スカーゲンの時計を納得して買取に出すコツと買取相場とは?

北欧を代表する時計ブランドのスカーゲンは、日本でも学生や若手社会人が初めて買う時計として人気です。
スカーゲンの時計は、時計全体に余分な装飾がなく、腕にフィットしやすい、どの着用シーンにも馴染みます。
本記事では使わなくなったスカーゲンの時計を売りたい人に向けて、納得して買取に出すコツと買取相場をご紹介します。
目次
スカーゲンはデンマーク発の1万円台で購入できる時計ブランド

SKAGEN(スカーゲン) は、1989年にヘンリック&シャーロットヨースト夫妻によってデンマークに設立された時計ブランドです。
スカーゲンの由来は、デンマークの最北端にある海に囲まれた美しい街の名前です。
北欧デザインウォッチの代表的ブランドで、時計、バッグ、ジュエリー、小物などを世界80ヵ国で展開しています。
デンマークのデザインは、less is more(少ないもの・華美でないものが美しい)という在り方が根付いています。
そのため、創業者は「デザインの美しさと品質の高さは必ずしも高価である必要はない」と唱えており、余計なデザインや機能を取り除いたミニマムなコレクションを提案しています。
また、スカーゲンは時計のほとんどを10,000円台で販売しており、時計を初めてつける人や社会人になったお祝いに購入する方が多いようです。
2011年にグッドデザイン賞を受賞
スカーゲンの腕時計の代表作である「ウルトラスリム 233LSS」が、2011年にグッドデザイン賞を受賞しました。
このモデルはスカーゲンの原点となり、デビューから20年以上経った現在は定番モデルとなっています。
デンマークのデザインの在り方を体現した「ウルトラスリム 233LSS」は、わずか6mmの薄さのケースなので袖口を邪魔しません。
しなやかに曲がるメッシュのベルトは、腕のラインに軽やかにフィットします。
スカーゲンの買取相場

スカーゲンの時計の多くは、時計を扱う買取店で売ることができます。
一部の人気モデルで保管状態が良ければ、4,000円前後で買い取っている店舗があるようです。
しかし、スカーゲンの時計の定価は10,000円~30,000円ほどで安いため、中古市場での買取相場が低くなりやすいです。
また、長年使用して、スレや傷などがあるとジャンク品として扱われる場合があり、買取相場が低くなる可能性があります。
スカーゲンの時計を売るにはどのように買取店を選べばいいか?

スカーゲンの時計を売るには、以下3つのポイントに絞って選んでみましょう。
・時計専門の買取店を選ぶ
・買取実績を見る
・口コミで評判をチェックする
ここからは、上記3つのポイントを簡単にご紹介します。
時計専門の買取店を選ぶ
スカーゲンの時計を少しでも安心して売りたいなら、時計専門の買取店を利用することをおすすめします。
専門の買取店は、時計ブランドの買取相場やモデルごとの特徴に熟知しており、査定実績も豊富です。
また、多くの時計専門の買取店は手数料無料ですから、査定金額に納得いかなければ無料で品物を返却してもらえます。
買取実績を見る
スカーゲンの時計を売る前には、買取実績があるかどうかを確認しておくと安心です。
多くの買取店はホームページに品目ごとの買取実績、査定時の状態の写真などが掲載されています。
自分が持っているスカーゲンの時計と同じ時計があったら、買取実績はとても参考になるでしょう。
さらに、買取実績が豊富に載っている業者は、長くサービスを提供していてリピーターが多い証明にもなります。
そのため、お持ちのスカーゲンの時計に適切な金額をつけてくれるでしょう。
口コミで評判をチェックする
時計は買取店によって査定サービスの質や査定基準が異なります。
スカーゲンの時計を売るには、買取実績以外にも口コミを確認しておくことをおすすめします。
例えば、「時計 買取 口コミ」「時計 買取 体験談」などとネットで検索すると、査定をしてもらった感想や査定金額、サービスの長所と短所、査定員やオペレーターの対応に至るまで詳しく書かれているサイトが出てきます。
また、どの買取店を利用しようか迷っている方は、買取店の名前で検索して口コミを確認する手もあります。
事前に口コミを調べるのは少し手間がかかりますが、スカーゲンの時計を安心して売るなら取り組んでおいて損はありません。
スカーゲンの時計を売る際の注意点

スカーゲンの時計を売る時に知っておきたい以下2つの注意点をご紹介します。
・破損やキズありは買取できない?
・電池交換や修理はせずに査定へ
破損やキズがあると買い取ってもらえない?
スカーゲンの時計は破損や傷があっても買取可能です。
ただし、状態が良い時計よりかは破損している分、査定金額がマイナスになってしまいます。
破損している部分が複数あると査定金額がつくかどうか不安になるかもしれません。
時計専門の買取店なら、壊れていても状態に見合った査定金額を出してくれるため、そのまま査定に出すことをおすすめします。
なお、新品に近い状態のスカーゲンの時計は、販売時に近い状態と見なされる可能性が高いです。
電池交換や修理は有料なので、そのまま査定に出そう
ほとんどの買取店には、電池交換や修理をしないでそのまま査定に出せます。
スカーゲンの時計の電池交換や修理は、直営店に持ち込んで対応してもらえます。
電池交換なら購入から半年以内だと無料で交換してもらえて、専用の機械で時計のベルトを磨いてくれます。
ただし、電池交換や修理は有料です。
電池切れもしくは壊れているスカーゲンの時計で、使う予定がないのなら査定に出してしまいましょう。
直営店での電池交換は有料
ただし、購入から半年過ぎた時計ですと、店頭で電池交換できる時計は税込み1,650円、交換できない時計は税込み3,300円かかります。
店頭で電池交換ができない場合は工場に預けるので、店頭で渡されるまでに3週間ほどかかってしまいます。
またベルトなどの修理は、パーツが国外製だと修理が終わるまでに1か月以上かかる場合があります。
スカーゲンの時計を査定に出す時点で半年以上愛用している人は多いでしょう。
査定金額よりも修理代などの費用が高くなったら損をしてしまうので、電池が切れていてもそのまま査定に出すことをおすすめします。
スカーゲンの時計を少しでも高く売るためのコツ

愛用しているスカーゲンの時計を少しでも高く売るなら準備しておくことと、売るタイミングを知っておきましょう。
付属品・保証書を忘れずに
購入時についてくる箱、巾着、保証書を査定に持っていくと評価が上がりやすくなります。
付属品がなくても査定金額はつきますが、完全にそろっていた方が保存状態が良いと見なされます。
査定前に付属品がそろっているかを確認しておきましょう。
できるだけ早めに買取に出す
スカーゲンの時計は買い替えのタイミングで売るのがベストです。
以前使っていたスカーゲンの時計を保管したままにしておくと、ホコリを被ったり傷ついてしまうでしょう。
さらに、湿った場所で保管しておくとムーブメントを構築する部品や指針などがサビてしまう恐れがあります。
何年か経ってから売ろうとしたら状態が悪くなっていて、査定金額が下がってしまうかもしれません。
ですから、スカーゲンの時計は買い替え時に売ることをおすすめします。
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