
オレンジカード(オレカ)は今では販売が終了しているプリペイドカードです。ただ、今でも利用できるため、多くの金券ショップや買取業者でも扱われているカードです。
「未使用だけで古いからもう売れないか」と諦めてはいけません。
本コラムでは、オレンジカードの概要や種類についてご紹介をします。また、オレンジカードを売る3つの方法をお伝えし、それぞれの特色について解説をします。
オレンジカードとは

オレンジカードは1985年にJR(当時の国鉄)から販売されたプリペイドカードで、2013年3月31日で販売が終了していますが、今でも利用できるほか、売却時には高い換金率で買取してくれるカードです。
オレンジカードはJRがまだ国鉄だったときに、電車の乗車券の購入に利用できました。
1990年代のピーク時には年間300億円を超える額を売り上げていました。
しかし、オレンジカードの後発にあたる「イオカード」や「Jスルーカード」の台頭や、「Suica」の登場によって徐々に活躍の場がなくなって、販売終了となりました。
オレンジカードは額面ごとに5種類がある
オレンジカードは「500円券」「1,000円券」「3,000円券」「5,000円券」「10,000円券」の5種類があります。
ちなみに5,000円券と10,000円券においては購入額の6~7%分の利用額が付与されるサービスがありましたが、偽造カードの被害が相次いだため1997年に中止となりました。
オレンジカードの価値
カード自体の利便性や好きなデザインで発行できたオレンジカードは発行数がピークとなった1990年代中ごろには収集ブームが起きました。
発行枚数が少なかったデザインや抽選、期間限定などの入手が困難なオレンジカードにはプレミア価値がついていたとされていますが、発行が停止された今現在においては利用額を超える買取額になることはほぼありません。
そのためオレンジカードの売却を検討している人は、利用額に限りなく近い価格で買い取ってくれる買取業者を利用するのが無難な方法です。
換金率は未使用なら利用額の90~95%
オレンジカードを含む金券を売るには未使用が前提です。
一般的にオレンジカードの換金率は利用額により50~95%の換金率となっています。
昔は希少な絵柄として人気を集めたオレンジカードは、コレクション価値の低下に伴って現在は通常のオレンジカードと変わらない換金率です。
未使用のオレンジカードはバイセルが買い取ります!
未使用のオレンジカードをお持ちなら即現金化できます。
未使用でも状態が良くないと査定金額が低くなってしまう可能性があるので、不要なオレンジカードがありましたら古くならないうちにバイセルへお売りください。
オレンジカードを買い取ってもらう方法

利用額に応じて換金率が決まるオレンジカードですが、いろいろな売り方が存在する昨今では売りに出す方法で迷っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、オレンジカードを売る方法として以下の3つご紹介をします。
・金券ショップを利用する
・ネットオークションを利用する
・買取専門業者を利用する
それぞれの売り方の特徴を掴んで、自分に合った方法を見つけましょう。
金券ショップを利用する
金券ショップのほとんどがオレンジカードを扱っているため、一度は利用を考えたことはあるでしょう。
金券ショップは換金率をベースに査定金額を出します。
例えば、換金率95%の金券ショップにオレンジカードを売れば、限りなく損をせずに現金を手にできます。
ですが、金券ショップを利用する際は「手数料」に注意しましょう。
店舗によっては買取額に応じた手数料が発生します。
金券ショップでのオレンジカードの買取を検討している人は、諸費用があるかどうかをチェックしておきましょう。
ネットオークションを利用する
ネットオークションとは個人の所有品の出品と落札ができるサービスです。
昔はオレンジカードの収集ブームがありましたが、今では下火となっています。
そのため、希少な絵柄のオレンジカードをネットオークションに出品しても、利用額以上になる可能性は低いでしょう。
また、オレンジカードの写真を撮ったり、商品説明を考える出品の手間がかかります。
初めてネットオークションを検討している人にとっては面倒に感じるでしょう。
ですから、ネットオークションではなく別の方法を利用することをおすすめします。
金券専門の買取業者を利用する
金券専門の買取業者は金券ショップと同様に、オレンジカードの利用額をベースに買取額を算出します。
金券ショップは店頭に持っていく「持ち込み買取」がほとんどです。
しかし、金券専門の買取業者の中には買取方法に種類があります。
出張買取
出張買取とは、査定員が自宅を訪問してその場でオレンジカードを買い取るサービスです。
「オレンジカードを買い取ってくれるお店が遠いため面倒」「郵送での買取では手数料を引かれて損をしてしまう」と考えている人にはおすすめです。
宅配買取
宅配買取とは、段ボールなどにオレンジカードを発送して買い取ってもらうサービスです。
買取業者から無料で宅配キットがもらえるところもあり、売却にかかる諸費用を減らせます。
持ち込み買取
金券ショップと同じように、専門の買取業者の店舗で買い取ってもらう方法です。
「少しでも損をしたくない」と考えている人は、手数料を一切無料にしている買取業者を選ぶようにしましょう。
ちなみに、バイセルも金券の出張買取サービスを実施しており、ご利用は無料でお使いいただけます。
どのような金券をいくらで買い取った実績があるのかは、こちらのバナーからご覧ください。
オレンジカードを売りに出す際に注意すべきポイント

オレンジカードは絵柄などに関係なく、利用額と換金率の兼ね合いで買取額が決まる金券です。
オレンジカードは状態や利用歴の有無によって売れない可能性があります。
実際に売りに出す前には以下の2点をチェックして、持っているオレンジカードに該当していないかを確認しておきましょう。
状態の悪いカードは買い取ってもらえないかも
切れていたり、折れ曲がっていたりするオレンジカードは買い取ってもらえないかもしれません。
オレンジカードは電車の乗車券を購入できるプリペイドカードです。
駅に設置してある切符の発券機にオレンジカードを入れることで現金と同じ役割をしてくれて、切符を購入することができます。
しかし、状態の悪いオレンジカードでは発券機がカード情報を正確に認識できない可能性があります。
そのため、状態の悪いカードはプリペイドカードとしても機能がないため、買い取ってもらえない可能性があります。
基本的に一度使用したカードも買い取ってもらえない
一度でも使用したことのあるオレンジカードも買い取ってもらうことは難しいでしょう。
使用歴のあるオレンジカードには端に小さな穴が空いています。持っているオレンジカードに使用した証拠である穴が空いていないかを確認しておきましょう。
オレンジカードの買取価格は:まとめ

今では販売が終了してしまったオレンジカードですが、今でも利用が可能です。
プリペイドカードとして価値があるため、今でも多くの金券ショップ・買取業者で売ることができます。
オレンジカードを売る際は、換金率や手数料などを総合的に考えて最も損をしない方法を選ぶようにしましょう。
金券専門の買取業者によっては手数料などを無料にしているところもあるので、まずはインターネットで気になる買取業者のサービスを調べてみてはいかがでしょうか?