順は以下のとおりです。
手順1 | 日本郵便のホームページや新聞等で、お年玉付き年賀ハガキの当せん番号を確認します。 3等に当せんしていれば、お年玉切手シートと交換できます。 |
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手順2 | 年賀ハガキを郵便局の窓口に持っていき、年賀ハガキが当せんした旨を伝えます。 当せん番号に間違いがなければ、お年玉切手シート取引証を渡されます。 |
手順3 | 記入した取引証・当せんした年賀ハガキ・身分証明書を窓口の担当員に見せれば、お年玉切手シートがもらえます。 |
お年玉切手シートの交換方法について、手順ごとに細かく説明します。
注意していただきたいこともありますので、それらも合わせて詳しくご紹介します。
手順1:当せん番号を確認する
まずは、お持ちの今年度の年賀ハガキが当せんしているかどうかを、日本郵便のホームページや新聞等で確認します。
抽せん番号は年賀ハガキの宛名面の右下に記載されている6桁の番号です。
お年玉切手シートは、毎年3等のお年玉賞品として定番です。
3等の当せん確率は、長い間100本に2本でしたが、2019年から100本に3本と高くなりました。
当せん番号が決まるのは毎年1月下旬あたりとなっていて、年賀ハガキと当せん賞品の交換期間はおよそ6ヵ月間となっているので、忘れる前に確認・交換しましょう。
また、未使用の年賀ハガキであっても交換対応をしてもらえるので、忘れずに未使用のハガキも含めてすべての抽せん番号を確認しましょう。
手順2:郵便局に持っていく
賞品の交換は、年賀ハガキを郵便局の窓口に持っていき、対応してもらいます。
郵便局の窓口の人に年賀ハガキが当せんした旨を伝えると「お年玉切手シート取引証」を渡されます。
「お年玉切手シート取引証」には、お年玉切手シート(3等)に当せんした年賀ハガキの枚数を記入します。
手順3:年賀ハガキを見せる
取引証の記入が終わったら「記入した取引証」「当せんした年賀ハガキ」「身分証明書」を窓口の担当員に見せましょう。
取引証の記入内容や、当せん番号に間違いなどがなければ、お正月切手シートがもらえます。
当せんした年賀ハガキには、当せん番号部分に賞品を交換したことを証明するためスタンプが押された状態で返却されます。
注意点
お正月切手シートはとても簡単に交換できますが、注意点もあります。
例えば、当せんハガキの状態が悪いと交換してもらえない可能性があります。
「状態が悪い」とは「今年度の年賀ハガキであることが判断できない状態」「郵便切手を貼る部分が切り取られているハガキ」などで、そういった状態のハガキは賞品と交換してもらえない可能性があります。
また、当せんした家族・親族のお正月切手シートを代わりに受け取る場合は、当せん者および代理人の証明書(運転免許証や健康保険証)がなければ商品を交換してもらえません。
加えて、当せん者が別居している家族の場合は、当せん者の委任状が必要となるので必要に応じて準備しておきましょう。
委任状は、郵便局の公式HPからダウンロードが可能です。
近年発行されたお年玉切手シート
お年玉切手シートは発行された年代によって担当しているデザイナーが変わり、描かれているデザインや雰囲気も毎年異なります。
そこで、2019年~2022年に発行されたお年玉切手シートのデザインや魅力を紹介します。
令和4年(2022年)
令和4年(2022年)に発行されたお年玉切手シートは、干支である「トラ」をモチーフにした切手です。
63円切手は尻尾で手紙をつかんでいるトラ、84円切手は前足で手紙を抱えているトラという、2種類のトラが描かれています。
また、正方形や円形といった既存の形にしないことで存在感があり、ハガキに貼ったときによく目立つため、ハガキの表面が地味な印象になりづらいのが魅力です。
台紙には、トラの足形をイメージした肉球が描かれており、トラの威厳とともに可愛さも感じられるデザインに仕上がっています。
令和3年(2021年)
令和3年(2021年)のお年玉切手シートは、鶴と亀をモチーフにしたおめでたいデザインです。
あえて干支を切手にデザインしていないため一年を通して使いやすく、シール式にすることで、使いたいときにサッと貼れます。
また、「大入り袋」をイメージさせる華やかな台紙により、「お年玉」らしい切手シートに仕上がっています。
切手の背景が白色なため、切手を剥がしてもデザインが崩れにくく、切手として使ったあとも記念に取っておきたくなるでしょう。
令和2年(2020年)
令和2年(2020年)に発行されたのは、「福」と「寿」の2文字を使ったお正月感のあるシートです。
「福」の文字には干支であるネズミを配置することで、可愛らしいデザインに仕上がっています。
さらに、台紙にちりばめられた星模様の一部には、特殊穿孔による切り抜き加工を施した、特別な仕様になっています。
令和1年(2019年)
令和1年(2019年)に発行されたお年玉切手シートは、対になる2匹の招き猫をモチーフにした切手です。
62円の切手にはお金を招く右手を挙げた招き猫、82円の切手には人を招く左手を挙げた招き猫が描かれています。
また、台紙には干支であるイノシシに加え、打ち出の小槌や松、タイなどが描かれ、お正月のおめでたい雰囲気を盛り上げています。
お年玉切手シートや年賀切手の買取相場はどのように決まる?
お年玉切手シートや記念切手の買取相場は、種類ごとの切手買取市場における希少性や需要の大きさによって左右されます。
流通している枚数が少ないものや、発行年代が古いために現存している数が少ないものなどは買取市場における希少価値がつきやすく、買取相場も高くなりやすいでしょう。
また、お年玉切手シートや記念切手の買取においては、保存状態の良し悪しが買取価格に大きく関わってきます。
そして、普通切手や記念切手などの切手と同様にバラかシートかによっても買取相場は変動する可能性があります。
基本的に、バラよりもシートの状態で保存されている切手の方が高く買取されやすいでしょう。
しかしながら、多くの買取業者がバラ切手の買取にも対応しており、なかにはバラであっても高く売れるケースもあるかもしれません。
切手買取のバイセルでは、以下のページに全国のお客様から買取させていただいた切手の買取実績を掲載しています。
ただし、切手の買取額は本体の状態によっても異なるため、大体の目安にしかなりません。
お持ちのお年玉切手シートや年賀切手の価値を知るという意味でも、一度切手買取のバイセルで無料査定に出してみてはいかがでしょうか。
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お申し込みフォームへ希少価値のあるお年玉切手シートの種類と買取相場
お年玉切手シートのなかには、希少性が高く、切手買取市場においてプレミア的な価値のつくものも存在します。
ここでは、発行年代が古いため現存数が少ないなど希少価値が高く、切手買取市場において高い買取価格がつきやすいお年玉切手シートの種類をご紹介します。
また、それぞれの種類のお年玉切手シートについて、保存状態が良かった場合にどれくらいの買取相場になるかを見ていきます。
応挙のとら
「応挙のとら」切手は1950年(昭和25年)、初のお年玉切手シートとして発行されました。
額面は2円で、図柄には円山応挙の『龍虎の図』が使用されています。
初の試みでお年玉切手シートというもの自体が浸透していなかったためか、実際に引き換えられた数は90万枚程と少なく、希少価値のある切手となっています。
近年の買取相場は、保存状態の良いものならバラで数百円程度、5枚1組の小型シートなら数千円程度になるでしょう。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
少女と兎
「少女と兎」は、1951年(昭和26年)のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は2円で、卯年にちなんで少女が兎を抱いている図柄となっています。
切手買取市場においては、5枚1組の小型シートで保存されているものに高い買取価格がつきやすいです。
近年の買取相場は、保存状態の良いもので小型シートなら数百円程度になるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
翁の面
「翁の面」は、1952年(昭和27年)のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、翁の能面が描かれた図柄となっています。
この「翁の面」以降、お年玉切手の小型シートは5枚綴りから4枚綴りに変更されています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものの方が買取価格は高くなりやすいです。
近年の買取相場は、保存状態の良いもので小型シートなら数百円程度になるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
三番叟人形
「三番叟(さんばそう)人形」は、1953年(昭和28年)のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、図柄には親沢諏訪神社(長野県)で執り行われる五穀豊穣の祈願する舞の「三番叟」で使われる人形が描かれています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものに高い買取価格がつきやすい傾向があります。
近年の買取相場は、保存状態の良いもので小型シートなら数百円程度になるでしょう。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
三春駒
「三春駒(みはるごま)」は、1954年(昭和29年)用のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、図柄には福島県の伝統工芸品である三春駒が採用されています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものの方が高く買い取りされやすい傾向があります。
近年の買取相場は、保存状態の良いものかつ小型シートなら数百円程度になるでしょう。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
加賀起き上がり(だるま)
「加賀起き上がり」は、1955年(昭和30年)用のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、図柄には金沢の伝統工芸品である加賀八幡起上りが採用されています。
また、この年から製造にカラー印刷機が使われるようになり、「加賀起き上がり」は2色刷りで発行されています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものの方が高く買い取りされやすいでしょう。
近年の買取相場は、保存状態の良いものならバラで数十円〜100円程度、小型シートなら数百円程度になるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
こけし
「こけし」は、1956年(昭和31年)用のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、図柄には東北地方の玩具であるこけしが採用されています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものに高い価値がつきやすいです。
近年の買取相場は、保存状態の良いものかつ小型シートなら数百円程度になるでしょう。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
だんじり
「だんじり」は、1957年(昭和32年)用のお年玉切手シートとして発行された切手です。
額面は5円で、図柄には長崎県のお祭りで使われる曳壇尻(ひきだんじり)が採用されています。
切手買取市場においては、4枚1組の小型シートで保存されているものの方が高く買い取りされやすいでしょう。
近年の買取相場は、保存状態の良いものならバラで数十円程度になるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
希少価値のある年賀切手の種類と買取相場
年賀切手のなかにもお年玉切手シートと同様、希少性が高く、切手買取市場においてプレミア的な価値のつくものも存在します。
ここでは、発行年代が古いため現存数が少ないなど希少価値が高く、切手買取市場において高い買取価格がつきやすい年賀切手の種類をご紹介します。
また、それぞれの種類の年賀切手について、保存状態が良かった場合にどれくらいの買取相場になるかを見ていきます。
富士山
年賀切手「富士山」は1935年(昭和10年)に発行された(昭和11年用)、日本初の年賀切手です。
額面は1銭5厘で、デザインは江戸時代後期の画家・渡辺崋山の「富嶽図」に、松竹梅の囲み枠を配したものとなっています。
日本の年賀切手のなかでもトップクラスの希少価値があり、特に「田」の字の形に4枚がつながった田型や、20枚シートのものであれば買取相場は高くなりやすいでしょう。
近年の買取市場において、保存状態の良いものならバラでも1,000円程度、田型なら数千円、20枚シートなら数万円ほどの買取価格がつくこともあるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
二見ケ浦
年賀切手「二見ケ浦」は1936年(昭和11年)に発行された(昭和12年用)、「富士山」に次ぐ2番目の年賀切手です。
額面は1銭5厘で、デザインには三重県・二見ケ浦の夫婦岩を描いた図柄が採用されています。
「二見ケ浦」は発行年代が古いため保存状態の良いものはあまり多くなく、切手買取市場においても状態の良いものには希少価値がつきやすいです。
近年の買取相場は保存状態の良いものなら、バラでも数百円程度になるでしょう。
シートの状態で保存されているものであれば希少価値はさらに上がり、数千円から数万円ほどの買取価格がつくこともあるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
しめ飾り
年賀切手「しめ飾り」は1937年(昭和12年)に発行された年賀切手で(昭和13年用)、戦前に発行された最後の年賀切手となりました。
額面は2銭で、デザインにはお正月らしいしめ縄の図柄が採用されています。
1938年(昭和13年)には日中戦争の影響などで年賀状の差し出しが控えられたため、「しめ飾り」は発行数の半分以下しか売れなかったといわれています。
そのため市中に出回った数が比較的少なく、希少価値のつく年賀切手となっています。
近年の買取相場は保存状態の良いものならバラでも数百円程度、シートの状態で保存されているものなら数千円から数万円ほどの買取価格がつくこともあるようです。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
羽根つき
1949年(昭和24年)用の年賀切手である「羽根つき」は、戦後に発行された最初の年賀切手となりました。
額面は2円で、振袖の女の子が羽根つきをしている様子が描かれています。
3億枚程度発行されていた戦前の年賀切手に比べ、「羽根つき」の発行数は750万枚と少なく、その分希少価値のつく年賀切手となっています。
近年の買取相場は、保存状態の良いものなら小型シートで数百円程度になるでしょう。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
最近のお年玉切手シートも250円前後で取引される
お年玉切手シートは大変発行数が多いので、コレクション価値としてはさほど高くはなりませんが、それでも再販がないので発行当年のものでも額面より高くなります。
特に切手のコレクションブームがあった昭和40年〜50年頃の切手は、郵便局も大量発行したこともあり、あまり希少性が高くありません。
なかには突然人気が出て品薄になる切手もあるので、価値がよくわからないときは切手買取のバイセルに相談してみた方がよいでしょう。
素人判断で「価値がないだろう」と思っている切手でも、コレクター目線から見れば非常に価値が高いものだったということもあり得ます。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
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お年玉切手シート・年賀切手は切手買取のバイセルで売ろう
切手は金券ショップなどでも買取に対応しているところは多いですが、金券ショップではあくまでも実用品としての切手を買取しているところが多く、希少価値のあるお年玉切手シートや年賀切手の買取ではおすすめできません。
プレミア的価値のある年賀切手やお年玉切手シートの買取においては、希少価値や保存状態などから切手の価値を正確に見極めてもらえるかどうかが重要です。
金券ショップでは古い年賀切手やお年玉切手の買取にそもそも対応していないところも多いでしょうし、対応していたとしても、コレクションとしての切手の適正な価値を見極めるのは難しいでしょう。
そこで、お年玉切手シート・年賀切手の買取なら、切手の買取実績が豊富なバイセルにお任せください。
バイセルならば切手の高い専門知識を持った査定士が、切手1枚1枚の本来の価値を丁寧に見極めます。
まずはお持ちの切手の価値を把握する意味でも、バイセルの無料査定をお試しください。
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年賀切手・お年玉切手シートを高く買取してもらうポイント
古いお年玉切手シートや年賀切手の中には価値の高いものも多いですが、切手買取においてより高く買取してもらうためにはどのようなことに注意すれば良いでしょうか。
お年玉切手シート・年賀切手を少しでも高く買取してもらうために、知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
・バラよりもシートの状態で買取に出す
・保存状態はなるべくきれいに保つ
・できるだけ早く買取に出す
・切手が傷んでいても自分で修復はしない
バラよりもシートの状態で買取に出す
通常、年賀切手はシート単位で、お年玉切手は小型シートで発行されます。
お年玉切手や年賀切手に限らず、切手買取においては切り離された(バラの)状態よりもシートの状態で保存されているものの方が、より高く買取してもらえる可能性が高いです。
お年玉切手や年賀切手を切手の買取において、重要な査定ポイントの1つに「目打ち」の美しさがあります。
目打ちとは、切手使用する際に切り離すためのミシン目のことです。
1度も切り離していないシートの状態の切手であれば、目打ちに全くダメージがないと評価されるため、買取価格は高くなりやすいのです。
保存状態はなるべくきれいに保つ
切手の保存状態は、買取価格を左右する大きなポイントです。
傷や汚れがある、目打ちに傷みがある、ヒンジ(切手をアルバムに貼るときに使う糊)跡がついているなどすると、買取価格は下がってしまう可能性があります。
お年玉切手シート・年賀切手の保管の際には、傷や折り目が付かないように切手アルバムや切手専用ケースを使うと良いでしょう。
また、切手は素手で触れると皮脂がついてしまい、変色などを引き起こしてしまう恐れがあります。
アルバム等から取り出すときには、ピンセットを使うのが無難です。
さらに、直射日光や強い湿気は切手のヤケや劣化の原因となるため注意が必要です。
お持ちの年賀切手やお年玉切手シートをきれいな良い状態に保てるよう、普段から注意してあげましょう。
できるだけ早く買取に出す
お年玉切手シートや年賀切手の買取において、保存状態は非常に重要なポイントです。
そのため、普段の保管時から保存状態を損なわないような工夫をすることが大切でした。
しかしながら、いくら気を付けて保管していたとしても、長い期間の中での劣化を完全に防ぐことは不可能でしょう。
そのため、買取に出すと決めた年賀切手やお年玉切手シートは、経年劣化で保存状態が悪くなってしまう前に早めに買取に出すというのも1つの手です。
切手が傷んでいても自分で修復はしない
お年玉切手シートや年賀切手の買取では保存状態が大切です。
しかし、たとえお持ちの切手に破れや破損などがあったとしても、買取前に自身で修復するのはおすすめできません。
特に古い切手の場合には、非常に繊細で傷みやすいものも多いです。
自身で修復しようとすると、かえって切手の状態を悪くしてしまう恐れがあります。
お年玉切手シート・年賀切手を買取に出す時には、破れや破損などがあったとしても、まずはそのままの状態で査定に出してみるのが良いでしょう。
お年玉切手シート・年賀切手の買取に関するQ&A
お年玉切手シートや年賀切手を含む切手買取では、初めて利用する人にとっては分かりにくい部分も多く、疑問点はつきものと言っても良いでしょう。
ここでは、お年玉切手シート・年賀切手の買取でよくある質問をご紹介し、解説します。
消印のついている切手も買取してもらえる?
切手買取においては一般に、消印がついているもの(使用済み)よりも未使用のものの方が高く買取されやすい傾向があります。
しかしながら、価値の高い切手であれば、消印が付いていても買取してもらえるケースは多いでしょう。
また、例えばその切手の発行当日の消印など、特別な日付の消印が付いていることによって、消印が無い場合よりもさらに価値が上がるような場合もあります。
消印が付いているからと諦めずに、まずは切手買取のバイセルに査定を依頼してみましょう。
切手は仕分けしておいた方が良い?
売りたい切手が大量にある場合など、事前に仕分けをしておいた方が良いのかというのも、切手買取においてよくある質問です。
切手が仕分けされていないからといって買取自体を断られるケースは少ないようですが、よりスムーズに・正確に査定してもらうためには、やはり種類ごとに仕分けしておいた方が良いでしょう。
また、普通切手の場合ですが、種類ごとにまとめて厚紙に貼っておく(台紙貼り切手)ことで、買取価格が上がる場合があります。
これは、多くの枚数の切手をまとめておくことで、企業など大量に郵便物を送る団体の需要に対応できるためです。
台紙貼り切手の詳細については、以下の記事にまとめてありますので、気になる方は併せてご覧ください。
裏糊が無くなってしまっている切手も買取してもらえる?
古い切手で、裏糊が無くなってしまっているというケースは少なくないようです。
裏糊が無ければ確かに使用の際の利便性は下がりますが、それによって買取を断られるというケースは考えにくいでしょう。
ただし、切手の保存状態の観点から、裏糊があるものに比べて買取価格が下がってしまうケースはあるようです。
切手買取の際に用意しておくものは?
切手に限らず、買取業者が買取サービスを行う場合には、利用者の本人確認が必要であると古物営業法で定められています。
そのため切手買取を利用する際には、売りたい切手のほかに運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードなどの本人確認書類を用意しておいてください。
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