
特殊切手に分類される寄付金付切手。
それぞれに付随する特殊性などから、買取りにおいて寄付金付切手は高く評価されるかと言いますと、これは普通の切手と基本的に変わりません。
寄付金付切手というのはどのような切手の事を言うのでしょうか。
寄付金付切手の価値
郵便切手全般に言えることとして、切手ブームが起きる以前に発行されたものであれば、普通切手であってもプレミアムによって高額な査定になる事も多く、これは寄付金付切手においても同様の事が言えます。
ただし、それは寄付金付だから高くなるわけではなく、あくまでも希少価値が高いと言う意味での高評価なのです。
普通の切手であれば、額面の表示があるだけですが、寄付金付切手は『+●円』という風に数字が記載されているのが特徴です。同様の物を、寄付金付年賀はがきで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。
寄付金付切手の特徴
例えば、郵便局で「50円+10円」と記載されている切手を購入するとします。
単純に60円を支払って購入することになるのですが、郵便切手として利用出来る額面は50円であり、60円分の切手としては使用する事が出来ません。
差額にあたる10円が寄付金として、非営利団体などが利用する金額になります。
この10円は切手を購入した時点で寄付を行っているということになります。
寄付金付切手を買うと寄付になる
つまり、仮にその寄付金付切手が不要になったお客様が、金券などの取扱専門店やショップに買取りを依頼する場合でも、既に寄付は完結していますので、記載された寄付金分の金額に、買い取り市場では価値が付随しません。
そのため、一般的な記念切手や特殊切手と同じ形で切手買取りの評価が行われるのです。
日本で始めて発行された寄付金付切手というのは、1937年6月1日に発行されたもので、3種類が発行されています。
寄付金付切手は切手買い取り業者で人気
いずれの切手にも寄付金が付いているわけですが、1937年の時代は1銭~10銭などの切手が多くあり、この時の寄付金は2銭となっています。
この時代に発行された切手は切手ブーム以前の物であることから、額面が「銭」であっても、バラであれシートであれ、買取り業者から見れば高い評価をつけるに値する品なのです。
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