七五三の着物は処分と買取どちらが良い?長期保管よりも早めの売却がおすすめ!

2024.01.17

着物買取 コラム
七五三の着物は処分と買取どちらが良い?長期保管よりも早めの売却がおすすめ!

子供の晴れ着にと誂えた七五三の着物は思い出がつまっているため処分しにくく、着なくなった七五三着物を親戚や知人の子供に譲るなど相手を探すのが大変なことも多いでしょう。

タンスに眠ったままになっている七五三の着物は、長期保管したままより着物買取店に売却がおすすめです。

今回は七五三着物の処分にお悩みのあなたへ、買取に出すときのコツや早めの売却で得られるメリットを紹介します。


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七五三の着物を処分する前に!七五三の着物は買取可能?

七五三の着物を処分する前に!七五三の着物は買取可能?

インターネットで七五三着物の処分について調べてみると、処分方法に関する情報や買取を行っている業者が出てくるので査定対象であるとわかります。

しかし懸念点として、七五三の着物は大人用の着物と比べて買取価格が安い傾向なので注意しましょう。

なぜ安い?七五三着物の買取価格

七五三着物の買取価格が安価になってしまう理由として、三才から七才までの男の子・女の子用としての用途に限られてしまい着る機会が少ないため中古市場での需要はあまり見込めません。

また、最近では着物レンタルで七五三の着物を用意しているところが増えており購入しない人が増えていることも大きく影響しています。

七五三の着物の買取相場

七五三着物の買取相場は着物の素材やブランドなどによって変動するものの、新品価格の半値以下もしくは一割程度が買取価格の相場だと言われています。

また、七五三着物の和装品(羽織や袴・振袖や袋帯など)も同様ですが買取店ごとに基準があるため、状態によっては買取不可のケースになる場合もあります。

高品質、ブランド、流行の七五三着物ならやや期待できる

有名な作家が手がけた・もしくは正絹でつくられた七五三着物は人気があります。また、性別を選ばないような古典柄(幾何学模様)や流行を取り入れた旬の柄もプラス査定としてくれる買取店もあります。

七五三着物は一式で売るのがおすすめ

七五三の着物を扱う着物買取店のなかには、袴や帯など単体より一式で売却したほうが高値を付けてくれます。

これはトータルコーディネートされた七五三着物であれば再販する際に売れやすいため、まとめ売りすることで高値買取にしてもらう交渉もしやすくなります。

特に七五三着物の裾や小物類は子供が着用する性質上、歩いているうちにシミや汚れが付着しやすいため、落とせる汚れは落としてきれいに保管しておきましょう。

着物に詳しいバイセルなら、どの着物が高く売れるを見極められます!

バイセルでは七五三の着物の買取は難しい場合があります。

しかし、着物の買取実績が多数あり、着物に関する商品に熟知している査定士が多数在籍しています。

高く売れる種類や価値を見極められ、適切な査定金額を出せる自信があります。

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七五三着物の高額買取のコツ

七五三着物の高額買取のコツ

七五三着物を高額買取につなげるために押さえておくべきコツを紹介します。

とにかく早めに売ること

七五三着物はできるだけ早めに売ることが大切で、着物は着た回数が少なければ少ないほど(新しい着物であるほど)高額査定につながります。

古い七五三着物の買取目安はおおよそ10年以内と言われており、十年以上経過した古い七五三着物は着た回数が少なくても買取を断られることがあるようです。

また、着物は長年保管し続けていると虫食いやカビが発生しやすくなりますので、着物は早く買取ってもらうことが高額買取につながるコツです。

七五三着物は正しく保管すること

着物は洋服と異なり状態を維持しての保管は手間がかかります。特に着物は畳み方次第でシワや型崩れが起こる可能性があるので保管するスペースを確保する必要があります。

女の子の場合、着物以外に帯、作り帯、帯揚げ、帯締め、しごき、はこせこ、びらかん、扇子、草履など一式を保管することになり、かなり大きな保管スペースが必要となります。

また、湿気を防ぐことも大切です。洋服であれば、プラスチック製の衣装ケースでも問題ありませんが、湿気がこもり放置するとカビの発生原因になってしまいます。

着物は通気性の高い桐タンスに保管が望まれますが、直接保管するとシミの原因になるので畳紙(たとうし)で包むと、シミや汚れの対策になります。

そして年に数回は陰干しをして虫食い対策も行う必要があります。防虫剤も入れて対策しましょう。

袖口や襟元など汚れなどは落とせる範囲で早めにきれいにすること

七五三着物の買取価格は、状態の良し悪しが大きく影響します。

着る回数が少ない七五三着物であるにもかかわらず、汚れやシミがたくさん付着していれば、買取価格はかなり下がりますので落とせる汚れなどは早めに対処しましょう。

着物の汚れの付きやすい箇所や汚れに対する対処法をご紹介します。

七五三着物の汚れをチェック

汚れがつきやすい場所(衿、袖口、裾、胴まわり)を確認し、食べこぼしや泥ハネ、汗染みがないかチェックします。

汚れが見つかった場合、着物の素材を確認したうえでハウスクリーニングしてみるとよいでしょう。

水溶性の汚れを落とす方法

ティッシュや乾いた布でやさしく押さえ、汚れ(水分)を吸収します。シミ部分の裏側にはタオルをあてておきましょう。

そして中性洗剤を水で薄め、布か綿棒に染み込ませ、シミ部分を軽く叩き、なじませます。

また、新たな布にぬるま湯を染み込ませ、再度シミ部分を軽く叩き、その後、乾いた布で水分を吸い取って、一日以上陰干しをすれば完了です。

油溶性の汚れを落とす方法

シミ部分の裏側にタオルをあて、ガーゼか綿棒にベンジンを染み込ませ、シミ部分を軽く叩きながら汚れを分解します。

清潔な布でシミ部分を軽く叩いて汚れを布にうつし、霧吹きでシミに水をかけ、一日以上陰干しすれば完了です。

七五三着物の売却は必ず一式で

七五三着物の高額買取を狙うなら、七五三で使えるアイテムをまとめ売りすることが大切です。

男の子の七五三着物なら羽織や袴、女の子の七五三着物なら着物や帯、草履はもちろん扇子や帯飾りなど、細かいアイテムも一緒に査定してもらいましょう。

セットだからと言って必ずしも高額買取してもらえるわけではありませんが、コーディネートが仕上がった状態で持ち込まれたほうが、査定する側もプラス評価しやすくなります。

ちなみに七五三着物を一式での売却をすすめる理由は、売却後に買取店で再販される際にマネキンに着せてトータルコーディネートをした状態で展示できるので売りやすくなるからです。

買取店側の意図を理解しておくと、高額買取につながるでしょう。

証紙は処分せずに保存しておく

証紙とは品質や産地が記されたもので、いわば着物の価値を示す証明となります。

証紙はその着物がどういう品なのか証明する意味があるため、七五三着物の買取を依頼する際は、一緒に持っていくとよいでしょう。

特に有名な産地の七五三着物の場合、査定額に大きく影響しますので処分せずに必ず保管しておきましょう。

七五三着物を売却する際の注意点

七五三着物を売却する際の注意点

七五三着物の売る際の注意点を紹介します。

七五三着物をリサイクルショップに売却はNG

リサイクルショップなどでも最近は着物を扱っているところが増えていますが、正しく査定できていない可能性があります。

銘柄や生産地、生地の質などを見極められる査定士が所属する専門店へ売ったほうが、適正査定価格がつきやすく、高額買取も期待できます。

よって七五三着物は着物買取店へ売却することをおすすめします。

長期保管は七五三着物の価値を下げてしまう

七五三着物を思い出の品として長期保管する方もいますが、早めの売却をおすすめします。

「子どもや孫の代まで長く着てほしい」という気持ちがあるかもしれませんが、着物は長期間きれいに保管することが難しく、自宅保管ですとどんなに丁寧にお手入れをしたとしても少しづつ劣化が進みます。

特に着物はデリケートで環境の影響を受けやすい性質があるので何十年も保管するのは困難だと考えたほうが無難でしょう。

また、長期保管できたとしても孫の性別は予測できず、男の子用・女の子用の七五三着物を仕立て直すのは、大変な作業とお金がかかります。

そして年数を経ると着物の流行は変わりますので孫の代まで着られても、売却のタイミングで流行遅れになっている可能性が高くなります。

できるだけ早く、着物買取のバイセルへ売却することが大事です。

まとめ:七五三着物は処分せず買取へ!早期売却が高値のコツ

七五三着物は処分せず買取へ!早期売却が高値のコツ

思い出の詰まった七五三着物を少しでも高額買取してもらうには、きれいな状態で、なるべく早く売ることが大切です。

取扱不可とする買取店もあるため、複数の着物買取店で買取の有無を確認し、査定額が高いところを探しましょう。

売るまでは正しい管理をしておくことも大切です。