着物に合わせる草履の買取相場は?買取業者選びや高く売るコツもご紹介

2024.04.12

着物買取 コラム
着物に合わせる草履の買取相場は?買取業者選びや高く売るコツもご紹介
草履を買取ってほしいです。いくらになりますか?
草履のブランドや、一緒に査定に出す着物・和装小物などによっても買取価格は変動します。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはバイセルにお問合せ下さい。
履かない草履があります。価値は付きますか?

履く機会がない草履をどのように処分したら良いかお困りではありませんか? 実は草履は、着物買取業者に売却できる場合があります。

また、草履をお持ちの方は、他の和装品も処分をしようと考えている方もいらっしゃると思います。

本記事では、草履の買取相場や、売るときに気を付けたいポイントなどをまとめました。

草履の買取をお考えの方は参考にしてみてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

草履とは

草履とは

着物を着用する際の履物として、草履のほかに下駄・雪駄・わらじなどもあります。

鼻緒に指をかけるのはどの履物でも共通ですが、下駄は素材として木材が使用されている点、「歯」と呼ばれる突起があって履いた時に高さが出る点が草履と異なります。

雪駄とわらじは草履の仲間ですが、わらじには足首を固定するための藁緒(わらお)と呼ばれる長い紐があるのが特徴です。

雪駄は文字通り雪道を歩くのに適した防水性の高い履物で、裏側に獣皮を張り、踵に鉄片を打ち据えてあるのが特徴です。


着物を着るとどうしても着物に目がいきがちですが、足元を飾る草履も大切な和装アイテムの一つです。

たとえば、草履の鼻緒を着物の柄や素材と合わせることで全体に統一感が出て、よりおしゃれな印象に仕上げることが可能になります。

また、近年は若い世代の間での和装ブームもあり、ファッショナブルな草履も増えてきています。

脚が綺麗に見えるようなヒールのあるものや、履き心地のいいもの、靴ズレしにくいものなど、ファッション性と実用性を兼ね備えたブランド草履なども登場しています。

草履の素材

草履の素材にはいくつかの種類があります。ここでは4つの素材を紹介します。

本革

草履の主流になっている素材です。耐久性にも優れ、数十年でも長持ちするといわれています。

合皮

見た目は本革と変わりませんが、購入価格は本革よりリーズナブルです。本革と異なる点は耐久性で、5〜6年で経年劣化してしまうでしょう。

天革

消耗が激しい草履の上面に優れた耐久性を持つ本革を使い、側面にリーズナブルな合皮を使用しています。履き心地を向上させ、コストを抑えたスタイルといえます。

帆布

わかりやすくいうと、飛び箱の手を付けるところに使われている素材です。丈夫で、皮にはないカラーバリエーションを楽しめます。

草履の作りの違い

草履の足を載せる部分のことを草履台といい、足が触れる部分を「天」、その下の草履に高さを出している部分を「芯」といいます。

「天」は鼻緒と並んで草履のファッション性に大きく関わる部分です。

エナメル加工が施されていたり、箔が散りばめられていたり、型押しが施されていたり、ラメが入っていたりと様々な工夫がされています。

鼻緒についても、鼻緒を2重にかさねて豪華で華やかな「二石鼻緒」や、縁取りが入ったデザインの鼻緒などがあります。

そして「芯」の部分は、どのような場面で着用するかという用途に関わってきます。

一般的に、かかとが高くなっているものほど「格が高い(フォーマルな場にふさわしい)」とされています。

また、複数枚の芯を重ねてあるものは作るのに熟練の技術が必要とされるため、価値が高くなりやすいと言われます。

草履の芯の重ね方について、一般的な種類としては以下のようなものがあります。

1枚芯

草履作りのなかで、一番シンプルなものです。つま先からかかとへ1枚の芯で作られています。かかとの高さもあり豪華なデザインのものも多いので礼装用に向いています。

1の3枚芯

つま先からかかとへ通しての1枚芯に加え、かかと部分に半月状の芯が2枚、合計3枚の芯が重ねられている構造です。あまり背は高くなりにくく、半月を2枚重ねることで反りの自由度が高くなるのが特徴です。

2の3枚芯

通しで入っている2枚の芯に加え、かかと部分ではその2枚の芯の間に半月状の芯を1枚入れた、合計3枚芯の構造です。半月芯に生地張りをして鼻緒と合わせた柄にするなどのファッション性を出すこともできます。高さもあるため、訪問着などにも合う作りになっています。

3枚芯

つま先からかかとへの3枚の通しで構成されています。厚みが出るため背が高くなりやすく、フォーマルな印象があるスタイルです。

履かない草履や使わない和装小物は買取に出そう!

履かない草履や使わない和装小物は買取に出そう!

不要になった草履をどのように処分をすればいいかわからず、クローゼットや下駄箱にしまったままになっていませんか。

草履は着物を一式購入したときに付いてくるものや、和装バッグとセットで売られているものもあります。

しかし、購入したものの履いていない草履がある方も多いでしょう。

長い間、履かない草履を保管したままでいると、今よりも保管状態が悪くなる可能性があったり、収納スペースの幅を取ってしまいます。

そこで、不要になった草履の処分にお困りでしたら、買取業者の査定に出しましょう。

買取業者は「新品未使用品」の草履であれば買取が可能です。

草履の買取相場はいくら?

草履の買取相場はいくら?

着物買取市場における草履の買取相場ですが、草履単体ではそれほど高くならない場合が多いようです。

一般的な草履の買取相場は数百円ほどで、草履の買取は「新品未使用品のみ」を対象にしている着物買取業者も多いのが現状です。

ただし、有名ブランドである佐賀錦や博多織の草履は、素材・デザイン・履き心地にもこだわっていることから買取市場でも需要が高くなっています。

買取相場も比較的高く、数千円程度になるでしょう。

また、キモノデザイナーの斉藤上太郎や履物職人の関塚真司など、有名作家が手掛けた草履も中古市場での需要が高く、比較的高値で売れる可能性が期待できます。

草履を売るなら着物買取業者がおすすめ

草履を売るなら着物買取業者がおすすめ

草履の買取に対応している買取業者には、「総合リサイクルショップ」と「着物専門の買取業者」があります。

ノーブランドの草履単体では買取相場はそれほど高くなりませんから、「どっちで売っても同じだろう」と思われるかもしれません。

しかし、草履を買取に出す際によくあるパターンとして、「草履と一緒に使っていた着物も買取に出したい」というケースがあります。

その場合には、リサイクルショップよりも着物買取業者の利用を強くおすすめします。

おすすめする理由を、リサイクルショップと着物買取業者の査定方法の違いと共に解説します。

リサイクルショップの和装品査定

リサイクルショップは、幅広いジャンルの品物を買取してくれる反面、着物や和装品に特化した査定マニュアルがない恐れがあります。

着物の専門知識を持った査定士が店舗に常駐しているケースは稀でしょう。

価値ある着物でも「1kgあたり〇〇円」のように査定されてしまい、本来の価値からはかけ離れた買取金額を提示されてしまう可能性があります。

草履と一緒に買取に出した着物が高価なものであった場合には、大きな損をしてしまうかもしれません。

着物買取のバイセルにお任せください

着物や和装品の価値を正確に判定するためには、「有名な着物作家が作ったものか」「産地はどこか」「素材は何か」「保存状態はどうか」などを見極められる専門知識が必要です。

そのため、お持ちの草履や着物を本来の価値に見合った価格で買取してもらいたいなら、着物を専門とする業者に依頼しましょう。


着物買取のバイセルは、着物や和装品を中心に日本全国で買取サービスを提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015~2022年の累計で2,700万点以上の買取実績を積み上げることができました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、草履や着物1点1点の価値を正確に鑑定します。

草履や着物の買取をお考えなら、まずは着物や和装品の買取実績豊富なバイセルの無料査定をお試しください。

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バイセルの出張買取サービスがおすすめ

売りたい草履や着物が大量にあって、持ち運ぶのが大変だと言う場合には、バイセルの「出張買取サービス」をご利用ください。

バイセルの出張買取サービスは、着物や和装品の専門知識豊富なバイセルの査定士がお客様のご自宅等まで伺い、査定・買取をさせていただくサービスです。

ご自宅にいながら予約から査定・買取まですべてを済ませられ、重い着物を買取店まで持ち運ぶといった大変な思いをする必要もありません。

バイセルでは、着物の出張買取にかかる各種手数料(査定料や出張料)をすべて無料にしております。

ぜひお気軽にお問合せください。

草履を売るときに気を付けるポイント

草履を売るときに気を付けるポイント

草履を売るときは以下のように気を付けるポイントがあります。


・査定前にきれいにしておく
・草履の付属品も一緒に査定に出す
・着物や和装小物もまとめて査定に出す


査定に出す前の参考にしてみてください。

査定前にきれいにしておく

草履は保存状態によって買取金額に影響する場合があります。

履いていない草履を保管したままにすると、状態が悪くなってしまう恐れがあります。

草履を査定に出す前にきれいにしておきましょう。

特に、絹でできている草履は湿気に弱い特徴があります。

草履を収納ケースや下駄箱にしまったままにしていると、気づかないうちにシミ、カビ、虫食いが出てしまう恐れがあります。

ですから、査定に出す前に草履を収納ケースから取り出して、風通しの良い場所で陰干ししておきましょう。

また、草履を収納するときにもポイントがあります。

草履を防虫剤と一緒に保管をしたり、新聞紙などの印刷物で草履を包むと、化学反応によって色や臭いが移ってしまうので避けましょう。

抗菌効果のある竹炭シートが付いた草履の収納ケースがあるため、お持ちであれば使ってみるのも手です。

草履の付属品も一緒に査定に出す

草履を購入したときに外箱や保存用の袋などの付属品が付いてきます。

草履単体よりも付属品も揃っていた方が、中古市場で買い手がつきやすいため、少しでも高い買取価格がつくことが期待できます。

ですから、付属品は大切に保管しておきましょう。

着物や和装小物もまとめて査定に出す

草履と和装バッグのセットを購入した方は両方とも査定に出し、着物を一式購入した方は付いてきた付属品もまとめて査定に出しましょう。

着物を一式購入すると草履以外にも和装バッグ、帯締め、長襦袢(ながじゅばん)、扇子などが付いてきます。

自宅にある和装品をまとめて査定に出せば、査定評価のアップに期待ができます。

付属品同様、査定時にすぐ出せるように売りたい物をまとめて保管しておきましょう。