ロレックスの修理費用はいくら?買取前に修理に出した方が良いの?

2024.03.04

時計買取 コラム
ロレックスの修理費用はいくら?買取前に修理に出し方が良いの?

愛用しているロレックスの売却を検討しているなら、修理(オーバーホール)に出してからの方が高く売れそうと思っているかもしれません。

「ロレックスは定価が高いから修理費用も高いのでは?」「査定前に修理に出したほうが良いの?」とお困りの方に、本記事では修理に出すタイミング、査定前の修理の必要性、修理費用、査定時に見ているポイントなどをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックスを修理に出すタイミングは?

ロレックスを修理に出すタイミングは?

ロレックスの修理(オーバーホール)は3年~5年に1度が望ましいです。

オーバーホールとは腕時計の分解洗浄を意味し、部品の交換やオイルの指し直しなどをします。

ロレックスは200以上のパーツで構成され、部品同士に摩擦が起きないようにパーツの役割に応じて複数のオイルを入れています。

一般的な機械式時計は3~4年でオイルの変質し始めますが、ロレックスはゼンマイの機動力が強いためオイルが変色しても針を動かし続けます。

ただし、使用期間が長いほど部品やオイルの質が劣化が進みやすくなるので、修理に出すことを検討してみましょう。

ロレックスは劣化するとどうなるの?

ロレックスは劣化するとどうなるの?

ロレックスを修理しないと時計の品質が劣化してしまい、故障や不具合を直すのに高額な修理代がかかる場合があります。

ここでは時計が劣化するとどうなるのかを簡単にご紹介します。

ゴムパッキンの劣化

ロレックスには防水性を保つためにゴムパッキンが入っています。

パッキンが劣化すると水が入り込んでしまい、時計の機構に不具合が生じてしまいます。

劣化が激しいと内部の機構にも様々なトラブルが起きている可能性が高く、修理期間と費用がかかってしまうでしょう。

オイル切れによるローター芯や部品の摩耗

また、オイルが切れてしまうとローター芯が劣化して摩耗したり折れたりします。

時計の機構と接触することで部品が削られると、カラカラと異音を発する場合があります。

お持ちのロレックスから異音が発する場合は修理に出して、オイルを入れてもらった方が良いでしょう。

時計の針が止まる

ムーブメントのオイルが切れてパーツがサビていると時計の針が止まる場合があります。

修理に出してサビているパーツを取り替える必要があるでしょう。

リューズが外れる、重くなる

リューズとは時計横にあるツマミで、時計や日付の調整をするときに使います。

時計の中でも壊れやすいパーツの一つで、リューズが部品の磨耗、オイル切れ、サビ、ゴミ詰まりなどが見られると劣化したり重くなったりします。

風防が割れる

風防は腕時計の文字盤を守る部品です。

ノーブランドの時計はプラスチック製がほとんどですが、高級ブランドの時計はガラス製です。

ロレックスの風防にはサファイアガラスが使われています。

風防が割れてしまったらケガをする場合があるので張り替えてもらいましょう。

ブレスレットが伸びる

ロレックスの腕時計には部品数が多いジュビリーブレスレットを使用しています。

ブレスレットのコマを留めるピンが摩耗するとコマ同士が緩み、ピンを通しているコマの穴が削れるとブレスレットが伸びてしまいます。

ロレックスの修理費用の相場

ロレックスの修理費用の相場

ロレックスの修理費用は業者や時計のモデルごとに異なり、一般的には技術代、交換部品代、オプションで算出されます。

正規店と修理業者のどちらに依頼をしても2万円~10万円以内に収まる場合が多いです。

修理をする部分と範囲によってでも値段は異なりますが、例えば風防はプラスチック製だと数千円、ロレックスはサファイアガラスを使用しているので数万円かかります。

ただし、ロレックス正規店の修理代は、技術代とパーツ交換のほか、ケースの素材や時計の機能が複雑になるほど値が張ります。

修理が終わるまでの期間

ロレックスの修理ではパーツを分解して、動作に問題がないかを点検し、劣化の程度に合わせて部品を付け替える作業を行います。

完了までの期間は正規店か修理業者かによって異なり、正規店だと1ヶ月以上で業者だと2~3週間かかることが予想されます。

ロレックスを売る前に修理は必要?

ロレックスを売る前に修理は必要ありません。

ロレックスは汚損や破損があると査定金額は下がりますが、高級時計の中では中古市場で価値が高騰しており、状態が悪くても高く売れやすいです。

ただし、修理に出すと思った以上に劣化が進んでいて料金が割高になってしまう場合があります。

ロレックスは修理しなくても高値で売れる可能性が高いため、そのまま売ることをおすすめします。

時計の買取実績多数のバイセルに査定のお申し込みください。

時計の修理はどんな業者に依頼すればいい?

時計の修理はどんな業者に依頼すればいい?

時計を修理に出すには、ロレックスの正規店か時計の修理業者の2つがあります。

お持ちの時計の状況と予算に応じて、どこに修理してもらうかを検討しましょう。

ここではロレックスの正規店と時計の修理業者に分けて、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

ロレックスの正規店

ロレックスを修理するには、正規店か日本ロレックスサービスセンターに持ち込む、郵送で送る方法があります。



正規店で修理をしてもらうメリットは以下が挙げられます。

●モデルに使用する部品を多く管理している

●古いモデルでも部品をスムーズに交換できる

●正規店なので時計の価値を理解してもらえるため安心して頼める

●保証期間が2年と長い

一方でデメリットは以下が挙げられます。

●修理代が高値に設定されている

●劣化していない部品を交換されてしまう

●古いモデルは部品の在庫が残っていないと修理してもらえない



ロレックスの正規店は修理代だけで5万円ほどかかり、追加で部品交換代が1~2万円ほどかかり、非常に高額です。

正規店には部品の保有期間が設けられています。

モデルの生産終了から一定期間は部品を保管しますが、保管期間を過ぎたモデルは修理できない可能性があります。

時計修理業者

時計の修理業者もロレックスを直してもらえます。



修理業者に依頼するメリットは、

●ビンテージモデルの修理に対応できる

●ビンテージの品質のまま修理してもらえる

●正規店よりも安値になりやすい



ただし、これらのデメリットがあります。

●技術が業者によって異なる

●ロレックス専門ではないと修理できない場合がある

●対応できるブランドが決まっている場合がある

●正規店よりも交換する部品が多いと修理代がかさむ

●保証期間が1年と短い


修理技術が業者によって異なり、対応できるブランドが決まっている場合があります。

どうしても修理をしたい方はロレックス専門の修理業者を検討してみましょう。