アメジストの買取相場や売却時の注意点を紹介します

アメジストは、2月の誕生石でもありパワーストーンとしても人気があります。
アクセサリーや厄除け・魔除けの鉱石としてクラスターを自宅に置いている人もいるでしょう。
趣味が変わったなどの理由で、アメジストのジュエリー、クラスター、パワーストーンを買取に出そうかと悩んでいる人はいらっしゃいますか?
今回はアメジストの買取について、相場価格や売却方法、買取に出す際の注意点などを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
アメジストとは

アメジストは紫水晶とも呼ばれるように水晶(クォーツ)の一種で、深みのある重厚な紫色をしています。
紫色と言ってもピンクに近いものから淡いライラック色、褐色や灰色がかったものや、濃い紫色までバリエーションが豊富です。
主なアメジストの産出国はブラジル・ザンビア・ウルグアイで、他にもインド・スリランカ・南アフリカ、さらに宮城県・鳥取県でも採掘されます。
また、アメジストは、古代ギリシャでは魔除けや怪我から身を守る効能を持つ石として重宝され、アクセサリー以外にパワーストーンとしても愛用されています。
宝石言葉は「誠実・心の平和・高貴」とされており、パワーストーンの効能は「真実の愛を守る」など、愛情の安定と持続を担うものとされることが多いです。
2月の誕生石としても知られており、誕生月の宝石を身に着けると幸運を呼んでくれたり災いから身を守ってくれるようです。
アメジストが紫色になる理由
アメジストが紫色になる理由は、本来は透明な水晶に不純物(鉄イオン)が混入するからです。
水晶に混入した微量の鉄イオンが放射線に晒されると、元素の配列に変化を与えて紫の発色が発生します。
ちなみに水晶は、母岩と呼ばれる岩石の上に「クラスター(水晶の集合体)」となって生成されます。
母岩の中に空洞が生じて、その内側にアメジストの結晶がびっしりと発生している状態を「アメジストドーム」と呼びます。
こうした形で発生したアメジストを切り出し、変形、研磨などの加工を施して、アクセサリーにします。
アメジストの買取相場について

アメジストの買取相場はダイヤモンド、ルビー、エメラルドなどの主要な宝石と比べるとそこまで高くありません。
ただし、明度が高くて色の深いアメジストや、10カラットを超える特大サイズだと、他の宝石を凌ぐ希少性が見込めるでしょう。
他にも保存状態の良し悪しや、産出国ごとに違う色味も査定金額に影響します。
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指輪の土台やネックレスのチェーンやトップに、金やプラチナが使われていたら高い査定金額になる可能性があります!
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アメジストアクセサリー別の買取相場は?
アメジストはジュエリー、ドーム、パワーストーンなど様々な形で人気を博しています。
その中でも、アメジストのアクセサリーをお持ちの方が多いでしょう。
アメジストはネックレスと指輪に用いられることが多いですが、買取相場はいくらくらいなのかをご紹介します。
ネックレスの買取相場
アメジストは単体の鉱物・宝石としての価値はあまり高くない傾向があります。
そのため、アメジストのアクセサリーの買取相場に影響があるのは、土台に使用されている素材がほとんどです。
ネックレスの買取相場は、おおむねチェーンの原材料によって決まります。
金、銀(シルバー)、プラチナを代表に、チタン・ステンレスなどがネックレスのチェーン部分によく使われます。
また、ダイヤモンドをあしらっている非常に華美なチェーンもあります。
金、銀、プラチナ、ダイヤモンドは、貴金属や宝石として価値が高いので買取相場を上げる大きな要因です。
チェーントップのアメジストには傷や汚れがなく、高価な貴金属を用いた保存状態の良いネックレスであれば、数万円~の買取価格が期待されます。
さらに、カルティエ・ブルガリ・ティファニーなど、誰もが高級ブランドと認知しているブランドのジュエリーなら買取相場が上がる要因になるでしょう。
指輪の買取相場
指輪の場合もアメジストの質の良し悪し以上に、土台やリング部分に使用している貴金属の種類・品位(含有率)・重さが、査定金額に大きく影響します。
一般的に、K18の金ネックレスの重量は約50g前後であり、指輪は約3g前後であることが多いです。
そのため金の使用量に比例して、指輪の買取相場はネックレスにやや劣る傾向にあります。
査定に出す前にはアメジストの質や価値以上に、リング部分やチェーン部分の素材と重量を調べて、売りたい品物の買取相場を大まかに把握しておきましょう。
クラスター・ドームなどの買取相場
クラスター、アメジストドームなど原石に近い形態の場合は、大きさ・重量・透明度・紫色の濃淡などで査定金額が決まります。
さらに、鑑定書などに採掘された場所や時期があるなら、重量や大きさに応じて数万円の査定金額になる場合もあります。
アメジストの買取はどこに依頼するべき?

アメジストの買取方法は以下の3つがあります。
・質屋
・リサイクルショップ
・専門の買取業者
どのような業者に買い取ってもらうのがベストな方法かを簡単に説明します。
質屋
実店舗数が多い質屋は、ジュエリーでも原石に近いものでも査定に応じてもらえる可能性は高いでしょう。
ただし、質屋は品物を預けてお金を借りられる業者です。
品物を預けてお金を借りて利息を足した金額を返済したら、品物が返ってくる仕組みです。
お金を借りたいときには便利ですが、アメジストを含む宝石に詳しい査定員が常駐していない店舗もあります。
ですから、買い取ってもらうことが目的であれば、ジュエリーに詳しい査定員が常駐している買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
リサイクルショップ
質屋と同じようにリサイクルショップは店舗が多いものの、宝石の専門知識を持っているスタッフが常駐しているとは限りません。
高価なアメジストのジュエリーではなく、販売価格が安い小さな原石やアクセサリーなら、日用品を売る感覚でリサイクルショップに買い取ってもらうと良いでしょう。
専門の買取業者
質屋やリサイクルショップと違って専門の買取業者は、宝石や原石となる鉱物への専門知識を持っている査定員が常駐しています。
専門の買取業者は、ほとんどの宝石が査定対象なので、高価なアメジストのアクセサリーを査定をしてもらうにはとてもおすすめです。
ただし、クラスターは査定対象品かどうかは業者によって違うので、ホームページや電話で確認しておきましょう。
買取方法が選べて、査定に関わる手数料が無料
また、専門の買取業者の多くは「出張買取」と「無料査定」を行っています。
「出張買取」は査定員が利用者の自宅に訪問して、品物の査定して利用者が納得したら買取金額を受け取れるサービスです。
出張買取は、査定員が自宅に来てくれるので、店舗に足を運んだり品物を梱包の手間が省けます。
体力に自信のないご高齢の方や子育てで手が離せない方にとって便利です。
「無料査定」は、査定~買取まで費用がかからないうえに、査定金額に納得できなくてキャンセルしても料金を請求されません。
質屋、リサイクルショップ、専門の買取業者との違いを知ったうえで、自分に合った方法で査定に出すことがベストです。
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アメジストのアクセサリー、クラスター、ドームも買取対象です。
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