【宝石買取】鑑定書・鑑別書・保証書は買取に影響する?

2024.02.05

宝石買取 コラム
【宝石買取】鑑定書・鑑別書・保証書は買取に影響する?

宝石の「鑑定書」や「鑑別書」「保証書」が見つからないために、買取を諦めてはいないでしょうか。

確かに鑑定書や鑑別書は買取においては重要な付属品ではありますが、無くとも買取をしてくれる業者は多数存在します。

しかし、付属品の有無は少なからず買取額に影響するのも事実です。

ではどの程度、買取において上記の証明書類は重要なのか、それぞれの証明書に記載されている内容などの解説を交えながらご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

 
 

鑑定書と鑑別書は全く別物

鑑定書と鑑別書は全く別物

宝石買取で重要な役割を担う鑑別書と鑑定書は、言葉は似ていますが全く違った内容が記載されています。

まずは2つの証明書の違いについて詳しくご紹介していきます。

鑑定書はダイヤモンドだけに発行される品質評価表

鑑定書にはダイヤモンドの品質を評価した鑑定結果が記載されています。

正式名称は「ダイヤモンドグレーディングレポート」といい、鑑別書とは全くの別物です。

正式名称の通り鑑定書はダイヤモンドのみに付属する証明書で、ダイヤモンドの品質評価が記載されています。

品質評価には「4C」と呼ばれる評価制度が採用されており、ダイヤモンドごとの価値が明確に分かるようになっています。

4Cは以下4つの評価項目の頭文字が由来になっていて、専門機関によって判断されているため、信ぴょう性の高い証明書となっています。


・カラット(重量)

・カット(輝き)

・カラー(色)

・クラリティ(透明度)


また鑑定書はダイヤモンドジュエリーを購入した際に付属しているのが一般的ですが、紛失してしまった際などには、鑑定機関に持ち込めば個人でも鑑定書を発行してもらえます。

鑑別書には宝石の物質などが記載されている

鑑別書には宝石の物質などが記載されている

ルビーサファイア、ダイヤモンドなど全ての宝石に発行される鑑別書には、宝石の名前や種類などが記載されています。

具体的には鉱石名や宝石名をはじめ、宝石のカット形式や屈折率などが書かれていて、科学的な分析・検査の結果内容となっています。

鉱石名とは、生物学上で呼ばれている宝石の名称で、例えばエメラルドは生物学上ではベリルと呼称します。

鑑別書があれば合成石・模造石であるかも判別できるため、正真正銘の天然石であることを証明する証拠にもなります。

ちなみ「鑑別」とは、宝石の種別や起源、処理の方法などを調べることを意味していて、鑑別書自体は、宝石の品質を評価するものではありません。

また人工的に作られた宝石のクオリティは年々向上しており、傍目では天然石か人工石なのか判別が難しいため、鑑別書に書かれている情報は買取業者にとっても重要な役割を担っています。

鑑定書や鑑別書が無くても買取してもらえる?

鑑定書や鑑別書が無くても買取してもらえる?

冒頭でもお伝えした通り、たとえ鑑定書や鑑別書が付いていない宝石であっても、多くの業者が買い取ってくれます。

ただし、鑑別書や鑑定書の有無は買取額に大きく影響するのも事実です。

ルビーやエメラルドを謳う模造石のクオリティーも年々上昇しており、真偽を見極められる優秀な鑑定士も限られます。

買取業者によっては鑑別書・鑑定書があることで買取額がグッと上がる可能性があるため、持っている場合は忘れずに査定に出しましょう。

ちなみに鑑別書と鑑定書は購入時だけではなく、自身で鑑別機関に依頼をすることで鑑別・鑑定のうえ発行してもらえます。

もちろん発行に伴って費用・時間は掛かってしまうので、その点は留意しておきましょう。

買取業者によっては鑑別書・鑑定書の発行費用以上に買取額のアップも期待できますが、必ずとは言い切れません。

そのため、まずは買取業者に問い合わせをして付属品がどの程度プラスの評価になるのか、聞いてみるのがおすすめです。

「少しでも損をせずに宝石を買い取って欲しい」「時間に余裕がある」という人は、改めて鑑定書や鑑別書を発行するのも考えてみてはいかがでしょうか。

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保証書とは何が違う?

保証書とは何が違う?

多くの製品に付属している保証書は、宝石においてどのような役割を担っているのでしょうか。

ここからは、宝石への役割についてご紹介します。

また、買取において保証書の有無はどのくらい重要なのかも解説していきます。

保証書の役割

鑑定書・鑑別書とは別に、保証書が宝石には付属しています。

保証書とは、宝石の販売店が製品の品質を保証することを示している証明書です。

販売店や各ブランドが独自に発行しており、記載されている内容や保証内容などに違いがあります。

例えば保証期間内であれば紛失や盗難、製品の欠陥などのトラブルに対して無償・低負担で対応してくれます。

保証期間が過ぎてしまえば保証サービスは受けられませんが、買取に出す際はたとえ期限が過ぎてしまった保証書であっても、一緒に査定士にみてもらいましょう。

保証書には「購入店」や「購入日」などが記載されており、本物の宝石であることを証明する証拠になるためです。

有名ブランドの保証書は特に大切

有名ブランドの保証書は特に大切

特に有名ブランドジュエリーに付属する保証書は、正真正銘のブランド品であることを示してくれるため、買取業者によっては査定額アップも期待できます。

例えば日本でも人気が高いカルティエやブルガリなどは偽物も多く流通しているため、買取業者にとって保証書は査定時に真偽を見極めるための判断材料になります。

一般的に保証書は再発行ができませんが、無くとも買取業者の多くは査定を受け付けてくれますので心配は無用です。

ただ買取業者によっては買取に不可になってしまう可能性もありますので、もしも保証書を無くしてしまっている場合は、「保証書なしでも宝石を買い取ってもらえるか」を買取業者に質問してみましょう。