切手買取の相場や高く買い取ってもらうためのコツをご紹介

手持ちの切手が不要になったら、捨てるのはもったいないので買取に出すことを選択肢の一つに挙げているかと思います。
切手を売る際には、「切手を買取に出したら、相場はどのくらいだろう」「どんな切手の種類なら買い取ってもらえるのだろう」と疑問に思う方もいることでしょう。
今回は切手の買取相場や、高く買い取ってもらうための工夫についてご紹介します。
また、買取対象となる切手の種類や、おすすめの買取業者についても解説します。
目次
切手買取の相場一覧
切手の買取相場は買取業者によって買取価格が異なるため、前提として価格帯は一律ではありません。
切手買取市場において「プレミア切手」に該当する種類でなければ基本的にどこの買取業者であっても額面割れ(切手表面に記載されている金額より安値)になる可能性が高いので注意しておきましょう。
また、プレミア切手であっても状態が悪い・枚数が少ない(シートではなくバラ)など様々な要素が加味された上で買取相場は変動しますので、まずは切手買取の専門業者に確認してみるのが良いでしょう。
切手の名称 | 買取相場 |
---|---|
旧小判切手 | 10,000円~ |
新小判切手 | 3,000円~ |
菊切手 | 3,000円~ |
鳥切手 | 5,000円~ |
竜文切手 | 10,000円~ |
見返り美人切手 | 500円~/シート:5,000円~ |
月に雁切手 | 500円~/シート:5,000円~ |
毛主席の最新指示切手 | 50,000円~ |
赤猿切手 | 30,000円~ |
その他、文化革命時代の中国切手 | こちらよりお問合せください |
軍事加刷 | 3,000円~ |
旧大正毛紙軍 | 1,000円~ |
新大正毛紙軍事 | 2,000円~ |
青島軍事切手 | 50,0000円~ |
※上記の相場は、あくまで目安です。切手の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※査定させて頂く切手などの状態次第では、買取相場は上記に比べて大きく変動しますのでご了承ください。
※切手に汚れや傷などがある場合には、額面を下回る買取価格となる場合もございます。
※弊社基準により一部の切手は査定対象外となります。
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不要な切手を売る方法はどれが良い?売却方法別に特徴を紹介

切手買取の方法(切手を売る方法)には(1)金券ショップ、(2)オークション、(3)フリマアプリ、(4)切手買取専門店など様々あり、どの方法を選べば良いか迷いますね。
切手を売る方法別に特徴を紹介します。
金券ショップでの切手売却
店舗への持ち込みがメインとなっているほか流通数の多い切手なども需要が見込まれるものの、コレクター価値を有するプレミア切手の買取価格はショップにより異なります。
オークションでの切手売却
オークションを利用するためにはまずご自身で出品手続きを行う必要があるほか、出品時の切手の詳細(種類や枚数・状態など)詳細を記載する必要があり面倒に感じることもあるでしょう。
フリマアプリでの切手売却
切手だけでなく自宅に眠っている様々な不用品をワンステップで出品→売却が可能ですが、フリマアプリの性質上売り値に対し値引き交渉も多く個人間トラブルが懸念されています。また、落札後の発送手続きなどオークションと同様に全てご自身で行う必要があります。
切手買取業者での切手売却
切手に限らず買取業者には「出張買取」「宅配買取」「持込買取」と利用者のニーズに合わせて好きな買取方法が選べ、基本的には売りたい切手と売却時に提示する身分証の2点だけで完結します。
切手買取でおなじみのバイセルも3つの買取方法をお選びいただけるようになっておりますので是非ご覧ください。出張買取
切手に詳しい専門スタッフが自宅に来てくれるので切手の運び出しが不要、その場で査定し買取代金を現金で受け取れます。最短で即日の訪問も可能です。切手の出張買取はバイセルでも提供しており無料でご利用いただけます。
宅配買取
お申込みののち、査定専用ボックスをお送りしますので売りたい切手を詰めて返送下さい。送料無料でご利用いただけます。
持ち込み買取
全国拠点の専用ルームにて売りたい切手を持ち込みいただき、査定いたします。完全予約制で承っております。
買取対象外となってしまう「切手の状態」とは?

切手の買取はコレクター需要とも関係しており、仮にプレミア価値が見込まれる切手があったとしても保管状態が悪く切手にシミ汚れや破れなどあると無価値と判断される恐れもあります。
そのため、表面に「破れ」と「剥がれ」があった場合は残念ながら買取対象外となってしまいます。
切手の素材は紙でできているので保管ケースに入れないままの保管ですと切手同士がこすれたり何かに引っかかって表面の破れや剥がれという致命的なダメージを受けてしまうことがありますので注意してください。
シート切手の耳紙箇所の破れなら買取対象
先程紹介した破れについて、シート切手のフチを囲む余白部分を通称「耳紙」と呼ばれる部分がありますが、ここの箇所の破れならば、買取不可にはなりません。
切手の「折れ」も場合によっては買取不可の要因に
切手が折れて表面に折れ線が入ってしまった状態を指します。これは切手買取を行う業者の判断にもよる部分がありますので一概にはいえませんが、これも切手の買取相場を下げてしまうダメージの一つです。
湿気によるダメージにも要注意
保管環境が湿気の多い場所だったりすると切手のヨレを招くだけでなく、切手の裏面についている糊がはげるなど切手同士を重ねて保管していた場合は、切手同士がくっついて剥がれや破れの原因になってしまいます。
切手を少しでも高く買取ってもらうために

切手の売却を考えた際、できることなら少しでも高く買い取って欲しいものです。
どうすれば切手を1円でも高く売ることが期待できるようになるのでしょうか。
切手の価値を下げずに買い取ってもらう方法をお伝えしますので、買取を検討している方は確認しておきましょう。
相場を知っておく
相場とは大まかな品物の買取参考価格のことであり、市場では相場を参考にして実際に買取が行われます。
相場は査定に出された品物が、買取市場ではいくらくらいで買い取られる傾向にあるかを示すもので、切手をはじめすべての買取対象品目に存在します。
切手を査定に出す前に相場をチェックしておけば、お持ちの切手がいくらで買い取られる可能性があるか予想が立てられます。
切手の買取相場は「(切手の名前や種類) 相場」とインターネットで検索すれば、誰でも把握することができます。
ただし、大抵の相場は新品と同じくらい状態が良い場合を基準に算出されますので、少しでも切手が色焼けなどを起こしていたり欠損があったりすれば、相場を下回る買取価格となることを念頭に置いておきましょう。
切手の買取専門店で買い取ってもらう
切手の買取を検討しているのでしたら、買取専門店を利用しましょう。
切手の買取専門店の査定員は、一般に多く出回っている普通切手はもちろん、発行が終了して現存数が少なくなり希少性の高くなったプレミア切手まで、切手についての幅広い知識を有しています。
また、日本で発行された切手に加え、海外で発行された海外切手(外国切手)にも精通しており、古今東西の切手に対する高い査定力が身についています。
切手の専門知識や買取相場を元に、隅々まで状態をチェックした上で、切手の価値に見合う買取額を算出してくれます。
無論、切手の買取専門店によって買取後の再販ルート・規模・実績などが異なりますので、それぞれで算出される買取額には違いがあるでしょう。
ですが、優良な切手の買取専門店であれば、あまりにも切手の価値に見合わない不当な買取額を提示される可能性は低いと言えますので、安心して査定に出せます。
仕分けしておく
1枚1枚切り離されているバラバラな状態にある切手を「バラ切手」と呼びます。
バラ切手を査定してもらいたい場合は、査定に出す前に額面や枚数を仕分けしておきましょう。
もしも貴方が切手の査定員だとして、全くまとめられていない大量のバラ切手の査定を頼まれたら、どのように思うでしょうか。
いくら仕事とはいえ、「少しでも切手が袋に小分けされていたら作業がはかどるのに…」「すぐに査定が終わるように仕分けておいて欲しかったな…」と思うでしょう。
ですから、査定員が効率的に査定できるように、バラ切手は仕分けておいてください。
バラ切手が仕分けられていなかった場合、買取業者によっては査定を断られたり、切手のみの買取額から仕分け手数料を引かれてしまったりするかもしれません。
「切手のデザインや額面ごとに分ける」「50枚あったら袋に詰める」「袋には額面と枚数を油性ペンで記す」など、ちょっとした工夫で良いのです。
査定員がスムーズに査定できるように、買取額を少しでも上げるために作業してみましょう。
シート切手がある場合はバラさない
シート切手とは、切手同士がつながっていて、その周りをパンの耳のようにぐるりと紙が囲っている状態の切手のことです。
シート切手は切手市場で「1枚も切り離されていない未使用品」として扱われるので、同じ額面・枚数のバラ切手よりも高額で買い取られやすいです。
切手市場ではシート切手は重宝される存在ではありますが、その分査定はバラ切手よりもシビアになります。
切手が1枚でも切り離されていたり、目打(めうち・切手を切り離すための細かな穴)同士が少しでも離れたりしているだけでバラ切手として扱われます。
シート切手はバラ切手よりも価値があるので、故意に1枚だけ切り取ったり、目打を切ったりということは絶対にしないでください。
切手を買取する際に知っておきたいことまとめ

切手を買取に出すときに押さえておきたいポイントをまとめました。
今回ご紹介したポイントを把握した上で活用すれば、少しでも高い価格で切手を買い取ってもらえる可能性があります。
「せっかく売るなら1円でも高く売りたい」「買取額で損をしたくない」という方は、是非とも注意してみましょう。