ジンはお酒買取される?高く売れやすい種類や買取相場をご紹介

穀物類を蒸留して造られる「ジン」は、無色透明でありながらクセのある独特の香りが特徴です。
主にイギリスで生産されており、銘柄によっては高価なものもあり、買取市場でも取引されています。
今回の記事では、有名なジンの銘柄と買取相場を中心に解説していきます。
また高く売れやすいジンの特徴や買取店の選び方、買取時の注意点やコツをまとめて解説していきます。
ジンの買取について
大変恐れ入りますが、バイセルではジンの査定・買取は承っておりません。ご了承ください。
人気のジンと買取相場

まずは、有名どころのジンの銘柄と買取相場を一覧でご紹介します。
香草を使ったクセのあるジンは、蒸留方法や主原料の違いによって個性的な味わいを持っています。
特に以下の銘柄は日本でも人気が高く、安定した買取価格を期待できるでしょう。
銘柄 | 買取相場 |
ボンベイ・サファイア | 数百円〜数千円 |
タンカレーナンバー10 | 数百円 |
ゴードン・ロンドン ドライジン | 数百円 |
ビーフィーター | 数千円 |
プリマス・ジン | 数百円〜数万円 |
例えば、イングランドで「ボンベイ・サファイア」というジンを製造するボンベイ・スピリッツ社は世界的に有名な酒造メーカーです。
伝統的な原材料を使い、独自の蒸留方法「ヴェイパー・インフュージョン製法」で造られたジンは、ハーブやスパイスなどいくつもの香りを感じられる仕上がりになっています。
手間がかかっている分、高額になりやすく、プレミアムジンとしても知られています。
生産終了したジンは高く売れる

世界4大スピリッツとして世界中で飲まれるジンは、麦・じゃがいも・ライ麦などを原材料とした蒸留酒です。
独特のクセある香味は、ハーブや果実の皮、コリアンダーなどを香りづけとして加えているためで、銘柄ごとの個性にもなっています。
ちなみに世界4大スピリッツには他に、ラム・テキーラ・ウォッカがあります。
上記でご紹介した通り、ジンにはたくさんの種類があり、ほかのスピリッツと比較してしまえば、買取相場もやや低めとなっています。
しかし中には高値で売れるジンもあり、旧ボトルや記念ボトル、今では生産中止となってしまった銘柄は数に限りがあるため、高額買取が期待できます。
例えば、長い歴史を持つ「プリマス・ジン」は、1960年代に流通していた旧ボトルや記念ボトルであれば希少価値が高いため、数万円で取引されることもあります。
ジンを売る買取店の選び方

お酒の売買では査定をお願いするお店が違うだけでも、最終的に手にできる金額は変わってきます。
しかし、はじめてジンなどのお酒の売買に挑戦する方にとって、具体的にどのようなお店が良いのか、判断に迷ってしまうことでしょう。
そこでここからは、ジンを売る買取店の選び方として、以下3つのポイントをご紹介していきます。
・お酒に詳しい買取店へ売る
・都合に合わせた買取方法を展開している
・事前問い合わせで気になる点を相談しておく
それぞれ詳しくみていきましょう。
お酒に詳しい買取店へ売る
「総合リサイクルショップ」や「フリマアプリ」など、昨今では様々な方法でジンを売ることができます。
しかし、買取相場をベースとした正当な金額で確実に売るなら、「お酒専門の買取店」がおすすめです。
文字通りお酒専門の買取店では、お酒の査定・買取・再販を専門としており、ジンをはじめとして多種多様な銘柄と市場での価値の動向に精通しています。
前述した通り、ジンは銘柄によって価値が変わってくるのはもちろんのこと、生産終了してしまった旧ボトルであれば高額買取が期待できます。
しかし、旧ボトルであるか否かの判断は専門知識を有していないと困難です。
お酒専門の買取店なら、安心してジンを買い取ってもらえますし、場合によっては高額買取のチャンスもあります。
そのため買取店を探している方は、「お酒専門」であることは最低条件として設けておきましょう。
都合に合わせた買取方法を展開している
住んでいる地域によっては「近くにお酒専門の買取店がない」といった悩みを抱えている方もいることでしょう。
そういった方は、店舗への持ち込み式以外に、「出張買取」などの買取方法を展開しているかもチェックしてください。
出張買取とは、買取店に在籍する査定員が自宅まで来てくれて、その場でジンなどのお酒の査定から買取までまとめて行ってくれる買取方法です。
全国規模の買取店なら、全国からの依頼を受け付けているので、住んでいる地域が出張対象外になることはほとんどありません。
事前問い合わせで気になる点を相談しておく
はじめてお酒専門の買取店を利用する方は、「買い叩かれないか」「どのような手順で買取が進んでいくのか」など、何かと不安を持っていることでしょう。
その場合は、事前に買取店に電話やメールで問い合わせをして、気になる点を相談しておくのも方法です。
ただ電話で相談をする際は、通話の流れでそのまま買取の依頼をしないように「質問内容を明確」にしておきましょう。
ジンを売る前の注意点

ジンは蒸留酒の中では買取相場が低めの銘柄が多い傾向にあります。
そのため、少し条件が悪いと簡単に買取不可になってしまう可能性が潜んでいます。
そこでここからは、ジンを売る前に知っておいて欲しい、以下2つの注意点をお伝えします。
・買取されるのは未開封品
・保存状態に気をつける
各詳細を押さえてから、買取に挑みましょう。
買取されるのは未開封品
ジンをはじめとした蒸留酒は賞味期限がないため、何十年も前に購入したものでも買い取ってくれます。
しかし、お酒は人が直接口にする飲み物ですので、栓を開けてしまえば市場での価値はゼロになり、ほとんどの買取店が買い取ってくれなくなってしまいます。
過去に試飲などしたジンを持っている方は売却ではなく、ご自身や家族で飲みきってしまうなど別の方法を考えましょう。
保存状態に気をつける
前述した通り、ジンには賞味期限の記載がなく、開封しない限りは品質に大きな変化はありません。
しかし、長期間にわたって直射日光や高温多湿な場所で保管していれば、徐々にアルコールが飛んでしまい、本来の香味は徐々に失われてしまいます。
そのため売却を検討しているジンを持っている方は、今以上に品質が落ちないよう、冷暗所に保管しましょう。
また冷凍庫もジンを保管する場所としては向いていますが、食品が当たってボトルが割れたり、ヒビ割れしたりするリスクがありますので、その点については十分注意してください。
ジンを高く売るコツ

高価なジンを売るなら、少しでも高い買取価格で手放したいと誰もが考えることでしょう。
そこで最後に、ジンを高く売るためためのコツとして、以下2点を解説していきます。
・付属品と一緒に売る
・複数店舗で比較する
少しの工夫が買取価格アップにつながりますので、ぜひ参考にいてみてください。
付属品と一緒に売る
ジンなどのお酒もバッグや指輪などと一緒で、購入時の状態に近いほど評価が上がる傾向にあります。
そのため、購入した際や知人から譲り受けた際に付属していた、箱やグラスも査定時には忘れずに一緒に出しましょう。
例えばプレミアムジンともなれば、箱の素材やデザインにもこだわりが詰まっており、査定額にも大きく影響してきます。
複数店舗で比較する
時間に余裕がある方は、気になる複数の買取店に査定してもらい、出揃った買取価格を比較してみてはいかがでしょうか。
お酒専門の買取であっても、それぞれ査定方法・評価ポイント・再販ルートが異なるため、同じ銘柄のジンでも買取価格まで同額になることは稀です。
複数の買取店から出してもらった買取価格を比較して、最も高い金額を提示してくれたところと契約をすれば、納得できる形でジンの買取を終えられるでしょう。