【誉田屋源兵衛の買取】帯や着物の買取相場と高額買取のコツ

2024.01.17

着物買取 コラム
【誉田屋源兵衛の買取】帯や着物の買取相場と高額買取のコツ
誉田屋源兵衛の帯を持っています。いくらになりますか?
保存状態や種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖母から誉田屋源兵衛の着物と帯を譲り受けました。価値ってありますか?

誉田屋源兵衛は、初めて聞くと人の名前のようですが実は老舗の帯問屋兼メーカーで、「帯と言えば誉田屋源兵衛」という人がいるほど、古くからファンが絶えない名店です。

由緒あるが故に、誉田屋源兵衛の帯を買い取ってもらうにも値段が気になりますよね。

この記事では有名である帯はもちろんのこと、帯締めや草履の相場もご紹介いたします。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

誉田屋源兵衛とは

【誉田屋源兵衛の買取】帯や着物の買取相場と高額買取のコツ

誉田屋源兵衛の歴史

漢字が多くて読みづらいですが、読み方は「こんだやげんべえ」です。

創業は1738年、京都・室町で280年を超える老舗の帯問屋で、元文年間(1736~1740年)に、初代・矢代庄五郎によって、誉田屋源兵衛の前身である南矢代誉田屋を創業したのが始まりとされており、伝統的な技術と現代的なセンスが融合された高級帯を生産しています。

明治元年(1868年)に6代目・矢代庄五郎から、京都出身の山口源兵衛が7代目を継承して初代誉田屋源兵衛を名乗りました。

現社名の「株式会社 誉田屋源兵衛」は、これが由来になります。

誉田屋源兵衛のコンセプト

誉田屋源兵衛は、伝統的な技術を高めつつも、常に新しい帯の在り方を追求することをコンセプトとしており、現代表の十代目・山口源兵衛は、革新の精神をもって着物業界に作品を常に発表しています。

「卸ばかりではなく、自分がイメージしたものを大切にする物づくりの問屋にしたい」という思いがあり、1980年に襲名後、全国から貴重な原始布を集めて次々と帯を作り出しています。

また、誉田屋源兵衛の敷地にある竹院の間(ちくいんのま)と黒蔵(くろぐら)というギャラリーでは、帯を中心とした数々の作品が展示されています。

長屋を改装し、黒を基調としてつくられた美しい景観は、洗練された雰囲気で帯を鑑賞する際に胸が躍ります。

加えて、京都を舞台にして開催される国際的な写真イベント・KYOTOGRAPHIE(きょうとぐらふぃー)は、京都市内にある歴史的な建造物など複数の会場で展示が行われますが、竹院の間と黒蔵は毎年KYOTOGRAPHIEで展示会場として使われており、その風光明媚な佇まいは国内外問わず見学者に人気です。

「どうしたら人々の目に帯が美しく見えるのか」という探求心と想像力が、帯や着物だけではなくこれらの建物にも表れているのです。

誉田屋源兵衛の特徴

【誉田屋源兵衛の買取】帯や着物の買取相場と高額買取のコツ

誉田屋源兵衛の帯はどれも一流品で、正装や礼装に使えるものが多く、柄も格子や幾何学模様などの定番はもちろん、ダイナミックで鮮やかな花や草木、リアルで精巧な金魚や鳥のデザインなど様々あります。

糸に金箔やプラチナ箔を使用して制作された帯もあり、人の目を引く華やかさもあり魅力的です。

誉田屋源兵衛の帯といえば小石丸の繭が有名

誉田屋源兵衛の帯は小石丸の繭(こいしまるのまゆ)を使用していることで有名です。

小石丸とは蚕の品種の1つで非常に細い糸で、張りが良い・美しいつやが出る・毛羽立たない・軽い・柔らかい・薄いのに暖かい・しなやかなど、大変優れた特徴があります。

ですが、あまりにも繭糸量が少なく糸も細いため希少で高額となってしまい、「幻の絹」として長らく着物業界から姿を消していました。

山口源兵衛氏は小石丸の繭を使った絹織物の復興を目指し、その糸素材を用いた帯の製作にも積極的に取り組みました。

彼の作品の多くには小石丸の繭の糸が使われており、独特の手触りや見た目も人気となり、見事に復興を遂げました。

また近年では帯問屋の枠に留まらず、世界的な画家である松井冬子氏と企画した着物と帯の展覧会を開いたり、ファッションブランド・ユナイテッドアローズとタッグを組んで、着物と男性用の浴衣をショーで発表したりもしています。

着物業界だけでなく、他の業界ともコラボレーションすることで、着物や帯に新しい価値を見出しているのです。

ただの帯の卸問屋の域を超えて活躍している誉田屋源兵衛の新しい世界観は、日本だけでなく海外からも注目されており、ミラノやパリから有名デザイナーが数多く誉田屋源兵衛を訪問しています。

誉田屋源兵衛の帯は世界中にファンがいるということですね。

誉田屋源兵衛の買取相場っていくら?

誉田屋源兵衛の買取相場っていくら?

誉田屋源兵衛の着物・帯の買取価格は、過去の着物買取市場での事例を見ると3万円前後となっています。

もちろん、新品未使用や美品であれば、より高額で買い取ってもらえる可能性があります。

しかし、帯に締め跡や強い匂いが残っていたり、シミなどで変色していたりすると、価値が下がるので高値での買取は難しくなる場合がありますので注意が必要です。

誉田屋源兵衛の着物・帯をはじめ和装品は、全般的に手入れせずに放っておくとどんどん状態が悪くなるので、悪化する前に査定に出しましょう。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

誉田屋源兵衛を高値で売るコツとは?

【誉田屋源兵衛の買取】帯や着物の買取相場と高額買取のコツ

厳選した海外の野蚕や希少価値の高い糸を使うことへのこだわり、着物業界の枠に捕らわれない幅広いデザイン性、伝統を大切にした高い技術力などが魅力の誉田屋源兵衛の帯は保存状態が良ければ、何年経っても綺麗に使えるため非常に人気が高いです。

ただ、ずっと使わないのであれば、たんすにしまい込んであるのはもったいないです。

虫に食われたり、糸がほつれたりするなど、時間の経過とともにどんどん状態は悪化していくので、「これからもう着る予定がない」「譲ってもらったけど何年も着ていない」という帯があれば、すぐにでも買い取ってもらったほうが良いでしょう。

もちろん新品未使用や未開封の着物や帯は、高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。

「売れるか分からないけど、とりあえず買取価格が知りたいから査定だけしてほしい」という場合でも、着物買取のバイセルなら無料で査定を行ないます。

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