
プラチナの結婚指輪は、高値買取が可能ということをご存じでしたか?
離婚して不要になったからといって、結婚指輪を捨ててしまうのはもったいないことです。
今回はプラチナの結婚指輪を高く買取ってもらうための方法についてご紹介します。
目次
プラチナの結婚指輪が不要になるとき
結婚するときにペアで買う結婚指輪。購入の際の平均的な価格は1つ10~20万円と言われています。
なかには20万円以上の結婚指輪を買うカップルもいて、それが2人分となれば、高い買い物であることは間違いありません。
素材はプラチナがもっともポピュラーで、シンプルで飽きのこないデザインのものが人気です。
しかし、いまはおよそ2分に1組のペースで夫婦が離婚しているといわれる時代です。
何かしらの理由で離婚することになれば、その指輪は左手薬指から外すことになります。
離婚のための調停が長引いたり、別居期間があったりしたという人は、すでにそのあいだに指輪をつけるのをやめてしまっているかもしれません。
いずれにしろ、買ったときには思い入れのあった結婚指輪でも、離婚が成立すれば逆にわずらわしい存在にもなります。
そもそも結婚指輪は結婚していることの証しとして身につけるものなので、離婚後はもう必要のないものとなります。
結婚指輪のそれぞれの処分方法
問題は不要となったプラチナ製の結婚指輪をどうするかです。
実際、プラチナ製の結婚指輪が不要になった人はその後、結婚指輪をどのように処分しているものなのでしょうか。
以下で見ていきましょう。
ごみとして捨てる
ある貴金属店の調査によると、離婚後における結婚指輪の処分の仕方として、全体の半数以上を占めていた答えは、「捨てた」というものだったそうです。
燃えないごみに出したという人もいれば、海に投げ捨てたり、公園などに埋めてしまったりしたという人もいるとか。
離婚の原因にもよるのでしょうが、怒りに任せて、あるいはきれいさっぱり忘れたいからといった気持ちで結婚指輪を捨ててしまうという人は案外多いようです。
もとの配偶者に返す
これは多くの場合、結婚指輪を購入したのが元夫だったときの行動です。
買って贈ってもらったものであれば、離婚を機に返したいという気持ちになるのは理解できますし、男性側がそれを望むケースもあるようです。
ただし、法律的にいえば、結婚指輪は婚姻の証しとして授受される一種の「贈与」です。
よく「無償贈与」という表現をされますが、この贈与された物品というのは、実際に結婚をしていたのであれば、返却の義務、あるいは代金を支払う義務は生じません。
つまり、返すという選択はもらった側の自由ということです。
このことは結婚指輪だけでなく、婚約指輪の場合も同様で、結婚が成立していた事実があれば、通常は返却の義務はありません。
リフォームする
プラチナ製の結婚指輪は、溶かして他のアクセサリーにリフォームすることもできます。
ただし、結婚指輪を離婚後にリフォームしてつけるのは抵抗があるという人もいるでしょう。
貴金属の買取業者に売る
上記に挙げた方法以外にも、結婚指輪を売ってお金にする人が多いです。
結婚指輪は古くなってもプラチナやダイアには価値があるので、現金に換えられます。
売れるものを捨ててしまったり、死蔵させたりするのはもったいないです。
貴金属やジュエリーについての知識・経験が豊富な査定員がそろっています。
プラチナやダイヤの価値、刻印がある指輪でも適切に査定金額を見積もってくれます。
着用しなくなった結婚指輪など、プラチナアクセサリーをご自宅に眠らせたままにしていませんか?
サイズが入らなくて引き出しにしまったままになっている結婚指輪はありませんか?
結婚指輪に使用されているプラチナ素材は近年の経済不安の影響でさらに価値が値上がりしており、眠らせたままにせず価値が上がっている今こそ現金化をおすすめします。
バイセルならダイヤ、プラチナの指輪を多数買い取っていますので、売却をご検討であれば迷わずお問い合わせください。
質屋
質屋とは、利用者が持参する品物を担保にしてお金を貸し付ける金融業者です。
ただ、借金とは異なり、品物を担保にしているので、期限内にお金を返せば品物が返ってきます。
また、貸付にあたって審査を受けることもありません。
お金を借りたいときには便利ですが、最初から結婚指輪を売却したいという場合にはあまり向きません。
質屋における質預かり額と買取額は同じです。
預ける際にはきちんと査定してくれるものの、多くの場合は有名ブランドものなど商品としての価値を基準に査定されます。
ブランド性の高くない通常の結婚指輪は、購入価格の10分の1程度になってしまうので、それならプラチナの公表価格を基準に査定してもらうほうが有利です。
質屋に売るなら、少なくともプラチナの公表価格をベースとした査定をしてくれるところを探すべきでしょう。
リサイクルショップ
リサイクルショップも同じように、指輪は商品としての価値をもとに査定される傾向が強いといえます。
リサイクルショップのなかにも結婚指輪に関する良心的な査定を行っているところはあるようですが、公表価格をベースにした査定が行われない場合、いくらプラチナと言えど高価買取とはいかないこともあるようです。
また、査定員が貴金属やジュエリー査定に関する知識・経験を持っておらず、適切な価格で買取ってもらえない可能性もあります。
プラチナの結婚指輪の買取相場
プラチナ製の結婚指輪は、高い値段で買取ってもらえる可能性があります。
持っている結婚指輪にイニシャルなどの刻印が入っていたり、多少の傷があったり、歪んでいたりしても、気にする必要はありません。
プラチナの指輪は溶かして地金にできるので、問題なく売却できます。
なかには、購入した結婚指輪が高級ブランドのもので、そのブランド性やデザインが評価されて高く売れるというケースもあります。
とはいえ、そうでなくても、プラチナ製の結婚指輪は、貴金属の一種であるプラチナという素材そのものの評価によって買取ってもらえます。
特に近年は、プラチナや金などの貴金属の資産価値が高まり、価格が上昇しています。
この相場上昇の傾向によって、高価買取をする業者が増えているとも言えるでしょう。
プラチナの結婚指輪の査定基準は?
プラチナ製の結婚指輪の買取査定は、おもに以下のポイントを見て行われます。
プラチナの価格相場
素材としてのプラチナの価格は、新聞の商品面や市況面、テレビ、インターネットなどで毎日発表されています。
発表されるのは「小売価格(購入価格)」と「買取価格(売却価格)」で、この2つを合わせて「公表価格」などと呼ばれます。
公表価格はほぼ毎日変動しています。
良心的な価格での買取を行っている業者では、このプラチナの公表価格をベースとして、結婚指輪の査定を行っています。
結婚指輪は基本的にどんなサイズの指輪でも買取ってもらえますが、当然、グラム数の重い結婚指輪のほうが買取価格は高くなります。
プラチナの純度
結婚指輪のプラチナには、大まかに分けて「Pt900」「Pt950」「Pt1000」などの種類があります。
Pt1000は100%プラチナであることを意味しますが、実際の純度は99.9%です。
ただ、Pt1000の指輪は強度が弱く、やや黒みのある白色になるため、結婚指輪にはそれほど多くは用いられません。
一方、強度を強く、より白色に近づけるためにパラジウムなどの金属を混ぜて作るのがPt950やPt900の指輪で、結婚指輪ではこれらが主流です。
プラチナの価格は純度が高いほうが高くなり、種類ごとに公表価格が発表されています。
プラチナの種類は指輪の内側に刻印されていることが多いので、一度確かめてみてはいかがでしょう。
いつ売るべき?結婚指輪の売却のタイミングについて
結婚指輪はいつどんなタイミングで売却するべきなのでしょうか。
プラチナの公表価格が上がっているときに売る
結婚指輪はいつどんなタイミングで売却するべきなのでしょうか。
「公表価格が上昇しているときを狙う」というのもポイントになり得ます。
プラチナの価格は安定しており、インフレなどにも強いと言われているため、相場の変動をそれほど気にする必要はないでしょう。
離婚直後ではなく、気持ちが落ち着いた頃に売るのがベスト
結婚していた相手に非があって不本意な離婚をした場合は、結婚指輪を一刻も早く処分してしまいたいと思うものです。
しかし、離婚が成立した直後や引っ越しなどでバタバタしている時期に結婚指輪を売ろうと考えると、多くの人は冷静な判断をしなくなってしまいます。
査定価格が安くても、手近なリサイクルショップに売ってしまいかねないからです。
そのため、余裕のない時期に結婚指輪を売却するのはおすすめできません。
離婚後しばらく経って気持ちも生活も落ち着いたころに、売却先を探した方が賢明な選択ができます。
また、かなり前に離婚して指輪を保管したままになっている人は、いまならしっかりと査定してくれるところを探して売ることができるはずです。
おわりに
プラチナの結婚指輪は高価買取してもらえるということを理解していただけたでしょうか。
売りたいと思ったときは、安易に選んだお店に持っていくのではなく、公表価格をもとにした査定をしてくれる業者を探して利用してください。
傷のついた指輪でも、歪みのある指輪でも大丈夫。
しっかりとした業者なら適正な価格で買取ってもらえますよ。