国選定無形文化財・阿波藍技術者、佐藤昭人が手がける着物とは?着物の魅力や特徴、着物買取業者を利用するメリットを紹介

2024.02.01

着物買取 コラム
国選定無形文化財・阿波藍技術者、佐藤昭人が手がける着物とは?着物の魅力や特徴、着物買取業者を利用するメリットを紹介
佐藤昭人の着物を売却したいです。いくらになりますか?
拝見してからの判断となりますが、極端に状態の悪くなければ価格がつく場合はあります。まずはお電話・メールよりお問い合わせください。
祖母から譲り受けた佐藤昭人の藍染着物があります。価値はありますか?

藍の葉を発酵・熟成させた染料のことを指す天然染料・蒅(すくも)を使った染料液を使用し、徳島で染められる藍のことを「阿波藍(あわあい)」といいます。

その起源は古く、平安時代にまで遡ります。

そんな歴史ある阿波藍を受け継いでいるのが、国選定阿波藍製造技術無形文化財保持者・藍師である19代目の佐藤昭人です。

日本古来の染色技法を継承し、幾多の認定を受けた佐藤昭人によって手がけられる着物の魅力とは何でしょうか。

今回は、佐藤昭人の着物の特徴や、売却時に着物買取業者を利用するメリットなどを紹介していきます。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

佐藤昭人の人物像とは

佐藤昭人の人物像とは

佐藤昭人が生まれたのは、徳島県にて18代続く藍師の家でした。

佐藤昭人が生まれるよりずっと前、1896年に発行された「徳島県藍商繁栄見立て一覧表」には、426名もの藍商の名前が記載されていました。

しかし、生活や文化の西洋化に伴い着物の需要は最盛期に比べると激減し、また化学染料による大量生産の着物の普及も後押しし、藍に携わる人の数は減る一方です。

2008年には、阿波藍を製造する藍師は5軒となっており、危機的状況であることがわかります。

阿波藍を取り巻く環境は決して楽観視できるものではありませんが、そんな状況を少しでも救うべく、佐藤昭人は10歳の頃から祖父に藍づくりの手ほどきを受けてきました。

現在もなお、昔ながらの技法によって染色を継続しています。

取引先としては、京都の呉服屋が中心となっている一方、最近では個人客から染色の依頼を受けるケースも増加しています。

国選定阿波藍製造「文化財保持者」、厚生労働省認定 卓越技術者「現代の名工」といった錚々たる賞が並ぶのは、やはり600年以上続く技法を大切に、忠実に守っているからこそでしょう。

化学染料を用いた偽の藍染が氾濫する中、実直に「天然灰汁発酵建(自然界から採れる藍のみを使い、染液を作ること)による本藍染」を守り抜く姿がここにあります。

佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物の特徴は?

佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物の特徴は?

佐藤昭人が手がける阿波藍の着物には、一体どういった特徴があるのでしょうか。

具体的な魅力についてみていきましょう。

天然素材100%

佐藤昭人が手がける阿波藍の素材は全て天然のものです。

佐藤昭人が手がける阿波藍の素材は、絹・麻・木綿・皮・石・和紙といった天然のものです。

さらに徳島のすくも・木灰・石灰・日本酒・ふすま(小麦の外皮)を使用し、徹底的に化学的な素材を避け、伝統に忠実な染めを行っています。

色移りのない色あざやかな藍

「青は藍より出でて藍より青し」との言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

「草の藍から抽出された青は、藍そのものよりも青い」という意味であり、転じて弟子が師よりも優秀であるということです。

佐藤昭人が手がける阿波藍は、まさに本物であり、一目見た人は誰もが心が奪われるといっても過言ではありません。

また、藍は色移りすると誤解している人もいますが、本物の阿波藍は色移りや色落ちといった現象は一切起こりません。

何代にも渡って末永く美しく愛用できる着物です。

佐藤昭人の着物や帯の買取相場は?

佐藤昭人の着物や帯の買取相場は?

近年に取引された佐藤昭人の着物・帯の買取相場を見ると1万円前後となっています。

ですが、相場価格はデザインや地色の流行や需要の有無などによって大きく変動しますので、あくまでも目安としてください。

また、裾切れ(着物の裾の裏地が破れている状態)を起こしていたり、黄ばみや汚れが目立っていたりすると、作品の美しさが損なわれるため買取価格が下がります。

自宅のたんすに眠っている佐藤昭人の作品があれば、今以上の価値を落とさないためにも早めに査定に出した方が良いですね。

佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物を売却したい!それならまずはバイセルで買取依頼を!

佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物を売却したい!それならまずはバイセルで買取依頼を!

今お持ちの佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物をどうすればいいのか、どこに買取依頼すれば良いのかお悩みではありませんか。

「買取業者はどれも同じ」と思ってしまうことは早まった判断です。

理由としては、業者が専門的に着物を取り扱っていないこともあるからです。

その場合、知識や経験が乏しい可能性があり、正確な査定が期待できません。

売却先にお悩みであれば、ぜひ着物買取業者であるバイセルの査定・買取をご利用ください。

バイセルは、着物買取に詳しい査定知識と高価買取の実績に多大なる自信を持っています。

まずは手持ちの着物の買取価格の目安が知りたい…という方は、電話やメールにて簡易査定をお申し込みください。

「出張買取価格満足度」「出張買取顧客満足度」「安心して利用できる出張買取サービス」各部門で1位を獲得(市場調査会社の調査結果)していますので、安心して査定をご依頼いただけます。

佐藤昭人が手がけた阿波藍の着物の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にバイセルまでご相談ください。