【オパール買取】どんな宝石?知っておきたい相場や高額査定の秘訣!

オパールは10月の誕生石として知られ、「虹色石」とも呼ばれる神秘的なカラーが魅力です。
日本にもファンが多く、世界的に見ても日本国内の市場は大きく流通数も多いため、オパールをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事ではオパールの特徴、産地、そして買取相場や査定時のポイントをご紹介します。
オパールの買取相場

オパールの買取相場は種類によって大きく変わり、最も買取相場の高い傾向にあるのがブラックオパールです。
ブラックオパールの中でも、赤班が見られるものは特に買取相場も高く、カラット数や色のバランスによっては数十万円からで、条件によっては100万円を超える額で買い取られることもあります。
オパール以外にも保存状態が良いと買取相場が上がりやすい
オパールは傷、凹み、汚れ、欠けなどの状態が悪いと、どれだけ高価なオパールでも買取相場が下がってしまいます。
査定前に少しでも価値を上げるために汚れがあったら拭いておきましょう。
また、傷や凹みなどの自力で直すのが難しい部分は、無理に直さずにそのまま査定に出すことをおすすめします。
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オパールは保存状態が良くて人気の色は高く売れる可能性が十分にあります。
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オパールの査定基準について

オパールの査定基準は非常にわかりやすい項目が多いので是非一度確認してみてください。
遊色効果
遊色効果は激しいほど価値が高くなります。また、角度を変えたときの反射具合などでも査定額は上下します。
色
色はブラックに希少価値が高く付いています。これは採掘できる場所が特定の場所に限られてしまうからです。
また、メキシカンオパールのオレンジも人気があります。特に透明感があり、緋色のような遊色効果が激しいものは価値が高くなる傾向があります。
内包物
内包物とは、オパール内の不純物のことです。ダイヤモンドなどの他の宝石と同様ですが、砂や石膏などが入っていると宝石の価値が低くなってしまうことがあります。
オパールってどんな宝石?

オパールの歴史は古く、古代ローマ時代にはすでに宝飾品として珍重されていたという記録が残っています。
水分を多く含み、遊色効果の特性を持ったオパールは、含有物によってカラーや輝きが変わります。
この性質に魅了された宝石コレクターも多く、古くから人気の高い宝石です。
以下では、産地や特徴に触れながらこのオパールという宝石の人気の秘密をご紹介します。
オパールの持つ“遊色効果”とは
遊色効果(英名=Play of Color)とは、オパールの光の当たり方や反射角度によって、虹色に輝く性質です。
物質に光が入ったとき、内部の結晶構造や粒子配列によって、分光された光が多色の乱反射を起こします。
オパールは遊色効果を持つ鉱物の代表例ですが、最近ではラブラドライトや真珠などのイリデッセンスもこの遊色効果に含めるという見方も主流となっています。
遊色効果はオパールの買取相場を決定する大事な要素
オパールにある「遊色効果」は買取相場を決定する上で重要な要素です。
ホワイトオパールやメキシカンオパールなどの買取相場は、赤色の「遊色効果」が強いものが高くなりやすいです。
オパール愛好家は、のっぺりとしたかすかな遊色効果よりも、鮮やかで大胆な輝きを作り出す遊色効果を好みます。
遊色効果は、ブラックオパールの買取相場が高い理由にもなっており、白背景に遊色するよりも、黒背景に遊色が見られるほうがより鮮やかに見えるからです。
オパールの産地
オパールの産地はオーストラリアとメキシコが有名です。
最も産出量が多い国はオーストラリアで、市場に出回っている約97%のオパールを占めています。
また、エチオピアでも鉱脈が発見されて市場にも出回るようになりました。
この三ヶ国以外ではブラジル、ペルー、インドネシア、そして福島県でも採掘が行われています。
宝石の市場では、オーストラリアとメキシコ産のオパールは良質だと高い評価を受けており、不動の地位を築いています。
また、オパールには「火山性」と「堆積性」と呼ばれる分類があり、性質や特徴が違います。
エチオピアやメキシコで採れるオパールは「火山性」に属し、オーストラリア産のオパールは「堆積性」に属します。
オパールは産地によって異なった特徴があり、宝石の買取においても価値は変わります。
以下で代表的なオパールの種類についてご紹介します。
オパールの種類
ここではオパールの一大産出国、オーストラリア産オパールの中から代表的な三種類、そして宝石の買取でも人気のメキシコ産オパールについてご紹介します。
ホワイトオパール
主にオーストラリアのクーパーペディ、ミンタビーにおいて産出されるオパールです。
別名「ライトオパール」と呼ばれ、日本のオパール市場では最も人気のある種類で一般的といえます。
輝きによって名称が変わり、内部が虹色に輝く遊色性のあるものは「プレシャスオパール」、輝きがないものは「コモンオパール」と呼ばれます。
ホワイトオパールは名前の通り白地の宝石で、優しい風合いが魅力のオパールです。
オパールといえばホワイトオパールをイメージする方がほとんどで、これは産出量も多く価格も手ごろなため、比較的身近であるからだといえるでしょう。
ブラックオパール
オパールの中で最も価値の高いオパールがこのブラックオパールです。こちらも遊色性を持ったオパールになります。
ブラックオパールの名前の通り、地色は黒色で、赤色の遊色の割合が高く、他の6色が石全体に遊色しています。
含まれる色の割合で評価は異なり、赤>橙>インディゴライト>紫>緑>青の順番で価値が変動します。
中でも地色が濃く、赤い模様が入ったものは「レッドインブラック」と呼ばれ希少価値も高いため、ブラックオパールの中でも最高の評価を得ています。
ボルダーオパール
個性的な色合いが魅力的なオパールです。ブラックオパール同様、産出量が年々減少しており非常に高額で取引されているオパールです。
カラーは、特定の色を持っておらず、幅広い遊色効果から生み出される独特輝きが多くの宝石ファンを魅了しています。
また、模様によってさらに4種類に分類されます。
「クリスタル・ボルダー」「ブラック・ボルダー」「ボルダー・マトリックス」「ヤワ・ナッツ」の4種類です。ここに関しては経験豊富な査定員でないと見分けがつかないほど僅かな違いです。
買取に出せば高額買取が期待できる逸品でもありますので、お持ちの方は価値を把握する上でも是非一度査定を受けることをおすすめします。
メキシカンオパール
メキシコ産のオパールは、別名を「ファイヤー・オパール」といい、純度の高い赤色が魅力のオパールです。
ブラックオパールやホワイトオパールにおいても、赤色の発色はオパールの価値を高める材料ですが、このメキシカンオパールは特に赤色の発色が出やすくて美しいものが多いようです。
カラーは地色が、赤・ブラウン・オレンジの三種類で、石によって透明度も異なります。
またメキシカンオパールにも遊色性があり、地色が赤のみのものをファイヤーオパールと呼び区別することもあるようです。
純度の高い赤色は希少価値も高く、ブラックオパールにも引けを取らない高額で取引されることもあるようです。