
全国のファミリーレストランなどで使える「ジェフグルメカード」は、贈り物としても便利なお食事券です。
ただ外食の予定がないため、持っているカードの処分に困っている人もいるのではないでしょうか。
今回の記事ではジェフグルメカードの解説とともに、お得な換金方法などをご紹介します。
ジェフグルメカードとは?

ジェフグルメカードは、「全国共通お食事券」と書かれたステッカーが貼られている飲食店で使えるお食事券です。
額面は500円分だけが発行されていて、現金と同様の扱いとなるため、おつりも受け取れます。
有名なファミリーレストランやファストフード店など、全国約35,000店舗で利用可能です。
例えばガストやデニーズ、モスバーガーなどが挙げられ、誰もが一度は使ったことのある外食ブランドが数多くあります。
また、東急百貨店やパルコなどの商業施設に入っている、飲食店や食料品店で使えるのも便利なポイントといえます。
ジェフグルメカードの公式サイトで加盟店を簡単に調べられるので、「近くにカードを使えるお店がない」と思っていた人は、ひとまずサイトをチェックしてみてはどうでしょうか。
またクーポンなどとは違い、有効期限がないのも嬉しい点です。
自分の好きなタイミングで使えるため、家族や友人と外食を楽しむ際に貯まっていたカードを一気に使うのも賢い方法です。
もちろん金券・商品券を取り扱う買取業者で、換金するのも手段のひとつです。
あまり外食をしない人にとっては魅力的なカードではないため、いっそのこと現金に変えてしまいましょう。
ジェフグルメカードの換金方法

「持っているものを売りに出す」となると、一昔前まではリサイクルショップが通常でした。
ですが、インターネットが発達した今では「フリマアプリ」の利用が常識になりつつあります。
ジェフグルメカードを売りに出す方法として、フリマアプリの利用を検討している人も少なくないでしょう。
ですが、金券や商品券の類を売るなら「チケットを専門に扱う買取店」の利用をおすすめします。
その理由について詳しく解説していきます。
チケット専門の買取店がおすすめ
専門の買取店では、金券・商品券など種類別に「換金率」を設けており、実際に買取に出す前から、ある程度の買取価格を把握することができます。
また買取専門店の多くが「宅配買取」と呼ばれる買取サービスを用意しているため、日中帯が忙しい人でも無理せずに金券・商品券の買取を済ませられます。
宅配買取とは、買取専門店から送られた宅配キットを使って買い取ってもらいたい商品券を詰めて送るだけで、買取の作業が完了する手軽なサービスです。
後日、商品券の買取金額を電話やメールで知らせてくれるので、金額に合意すれば、後日に指定の口座にお金が振り込まれます。
買取専門店が公表しているジェフグルメカードなどの換金率は、各業者のサイトから確認ができます。
いくつかのサイトをチェックして、最も高い換金率の業者が提供している宅配買取を利用すれば、お得に買い取ってもらえるでしょう。
フリマアプリは要注意
ジェフグルメカードをはじめとした、金券・商品券の類をフリマアプリで出品する際は要注意です。
フリマアプリの多くが、金券・商品券を出品を禁止にしているためです。
中にはルールを守らずに商品券を出品している利用者もいますが、それを見て「大丈夫だろう」と安易な考えで同じように出品しないよう心がけましょう。
またフリマアプリでは「送料」「手数料」などの費用がかかるのも、デメリットとして挙げられます。
仮に額面通りの値段で商品券が売れたとしても、送料・手数料を支払うとなると、手元に残る金額は目減りしてしまいます。 参照:メルカリの金券出品禁止について
ジェフグルメカードはいくらで売れる?

前述した通り、ジェフグルメカードなどの金券・商品券は、換金率をベースに買取値が決まります。
ですが換金率は一般的に、商品券に記載されている額面以上の割合になることはありません。
買取業者が運営費や人件費を確保するため、手数料を引いたうえで査定額を算出するためです。
そのため、金券・商品券を売りに出す際はできるだけ「換金率を高く設定している店舗」を選ぶことが重要になってきます。
また商品券にも人気・不人気などがあり、種類によって換金率の相場があります。
店舗を選ぶ際は、持っている商品券がどの程度の換金率で取引されているかを把握しておくことで、業者の取捨選択もスムーズに行えるようになります。
換金率と買取価格
ジェフグルメカードの換金率は、90~94%の間で設定している店舗が多いです。
買取金額に換算すると、1枚あたり450~470円となります。
買取業者を選ぶ際は、最低でも90%以上の換金率になっている店舗を選ぶよう心がけてください。
ジェフグルメカードを売る際の注意点

ジェフグルメカードは全国各地にある様々な飲食店で使える便利なお食事券のため、買取業者側も積極的に買い取ってくれます。
しかし、条件次第では買取不可になる場合もあるため、以下のポイントだけは売る前に確認するのをおすすめします。
・カードの状態が悪くないか
・復興支援の記載がないか
これから紹介する内容を参考に、自分の持っているものが該当していないかチェックしましょう。
カードの状態が悪くないか
紙媒体であるジェフグルメカードは、極端に状態が悪いと買取不可になるケースがあります。
買取不可の判断基準は各業者によって異なりますが、主に以下の状態に当てはまる商品券の買取は難しくなります。
・折れ曲がっている
・破れや裂けなどの破損
・汚れが目立つ
ジェフグルメカードはお札のような手頃なサイズをしているため、ついつい財布の中に入れっぱなしにしがちです。
財布の中に入れているだけでも、少しずつダメージを受けてしまい、状態が悪くなる可能性もあります。
買取に出そうか検討している人は、財布から取り出して別の場所で保管することからはじめてみましょう。
復興支援などの記載がないか
ジェフグルメカードは通常デザインとは別に、復興支援を目的とした「東日本復興支援」「特定被災地区限定」など特別なデザインが存在します。
復興支援のジェフグルメカードも額面は500円となっており、通常デザインと同じ価値を持っています。
しかし買取業者によっては、買取を休止にしているところもあるため、買取に出す前に業者側に問い合わせて確認しましょう。
ジェフグルメカードを高く売るコツ

金券・商品券の買取価格は、額面と枚数、そして換金率によって決まります。
しかし工夫次第では、より高い金額で売ることも難しくありません。
最後にジェフグルメカードを高く売るための、以下2つのコツをご紹介します。
・各店舗の換金率と手数料を比較する
・お中元・お歳暮シーズンが狙い目
それぞれ詳しくみていきましょう。
複数店舗の換金率と手数料を比較する
上記でご紹介したとおり、金券・商品券の換金率は各店舗によって変わってきます。
そのため、少しでも高い値段でジェフグルメカードを売るなら、換金率が高く設定されている店舗を選ぶようにしましょう。
また、利用する店舗によっては「手数料」がかかることもあります。
手数料は買取方法によっても変わる場合があり、例えば宅配買取では「振込手数料」「送料」を客側が負担するケースがあります。
換金率が高い店舗でも、諸経費を買取金額から差し引かれてしまっては損をしてしまいます。
店舗を選ぶ際は商品券の換金率だけではなく、サービスを利用することで発生する費用も比較しましょう。
お中元・お歳暮シーズンが狙い目
買取店が公表している換金率は、需要の変動に合わせて上下します。
少しでも高い換金率を狙うなら、ジェフグルメカードの需要が高まる夏場の「お中元」や、冬の「お歳暮」などの時期が最適です。
お中元・お歳暮シーズンは、贈答用としてジェフグルメカードを買い求める人が増え、買取店としても需要の高まる時期に備えるため、普段よりも高めの換金率を設定する場合があるためです。
ジェフグルメカードに有効期限はありませんので、時間に余裕のある人は売り時までじっくり待つのも悪くありません。
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